*催 し情報 ご参加ください |
◎第42回中国語スピーチコンテスト(全日本中国語スピーチコンテスト長野県大会)
中国語学習の普及と質の向上を目指し、日中両国民の相互理解と友情を深めることに寄与する目的で開催されます。
出場者募集中です。詳細は長野ラジオ孔子学堂のホームページをご覧ください。→https://nagano-koushi.com/
当日の聴講は無料です。お誘いあってお出かけください。
日時:10月13日(日)13:00~16:00 会場:信濃教育会館 講堂
◎中華人民共和国建国75周年記念、北京・河北の旅 長野県日中友好協会訪中団
中華人民共和国建国75周年を記念し、西堀正司会長を団長とする長野県日中友好協会訪中団を派遣します。北京では中日友好協会要人と会見し、友好提携先の河北省では省政府・省人民対外友好協会表敬交流、北京冬季オリンピックが開催された張家口では五輪施設参観関係者との交流などを予定しています。変貌発展する中国の今を実感し、友人の皆さんと親しく交流する思い出の旅となるでしょう。お誘いあってご参加ください。
日程:10/15~20 北京②ー石家荘①ー張家口①ー北京①
主催:長野県日中友好協会 TEL026-224-6517
受入機関:河北省人民対外友好協会 旅行業務:二十一国際旅行社
旅行代金:¥238,000円(別途ビザ手続き費18,000円がかかります)
申込締切:9月9日 参加ご希望の方には、派遣のしおりをお送りいたします。(→TEL026-224-6517、Email:jcfan@mx1.avis.ne.jp)
◎中華人民共和国建国75周年記念 講演と祝賀のつどい
中華人民共和国建国75周年を記念して、公益財団法人日中友好会館会長の宮本雄二先生を講師に迎え、建国75周年迎える中国の現状と日中関係の課題などを講演いただきます。駐中国大使をはじめ長年にわたって中国を見つめてきた先生の講演にご期待ください。
日時:11月14日(木)13:00~15:030(講演とパネルディスカッション) *終了後、祝賀パーティーを行います。
場所:長野犀北館ホテル(長野市県町)
主催:長野県日中友好協会・長野県日中学術交流委員会・長野県日中経済交流促進協議会
◎日中友好マレットゴルフ
長野市日中友好協会では中国帰国者、留学生、語学研修生などとの親睦交流を深め、会員相互の交流を深めるため第22回日中友好親睦交流マレットゴルフ大会を開催します。お誘いあってご参加ください。
日時:9月29日(日)9:00~13:00
場所:犀川第2運動場マレットゴルフ場(飯綱コース)
会費:500円(昼食代) 賞品多数*スティック、ボール準備できます。(無料)
申し込み:9月19日までに長野市日中友好協会へ申し込みください。(TEL026-224-6517担当/塩入)
長野ラジオ孔子学堂中国語講座
≪毎週2時間の学習! 月謝は3,000円!≫
◇おもてなし 中国語講座(初級): 昼の部(水)・夜の部(木)
◇日常会話中国語講座(準中級): 昼の部(木)・夜の部(木)
◇聞いて話す中国語講座(中級): 昼の部(金)
◇現代会話 中国語講座(上級): 昼の部(金)・夜の部(金)
授業見学歓迎します。ご希望の方は、事務局までご連絡ください。(TEL026-224-6517)
"言葉は相互理解と友好の架け橋"
あなたも『中国語』を学んで、中国の友人との交流を深めませんか!ビジネスにも必需の中国語、またシニアの方も生き生きと学んでいます。
長野県日中友好協会と中国国際放送局は、中国語の普及や中国文化の紹介などを趣旨とする、「長野ラジオ孔子学堂」を開設いたしました。
◎満蒙開拓平和記念館 お誘いあって参観ください!!
”前事不忘、後事之師”-前事を忘れず、後世の教訓とするー満蒙開拓団の歴史的悲劇を風化させることなく、平和への願いを 今、伝えたい。全国で最も多くの開拓団を送り出した長野県南部のこの地域に全国で唯一の満蒙開拓団に特化した記念館が2013年4月オープンしました。2016年11月7日には、天皇皇后両陛下が来館され、関係者と親しく懇談されました。2019年10月にはセミナー棟も完成しました。
*満蒙開拓団の歴史を時代の流れに沿って展示、映像や写真などを多く用いて、若い世代にも理解しやすい工夫をしています。「語り部」の話や証言映像などを視聴できます。資料閲覧用の資料研究室や喫茶コーナーもあります。お誘いあってご来場ください。
◇開館時間9:30~16:30(入館は16:00まで)
◇休館日 火曜日(祝祭日の場合はその翌日)、第2・4水曜日、年末年始等
◇入館料一般600円、小中高生300円(団体20名以上の場合はいずれも100円引き)
◇詳細は――>満蒙開拓平和記念館まで
<書籍案内>
◎『虹の架け橋‐長野県日中友好の歩みⅣ』(2000円→特価1500円送料込み)
長野県日中友好協会創立60周年を記念して『虹の架け橋-長野県日中友好の歩みⅣ』が発行されました。グラビアと60年の概況に始まり、この10年間の具体的な活動の紹介、80名に及ぶ皆さんの日ごろの友好活動や友好の思い出の寄稿、年表などが掲載されています。ご一読ください。430ページ。2016年10月12日発行。
*なお、『虹の架け橋』(1500円・創立30周年記念誌)、『虹の架け橋Ⅱ』(2000円・創立40周年記念誌)、『虹の架け橋Ⅲ』(2000円・創立50周年記念誌)も在庫あります。ご希望の方はお申し込みください。→TEL026-224-6517
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第48回中国語夏期スクーリング、熱心に学習交流(8/24~25)
8月24、25日、第48回中国語夏期スクーリングが30名参加し長野市の長野ラジオ孔子学堂教室で行われました。受講生は小学生から高齢者まで初級、中級、上級の3クラスに分かれ、ベテラン講師の指導のもと、熱心に中国語学習に励みました。 開講式で長野ラジオ孔子学堂を代表して、布施正幸副会長、夏丹教授が「第48回を迎えた夏期スクーリングが県下各地から大勢参加して開くことができ感謝したい。昨年から日中間の交流が再開された。中国語は中国理解の柱であり日中友好の架け橋。2日間、先生方の指導の下に、課題を持ってよく学び交流し成果を上げてください」と述べました。長野県日中友好協会の西堀正司会長は中国語夏期スクーリングの歴史を紹介し、日中友好のために中国語を熱心に学び日本と中国の交流に役立ててほしい」とあいさつしました。5名の講師が紹介され、顧淑鳳講師より、「講師と受講生が力を合わせて有意義で楽しい2日間にしましょう」とのあいさつがあり夏期スクーリングがスタートしました。 初級クラスは会話と発音を重視した学習内容、中級は旅行、生活、文化などで幅広い分野で使われる中国語、、上級クラスは文法作文、中国の歴史文化などを学びました。、初参加の学習者や学習年次のばらつきのある参加者も満足できる講座となりました。 恒例の交流懇親会には、石家庄市語学研修生王梓棋さん、葉宇航さんも参加し、日本語学習の成果を披露しました。ビンゴゲームも行われ和気あいあいとした雰囲気の中で大いに盛り上がりました。 2日目はラジオ体操と参加者三井由子さんの指導で太極拳で身体を動かし、英気を養って中国語の授業に入りました。最後まで学びの熱意は衰えず、各教室集中して有意義な授業は終了しました。閉講式では、夏丹先生の講評の後、各クラスの代表の感想発表が行われ、参加者に修了証が送られました。 48回を重ねるる中国語夏期スクーリングは中国語を学ぶ者同士の情報交換や交流の場となりました。先生方の熱心な指導、熱気ある交流会、工夫を凝らした運営など参加者の皆さんに好評でした。 |
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県日中学術交流委員会24年度総会を開催(8/22) 長野県日中学術交流委員会は8月22日長野市内のホテル犀北館において定期総会を開催し、2023年度の活動報告と決算報告、各大学・短大等の学術交流報告を承認し、2024年度の活動方針と予算などを決定しました。総会には、長野県、信州大学、長野大学、県立大学、上田女子短大、県日中友好協会、ラジオ孔子学堂など関係者18名が出席しました。 中村宗一郎会長(信州大学学長)は「パリ五輪では米中が金メダル40個を獲得した。中国に学ぶべき点は多い。国際情勢は激動しているが、共存共栄で、世界平和を守っていきたいと多くの人は望んでいる。そのためには学術分野の交流は大変重要と思う。信州大学でも、世界につながる大学を目指して”覚悟のグローバル化”を打ち出した。留学生を1割に増やす、授業の半分は英語で行う、長野県の新たな産業を興すのに貢献するなどだ。これらを実現するためにも日中の連携は重要だと思っている」とあいさつしました。 席上、稲玉稔県国際交流課長と西堀正司県日中友好協会会長が来賓あいさつ。稲玉氏は、日ごろ日中学術交流や、留学生受入れ派遣に尽力協力いただいていることに敬意を表した後、「昨年8月知事訪中の際は信州大学や県立大学からもご参加いただき、有意義な交流が出来た。中国人学生は大変勉強熱心だ。今後とも県としても相互訪問や留学生交流等を進めていきたい。日本は人口減少の時代に入り、外国人人材の活用が課題に上っている。優秀な中国留学生人材の受け皿づくりの役割も果たしていただきたい」と述べました。 西堀会長は長年にわたり、学術交流委員会が成果を上げてきていることに敬意を表したのち、「コロナ明けで交流が再開された。日本には108万人の中国籍の皆さんが活躍している。帰化している人も20万人はいるだろう。人材としての活躍が期待される。世界が激動している中で、学術交流が平和に果たす役割は大きい。世界とアジアの平和、日中不再戦平和友好に貢献いただきたい」とあいさつしました。 夏丹女士は、中国メディア大学から派遣され、長野ラジオ孔子学堂や長野県立大学での中国語講座などで活躍していることを紹介しました。 活動報告では、各大学、県国際交流課、県日中友好協会などから中国との学術交流状況の報告、雲南省への学生訪中団派遣報告が行われ、出席者がそれぞれの立場から発言し、熱心に意見交換が行われました。また決定された活動方針では、各大学、短大の学術交流促進や第28期日中関係を考える連続市民講座、中国建国75周年記念講演会開催、留学生支援などに取り組んでいくとしています。 |
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第55回日中友好キャンプを5年ぶりに、木崎湖キャンプ場で開催(7/27・28)
長野県日中友好協会青年委員会と女性委員会は7月27・28日大町市の木崎湖キャンプ場にて第55回日中友好キャンプを開催しました。中国大使館、国際交流員、語学研修生、留学生、友好協会会員メンバーなど45名が参加し、楽しい2日間を過ごしました。 |
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5年ぶり 中国留学生迎え第30次ホームステイ(7/23~25) 県日中友好協会は(公財)日中友好会館・後楽寮が派遣する中国留学生22人を7月23日から25日まで飯山・中野・長野・飯綱・小諸・佐久・北アルプス・諏訪など8地区協会で受け入れました。2泊3日のホームステイで本年5年ぶりで30回目になります。 23日、佐久平、長野、上諏訪の各駅で留学生が降り立ち、関係地区の皆さんの出迎えをうけました。長野では、長野オリンピック・エンブレムの前で、対面歓迎式を行い受入れホスト家庭の皆さんとお互いに紹介しあい全員で記念撮影した後、各地に出発して行きました。 留学生の皆さんは、地区協会主催の歓迎交流会や市表敬懇談・施設参観、地域の名所などの参観、ホスト家庭での語らいなど有意義な3日間を過ごし、楽しい思い出をいっぱいにして再び関係駅に集合しました。受入れホスト家庭の皆さんと名残を惜しんでお別れし列車に乗り込みました。 さっそく、後楽寮の担当者から、参加した留学生の皆さんの感想が寄せられました。 ――今回、長野県各地での参観や見学を通じて長野に関する理解を深めるとともに、 |
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中国留学生生をホームステイで受け入れ・交流(佐久市日中)
2019年以降はコロナ禍のため日中間の交流も途絶えておりましたが、久しぶりの交流で県日中友好協会の要請により、佐久市日中友好協会でも2人の留学生(葉楊莉さんと劉馨漩さん)を7月23日から25日まで受け入れ有意義な交流が出来ました。 「3日間の至れり尽くせりのお世話に感謝します。今回長野の方たちと知り合いになれたことに感謝します。とても楽しくとても親切にしていただきました。私の故郷に戻ったような気持ちになりました。今度また白樺*を見に行きます。」 (*白樺の苗木を吉田さん宅の庭に記念植樹しました。) 〇ホスト家庭:吉田敬子さん宅(佐久穂町) |
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福井県日中友好協会の皆さんと友好活動の意見交換会(7/4) 福井県日中友好協会の玉村和夫会長一行20名が長野県日中友好協会を7月4日訪問され、熱心に日中友好について語り合い親睦を深めました。日中友好サロンとして継続的に実施してきた研修バスツアーで今年で15回目、2014年には満蒙開拓平和記念館を訪問し、飯田日中友好協会との交流も行ったそうです。 西堀正司会長らに迎えられた一行は、展示室などを参観した後、教室でロの字型で対面で向かい合いながら意見交換会に臨みました。 西堀会長は一行を熱烈歓迎したのち「長野県と福井は北陸新幹線の延伸によって大変近くなり、また永平寺は道元禅師開祖の曹洞宗の本山として親しみを感じている。長野県日中友好協会は1956年設立されて以来60余年にわたり活動を続けてきた。満州開拓団を3万人あまり送り出し、敗戦時の悲惨な逃避行で半数が犠牲になった。負の歴史の反省に立って官民一体となって友好交流に取り組んできた。河北省との友好県省提携など中国との結びつきも強い。福井県は日本海をはさんで中国に対面している。環日本海経済圏の重要な位置にあり今後ますますの活躍を期待したい」とあいさつしました。 玉村会長は、「酒井会長の後を継いで、数日前に会長に就任したばかり。日中関係が変化する中で最盛期に1000人を数えた中国研修生受け入れ大きく減少した。新たな活動を模索していきたい。コロナ明けを迎えて交流が再開された。新しい中国ファンを作っていきたい。今日は長野県日中の活動を紹介いただき学んで帰りたい」とあいさつしました。 意見交換会では、日頃感じている、高齢化などの組織問題、財政問題、活動の取り組み等を紹介しあい、質問も次々と飛び出しました。高齢化と会員の減少は共通の悩みですが、世代交代の大切な転換点にあたることを自覚しながら、若い世代に働きかけ、「日中友好は最大の安全保障」を銘記し、アジアと世界の平和のために貢献している協会の使命を自覚して頑張っていきたいなどが語られましt。 意見交換会には、布施正幸副会長、中澤保範事務局長、塩入靖事務局次長、松原京子女性委員会事務局長が参加しました。1時から3時までの予定も足早に過ぎ、名残を惜しみながら、お互いの健闘を約束してお別れしました。 |
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中国伝媒大学・中央編訳出版社代表団来県、文化書籍を贈呈(7/2~3) 長野ラジオ孔子学堂の協定を結んでいる中国伝媒大学の橋渡しで、このほど中国中央編訳出版社から240冊の中国文化書籍が贈られました。7月2~3日 中国伝媒大学・中央編訳出版社代表団一行が来県し、7月2日長野市内の犀北館ホテルで贈呈式が行われました。中国側から郗衛東出版社社長、李懐亮伝媒大学人類運命共同体研究院長ら5名、伝媒大学から長野に派遣されている夏丹教授、県日中友好協会から西堀正司会長、布施正幸副会長、中澤保範事務局長、戸井田静男孔子学堂事務局長、米山達雄長野市日中副理事長、長野孔子学堂中国語教師らが出席しました。 西堀会長は、一行を熱烈歓迎したのち、「中国の伝統文化や現代中国の人類運命共同体理論などを紹介した書籍を多数いただき感謝したい。今後活学活用していきたい。世界は分断・戦乱の様相を深めているが、1954年に打ち出された”平和5原則”( 領土保全および主権の相互不干渉,相互不侵略,内政不干渉,平等互恵,平和的共存をうたう)は今も大切な国際関係を律する柱だ。いただいた本の中に習近平主席の”人類運命共同体の構築について”があるが、5原則を発展させたものではないかと思う。第3次世界大戦を防ぐうえで大切な役割を果たすよう期待したい。今後とも有益な書を世界各国語に翻訳し紹介していただきたい」と述べました。 郗社長は「1993年に出版社が設立されて以来、世界各国との交流を進め相互理解の一翼を担ってきた。英、仏、独、スペイン、露、日など7か国語に中国の文献を翻訳紹介したり、各国の文学や文化を中国語に翻訳紹介してきた。東京大学などとの交流も進めている。長野県の皆さんの中国理解に役立てていただければ幸い」とあいさつしました。李院長は「伝媒大学と長野県日中友好協会は孔子学堂協定を結んで以来友好的に熱心に中国語と中国文化の普及に努め成果を上げてきた。この度の中国書籍の贈呈が理解促進に役立つことを願っている」と語りました。また人類運命共同体の考えのもとに世界平和に貢献していきたいと述べました。 双方が除幕すると赤い布に覆われていた「中国の本棚」の大きな額があらわれました。また席上、中国国際中文教育基金会からの「孔子学堂受権書」が李院長から西堀会長に手渡されました。 引き続いて、歓迎会が開催され、和やかな交流が進みました。一行は翌日戸井田事務局長、夏丹さん、範為為講師の案内で小布施町の岩松院、北斎館、小布施温泉、そして善光寺などを参観しました。 |
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河北省囲碁代表団を迎えて囲碁対局(7/1~2) 河北省囲碁代表団(董克清・河北省体育発展交流センター主任一行20名)を迎えて7月1日長野県講堂において日本棋院長野県本部(山根敏郎本部長)のアマチュア囲碁棋士同士の対局が行われました。双方6段から3段までの14組の棋士は、真剣な表情で盤面に向かい2局をさしました。2局とも、5勝9敗の試合結果でした。 竹内仁本部長代行(81)は「囲碁は年齢や性別、国籍に関係なく対局でき楽しめるのが魅力。河北省の棋士は強く良い刺激になった」と話していました。 意見交換会の席上、河北省囲碁協会の趙余宏秘書長は「長野県に17年ぶりに訪問でき感動している。コロナも明け新たな交流がスタートできた。今後できれば1年おきに相互に訪問し対局交流など進めていきたい」と述べました。これに対し、竹内氏は「高齢化など困難はあるが、県国際交流課や日中友好協会などの協力をいただきながら、訪中団の派遣も検討していきたい。高校生のオンライン対局も有意義と思う」などと応じていました。 対局後、長野市内の油やにおいて、県、囲碁関係者、県日中友好協会関係者らが出席して、歓迎交流会が行われました。山根本部長は、熱烈歓迎の意を表し、今後の囲碁交流の発展に期待しました。一行は、翌日、地獄谷野猿公苑や軽井沢を訪れ、長野の印象を刻んで東京へ向かいました。 長野県と河北省の囲碁交流は、両県省の友好関係を踏まえて、2004年に県囲碁代表団(山根)団長一行11名)が石家荘市と保定市を訪れ交流したのを皮切りに、2005年河北省囲碁代表団12名の受け入れ、2006年訪中団派遣、2007年河北省団受け入れが行われました。また2022年には、国交正常化50周年を記念し、オンラインで伊那北高校囲碁部員と河北省石家荘市の中高生対局が行われています。囲碁は、中国が生んだ素晴らしい知的スポーツで今後の交流成果が期待されます。 |
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小諸市日中設立35周年を経て、明年度は中国藤村文学賞式典(6/28) 小諸市日中友好協会は6月28日、菱野温泉常盤館で令和6年度定期総会を開催しました。30名の来賓会員が出席し35年の歩みを振り返り、コロナ明け交流再開のタイミングを生かして友好交流活動を再開させていくこと、特に来年度にめぐってくる第11回中国藤村文学賞授賞式(於いて南京大学)参加の訪中団派遣の準備等を決めました。 笹本常夫会長は「小諸市日中は2月に設立35周年記念講演会・祝賀会を開催し日中平和友好を誓った。今、世界は激動しており不安定さを増している。日清戦争・台湾統治から130年、そして明年は敗戦から80周年を迎える。約半世紀にわたる日中戦争の悲惨さを忘れることなく、平和を大切にしていきたい。平和は人々の努力によって守ることができる。日中の若者同士の交流が大切と思う。明年は3年に一度の藤村文学賞交流の年にあたる。成功に向けてともに頑張っていきたい」とあいさつしました。 来賓として市長代理で、柳沢学総務部長が「藤村文学賞訪中団を協力して準備していきたい。両国間にはぎくしゃくがあるが、両国民の利益のために、民間レベルの交流を進めることが大切であり、協会の活躍を期待している」と述べました。県日中の布施正幸副会長は、「小諸市日中が、藤村文学賞交流という素晴らしい事業を市、議会のご支援の下、長年にわたって実施し、35年を歩んでこられたことに敬意を表したい。昨年コロナ禍が平穏化し交流が再開され、長野県内でも8月の知事訪中、中学生卓球交流大会開催、10・12月の大学生高校生訪中、1・3月の北京・河北省アルペンジュニア選手団の受け入れなどが行われた。世界的な激動、分断、不安定化が進む中で、日中関係を破綻させないことは、アジアと世界の平和繁栄に不可欠。本年は戦後79年、日中国交正常化正常化52年、中国建国75周年にあたる。日中共同声明と平和友好条約の原則を銘記し、隣国中国との不再戦、平和友好を大切にして建設的安定的な友好協力関係を築いていきたい。友好協会は、日本の前途にとって重要な社会的使命を負っていることを自覚して地方民間交流に力をいれていきましょう」と述べ、小諸市日中の活躍に期待しました。 総会では、23年度の活動報告、決算報告、24年度の活動方針、予算等を承認しました。続いて第2部の祝賀懇親会が和やかに行われました。藤村文学賞にご尽力いただいている山下千鶴子教育長、市会議員の皆さんも出席いただき有意義な会となりました。前会長の佐々木治夫先生も元気な姿を見せていただきました。 |
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日中スキー交流委員会総会開く (6/27)
長野県日中スキー交流委員会(北野貴裕会長)は、6月27日、犀北館ホテルにおいて24年度総会を開き、23年度の活動報告・決算報告を承認し、24年度の活動方針などを決定しました。総会には県(スポーツ課・国際交流課)をはじめ県スキー連盟、県日中友好協会、飯山・白馬・野沢温泉の行政・スキークラブ関係者が出席しました。 藍葉裕之県スキー連盟会長代理は、「コロナ禍が平穏化し、対面交流が再開され、昨年夏には知事訪中団とともに北京や河北省を訪問しスキー関係者と今後の日中スキー交流を話し合ってきた。1月には長野県スノーボード訓練隊が河北省張家口市崇礼区のオリンピックハーフパイプコースで訓練してきた。引き続いて1.3月には北京市と河北省のアルペンジュニア選手団を野沢温泉スキー場に迎えて、訓練交流を行った。長野五輪と北京冬季五輪のレガシーを大切に、今後のスキー交流を進めていきたい。今後の活動の柱についてもご議論いただきたい」とあいさつしました。 本年度の計画として、中国、河北省、北京市のスキー選手団の受け入れ、北京冬季オリンピック施設を利用した県スノーボード強化合宿訓練隊派遣、アルペンやクロスカントリーチームの吉林省への強化合宿訓練隊派遣など中国側の要望とすり合わせて、可能な範囲で実施していくこと、45年に及ぶ日中スキー交流の歩みの編集準備-などをあげています。 議事終了後の懇談会では、河野博明連盟顧問から「1980年のレークプラシッド冬季五輪に初参加となった中国スキーナショナルチームメンバーが野沢温泉スキー場で用具を整え訓練したことが長野県と中国とのスキー交流のスタートだった。その後中国スキー協会からの要請で、半日労働半日訓練のスキー研修生の受け入れが継続され、総勢142名に達した。1982年からはスキー用具を送る運動も開始され、累計13万台余りに達した。1990年代以降は訓練集中型の訓練隊受入れとなった。1998年の長野冬季五輪招致に中国側も大いに協力してくれた。それから24年にして2022年の北京冬季五輪が成功裡に開催された。関係者一同にとっても共通の喜びであった。中国の新華社通信などが長野県を訪れ、北京冬季五輪成功は長野県の支援協力の賜物と大々的に紹介したことも銘記しておきたい」などの回顧があり、今後の委員会の方向性として、日中スキー交流の開拓者、片桐匡元県スキー連盟会長の”アジアのスキー振興”を大きな目標として、競技スキーレベルの向上とスキー愛好者の裾野を広げインバウンドの拡大にも結び付けていくこと、日中韓冬季五輪開催地の連携の可能性を研究していくこと、ジャンプ台などの維持管理と有効活用のために県や関係自治体の連携の必要性などが語り合われました。 |
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日中経済交流促進協議会の24年度総会開く(6/12) 長野県日中経済交流促進協議会は、6月12日、長野市内の犀北館ホテルで第48回定期総会を開き新年度の事業方針などを決めました。 総会で、夏目潔会長は、「国際情勢は激動している。米中対立もアメリカの大統領選の行方によりさらに激化する可能性も指摘されている。中国のIT、EV分野の”補助金”などが欧米から問題視されるなど、デカップリングの傾向が出てきており日中関係も影響を受けている。一方、昨年からコロナ禍が平穏化する中で阿部知事の訪中など交流が再開された。様々な問題はあるが、民間交流・経済交流を基礎に相互信頼関係をはぐくんでいきたい。本総会には日本河北総商会の代表も出席いただいており、当会にご入会いただけることとなった。ご協力いただきながら、河北省とも、経済交流の促進に努めていきたい」とあいさつしました。 木下育夫・県産業労働部産業政策課長、金子繁三・県日中友好協会副会長が来賓としてあいさつし協議会の活躍に期待しました。 2023年度の事業報告と決算を承認した後、河北省はじめとした中国との経済交流の促進、県友好訪中団派遣協力、講演会の開催、中国建国75周年記念事業への協力、観光客誘致協力などの24年度の事業計画・予算・役員改選などを決めました。 総会終了後、郭旭傑中国大使館経済参事官が「中国事情と日中経済交流の課題」と題して記念講演しました。ーー中日両国は一衣帯水の隣国で、日本にとって中国は最大の貿易相手国。サプライチェーンなど深い関係を持っている。昨年11月の習近平・岸田会談、5月の日中韓首脳会談の折の李強・岸田会談では戦略的互恵関係を再確認した。協力の潜在力は大きい。来日前中国で30年にわたりマクロ経済を管理している発展委員会で勤務してきた。日本の経済界の皆さんも日中経済交流を大切に思っていることを承知している。長野県の優れた特徴を生かして精密機械、グリーン関連など交流を発展させていただきたい。多くの皆様に大きな変化を遂げている新しい中国を見に来ていただきたい、などと語りました。 最後に、祝賀パーティーがおこなわれ交流懇親を深めました。東京から参加いただいた日本河北総商会の魏紫峰会長や葛欣常務副会長は、「長野県と河北省は親戚のように親しい間柄。私たちも協力して両県省の発展に貢献していきたい。」と述べました。経済交流や友好交流談議に花が咲きました。 |
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中国の端午節に<粽と餃子の手作り交流昼食会>(6/8)
長野ラジオ孔子学堂は6月8日、中国の伝統行事端午節(旧暦5月5日:今年は6月10日)に合わせて『粽(ちまき)と餃子の手作り交流昼食会』を開催しました。33名が参加して粽と餃子作りに挑戦しました。夏丹・長野孔子学堂中国側責任者はじめ日ごろ中国語の老師として活躍されている先生方が、粽や餃子づくりのリーダーとなって、丁寧に指導いただき、30余名分6百個ほどの餃子と粽を作りました。 餃子づくりは大分ポピュラーになってきましたが、小麦粉をこねて皮作りからの挑戦は初体験の人が多く、なかなかコツがいりました。粽は、笹の葉で三角錐を作りもち米と具を入れてひもでしっかり縛って、最後蒸して出来上がり。苦労して完成させた「作品」は美味しさもひとしおでした。 昼食交流会では、漢語橋中国語コンクールに出場する片桐菜々美さん(高2)が弁論発表と中国舞踊を熱演し大きな拍手が寄せられました。(片桐さんは6月15日の全国コンクールで3位入賞しました!)またメンバーによる二胡やフルス(ひょうたん笛)の演奏や中国語カラオケを楽しみ、楽しい一時を過ごしました。 |
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飯田日中友好協会定期総会、訪中団派遣と帰国者2世3世支援交流に力(6/1) 飯田日中友好協会は6月1日、阿智村の満蒙開拓平和記念館ホールにおいて第62回2024年度定期総会を役員会員、来賓など40数名が出席し開きました。 清水可晴会長は「昨年創立60周年を迎え記念誌の発刊、天竜村平岡での強制連行中国殉難者慰霊祭等記念事業に取り組み平和友好を再確認した。満蒙開拓平和記念館も開館10周年を迎え「1946展」を開催し好評だった。長年ご苦労いただいた役員に感謝し、新しい役員に加わっていただき新しいスタイルの活動にも取り組んでいきたい。新年度は9月に大連・瀋陽に訪中団を派遣するとともに、帰国者支援活動を1世から2・3世へと広げて行きたい。記念館の語り部活動、自治体パートナー働きかけなどに協力していきたい。日中間のぎくしゃくなど困難があるが、”前事不忘、後事之師”を胸に民間としての友好活動を進めていきたい」とあいさつしました。 来賓として、佐藤健飯田市長、熊谷秀樹阿智村村長、唐木飯田福祉事務所長、川上信彦・武村直子・早川大地の各県会議員などが出席しました。布施正幸県日中副会長は、来賓あいさつの中で、高波謙二会長逝去を受けて、西堀正司新会長の体制がスタートしたことを報告したのち、「飯田日中の先達の皆さんが開拓団送出と悲惨な体験への深い思いと、強制連行殉難烈士慰霊事業の取り組みを出発点に協会を設立し以来、日中不再戦、平和友好の道を60年の長きにわたり、歩み続けてきた。満蒙開拓平和記念館は開館から10年平和のメッセージを発し続けてきた。先輩の思いを受け継ぎ友好に努力されている皆様に心より敬意を表したい。コロナが平穏化し、昨年から交流が再開され、河北省との友好40周年に際して知事を団長とする訪中団も成果を上げた。卓球交流大会や大学生高校生訪中交流、スキー選手団受け入れ交流などが行われた。米中対立が激化する中で日中関係は困難な時期を迎えているが、全国友好協会設立に尽力された内山完造先生と魯迅の戦時下にあっても途切れることのなっかた友情を思い起こし、「日中友好は最大の安全保障」の言葉を銘記してともに地方民間交流・日中友好を進めていきましょう」とあいさつしました。 23年度の活動報告、同決算報告、女性委員会と青年委員会の活動・決算報告が承認され、24年度の活動方針、同予算、役員改選が提案採択されました。役員改選では長年、理事長を務められた小林勝人さんが副会長に、新理事長に三石高亜樹さんが就任しました。また記念館の活動報告が寺沢秀文館長より行われました。 第2部の講演とパネルディスカッションでは「中国帰国者2・3世のこれまでの歩み」をテーマにまず、元熊本保健科学大学の伊吹唯講師が<帰国者の世代間の違いについて理解を深める>ことを目的に話をされたのち、パネラーとして帰国者2世の宮島栄二さんと3世の古俣優華さんが加わりそれぞれの生い立ちを紹介し、中国と日本での生活を語りました。第3部の昼食交流会では打ち解けた懇談が行われました。 |
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須坂市日中友好協会定期総会、四平市との友好30周年訪中団派遣へ(5/26)
須坂市日中好協会2024年度定期総会は、5月26日、旭ヶ丘ふれあいプラザにおいて開催されました。 開会に先立ち、事務局長から長野県日中友好協会第7代会長に西堀正司氏が就任されたとの報告があり、参加者一同から祝意の拍手が起こりました。 冒頭の会長挨拶で、三木会長は先に紹介があった、西堀正司氏の長野県日中友好協会会長就任に触れ、西堀さんは、民間人の立場でこれまで様々な日中友好に携わってこられた。長年の地道な活動や真摯な活動によって中国要人とも深い関係を築いてこられたと祝意を表しました。さらに、今年は友好都市四平市との友好都市締結30周年を迎え、8月には、中学生を伴って四平市を訪問する予定で準備を進めている。一層の友好関係を築いてまいりたい、と挨拶しました。 来賓の長野県日中友好協会大月理事長からは、理事長として日中友好活動の状況を考えたとき、非常に難しい局面がある。4年近くコロナによって日中友好活動が中断され、会員の減少、財政力の低下等困難な状況にある。こうした時期に西堀新会長就任ということで、私も大変嬉しく思っている。尊敬できるリーダーの下で、全国的にも素晴らしいと言われている長野県の日中友好交流活動を、しっかりと前へ進めていきたい。日中友好運動は、単なる国際親善や国際交流ではなく、平和を守り、平和を将来に向けて紡いでいく重要な活動であると思っている。ぜひ引き続き皆さんのご支援、ご協力をお願いしたいとの挨拶がありました。 2023年度活動報告、決算報告、2024年度活動方針、予算などすべての議事について提案どおり可決成立し、新年度のスタートを切りました。 第二部として、新たに県日中会長に就任された、(公社)日中友好協会西堀専務理事の「最新中国事情」と題する講演を行っていただきました。 |
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中日友好協会から祝賀メッセージ届く、西堀新会長の就任を祝う(5/吉日) この度、中日友好協会より、西堀正司会長の就任を祝って賀信(祝賀メッセージ)が届きました。ここに紹介させていただきます。内容は下記の通り。 祝賀メッセージ 長野県日中友好協会 会長 西堀正司 先生 この度、先生が長野県日中友好協会会長にご当選されましたこと、心よりお祝い申し上げます。 先生は青年時代から日中友好運動に身を投じ、日中友好協会の発展と私たち両協会間の交流と協力を促進するため、多大なご努力を払われました。 長野県日中友好協会は歴代会長と先生のご指導の下、長きにわたり、日中友好事業にご尽力され、長野県の対中友好交流と協力を推し進め、両国民の相互理解と友情を増進するため積極的なご貢献をなされました。それに対し、衷心より敬意を表します。 長年来、長野県日中友好協会と当協会は緊密に交流し、深い友情を結びました。先生の長野県日中友好協会会長ご当選を契機に、双方の協力を一層強化しともに中日両国民間友好を促進していく所存です。長野県日中友好協会が先生のご指導の下、中日関係の改善と発展のため、中日世代友好のため、より大きな貢献をなされていくことを心より期待しております。 最後に、先生の益々のご健勝と、長野県日中友好協会の益々のご発展をお祈り申し上げます。 中日友好協会 2024年5月吉日 |
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第62回県日中友好協会定期大会を開催 西堀正司氏を新会長に選出、地方民間交流の再活性化に尽力(5/22) 長野県日中友好協会は、5月22日長野市内のホテル犀北館で第62回2024年度定期大会を開きました。定期大会には県内各地から110人が出席しました。 定期大会では、コロナ禍の平穏化に伴い再開された交流の成果を踏まえ、中国建国75周年を記念しての訪中団を10月に派遣すること、地方民間交流を再活性化させ友好関係の発展、相互信頼関係の回復を図るなどの新年度の活動方針を決定しました。また昨年10月逝去された高波謙二氏の後任の会長に西堀正司会長代行を選出しました。来賓として、阿部守一知事や楊宇中国大使館公使らが出席され激励をいただきました。 ◇第1部定期大会の概況 松本華恵県青年委員長の司会で大会がスタート。布施正幸副会長が開会を宣言したのち、高波会長はじめこの1年間に物故された皆様に黙祷を捧げました。 西堀会長代行があいさつし、日ごろの協力に感謝を表した後、「国際情勢が激動し各地で戦争が起こっている中、日中関係の悪化をくい止め日中平和友好条約の精神と原則にのっとり平和友好を目指していきたい。日中両国は同じ天の下にある隣国であり、県内にも1万人近い中国関係の皆さんが生活している。友好協会は民間の立場から、日中関係を改善発展させ新しい友好関係を作っていくために、県民の皆さんとともに熱意をもって一層の努力を傾けていきたい」と述べました。 阿部知事は、定期大会の盛会に祝意を表した後、「昨年は河北省との友好40周年にあたり、友好協会の皆様とともに、河北省や北京を訪問させていただき、中国の皆様方と、しっかり友好交流関係を深めていこうと確認をさせていただいた。私は県知事として、皆様方に築いていただいた、強固な友好交流の基盤の上に立って、内政面では、外国人の方々、中国の皆様にとって暮らしやすい県に、対外的には、世界共通の課題を世界の国々、地域と協力しながら対応していきたい。世界で紛争が起きているが、外交努力とともに市民レベルの交流が極めて重要だと思っている。世界は深刻な気候変動に見舞われており、もはや紛争を起こしている場合ではなく、力を合わせてこの問題に取り組んでいくべきと思う。皆様方と力を合わせて、日本と中国が、よりしっかりとした信頼関係で結ばれた関係になるよう取り組んでいきたい 2023年度の活動報告(中澤保範事務局長)、決算報告(吉岡弘海会計理事)、会計監査報告(小柳邦義監事)を承認した後、2024年度の活動方針(大月良則理事長+寺沢秀文満蒙開拓記念館長)、予算(土屋博財政委員長)を採択しました。 活動報告では、コロナ禍の平穏化のもとで交流が再開され、昨年5月には呉江浩大使を迎え、8月には河北省との友好県省40周年を記念し、知事はじめ各界の代表者と県協会代表60名の大型代表団を編成し、北京市、河北省などを訪問し今後の友好交流を方向付ける大成功の訪問となった。また、河北省など5友好都市から中学生卓球選手団を招いて卓球交流大会を開催し友好を深めた。10月、12月には河北省と雲南省へ大学生、高校生計50名を派遣し、1月、3月には、北京市と河北省からアルペンスキージュニア選手団各14名を受け入れた。本年度の活動方針では前年の成果を踏まえ、交流を更に進め、中国建国75周年記念友好訪中団の派遣や河北省・北京市などとの交流、スキー交流、青年学生の相互交流を実施し、日中平和友好条約の原点を再確認して日中不再戦、平和友好の使命を果たし世界の平和繁栄に貢献していくこととしました。 役員改選では、福島役員選考委員長が、会長選考委員会や理事会の論議を踏まえ、西堀正司会長代行を新会長に選任すること、併せて名誉会長の阿部守一知事をはじめとした役員の留任を提案し承認されました。(風間辰一県日中議連会長・大日方貞一信濃教育会会長・若林透県医師会会は役職指名で変更、監事は3名のうち高田忍氏新任) 続いて、大会スローガン(塚田壮一・長野市日中理事)と大会宣言(橋本孝子県女性委員)が提案され採択されました。 議事終了後、女性委員会のリードで、全員で「永遠の友情を」を斉唱し友好を誓いました。足立正則・副会長の閉会あいさつで第1部は終了しました。 ◇第2部祝賀パーティー 金子繁三副会長の開会あいさつに続いて、西堀正司新会長があいさつしました。「コロナ禍の中断を経て昨年交流が再開された。本年は中国建国75周年、友好協会は74周年になる。当時の日中関係は東西冷戦のさなかで、今とは比較にならない困難な情勢だった。現在、政府間には冷たい風も吹いているが我々民間は恐れない。困難があれば、一層頑張って、地方民間交流を進める決意だ。組織の拡充、県民ぐるみの運動を展開し友好関係を作っていきたい」と力強くあいさつし、協力を呼びかけました。 楊宇公使は長野県日中友好協会の日頃の活躍をたたえ、西堀新会長のもと県協会のさらなる発展に期待したのち「昨年の呉大使の長野県訪問、知事を団長とする河北省友好訪問、雲南省への学生訪中団派遣など成果をあげた。日中両国の互恵協力を発展させるために、リスクをコントロールして、関係発展をともに目指していきたい。友好の信念を持ち、友好の力を結集し、特に若い世代が積極的に力強いエネルギーを注ぐことを期待している。官民協力して更に成果を上げられることを願っています」と激励しました。 清水裕之県企画振興部長、若林健太(代)・井出庸生(代)・中川宏昌(代)衆議院議員、小林東一郎、荒井武志、埋橋茂人、中川博司、勝山秀夫県議から祝辞をいただきました。王昌勝県華僑総会会長の音頭で乾杯し懇親会に入りました。高山賢人さんの二胡の演奏に聞き入りながら和やかな懇親交流となりました。中村英雄県商工会連合会専務理事の音頭で協会の活躍を祈って三本締め、足立副会長の閉会のあいさつですべての日程が終了しました 来賓として前記各氏のほか、劉丙鑫2等書記官、季国昕アタッシュエ、夏丹中国伝媒大学長野孔子学堂責任者、稲玉稔県国際交流課長、小池綾菜国際交流課係長、古澤暁美長野市国際室長、山田晃飯山市教育長、大日方貞一信濃教育会会長、保谷芳宏県経営者協会総務部長、鈴木幸一県中小企業団体中央会事務局長、井出英治県信用保証協会常務理事、平井博長野大学理事長、酒井康成松本歯科大学対外交流室主幹、藍葉裕之県スキー連盟副会長、河野政巳県スキー連盟専務理事、岡村重信ヒューマン・パワープラニング代表、寺沢秀文満蒙開拓平和記念館館長、茂木博県人民中国読者会会長らが出席しました。 また祝電が多数寄せられました。 |
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第27期日中連続市民講座⑥「新たなステージを迎える日中ビジネス」 (4/20) 第27期第6回日中関係を考える連続市民講座が4月20日、日中友好センター教室において開かれ、松本大学大学院教授で中国経済や地域中小企業の研究が専門の兼村智也先生が「新たなステージを迎える日中ビジネス」と題して講演しました。講座には約20人が出席し熱心に聴講しました。 兼村先生は、次のように述べました。 ①長野県の中国進出企業数の推移は、2022年6月で180社(香港除く)でピーク時2012年に比べ32.1%減となっている。その理由は、人件費の高騰や環境規制強化などにより「輸出基地」としての優位性が低下、国家安全に関わる戦略物資の輸出規制、データ管理の強化、ゼロコロナ政策の後遺症、生産拠点の移設・分散、取引先の動きと連動しての撤退などがある。 ②今後1~2年の事業展開の方向性は、拡大が45.5%のなか、中国は27.7%で初めて3割を下回る。ASEANが中国を上回っている。八十二銀行は香港支店を廃止してシンガポールを支店に昇格。(香港情勢の変化を踏まえた動き) ③中国自動車産業のEV化の進展に伴い、日経メーカーの販売台数が伸び悩み→県内自動車部品関連メーカは中国依存を減らしている。残存者利益を求めるメーカーや、日本からの外注先として位置付けるメーカーも(信頼できる中国人幹部に経営を移管)。 ④まとめ:政治的+経済的影響で長野県進出企業の業績は低下。中国でビジネスを継続する企業は経営を信頼できる中国人に任せ、かつ切り離し可能な分業体制を構築して対応している。 第27期講座はこれで終了し、来期は11月からスタートする予定です。ご協力ありがとうございました。 |
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2024年度長野ラジオ孔子学堂中国語講座がスタート(4/3・4・5) 2024年度長野ラジオ孔子学堂中国語講座がスタートしました。4月3日、4日、5日開講式が開かれました。 入門、初級、中級、上級のそれぞれ昼の部・夜の部が開設されています。コロナ禍も平穏化し、対面授業を主として進めていくことになります。 開講式では、安芸洋一学堂長、布施正幸・夏丹執行理事が「中国語は友好の懸け橋。中国語を学び中国の文化を理解し、友好交流に役立てていってください。HSK中国語検定や中国語スピーチコンテスト、中国文化講座などの参加機会もあるので、レベルアップを目指して頑張ってください」 とあいさつ。 受け持ちの範為為、顧淑鳳、呉劭昱、姚海玲老師(先生)から一緒に楽しく学んでいきましょうと激励されました。 戸井田靜男事務局長から、講座運営や孔子学堂の実施事業の紹介などが行われ、受講生の皆さんはそれぞれの教室に分かれて早速授業が行われました。 |
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第27期日中連続市民講座⑤「墨子の非攻論」(3/23) 第27期第5回日中関係を考える連続市民講座が3月23日、日中友好センター教室において開かれ、早坂俊廣信州大学人文学部教授が「中国古代の思想家・墨子の<非攻>論」と題して講演しました。講座には20人が出席し熱心に聴講しました。 早坂先生は、世界各地で戦乱が拡大し、危惧される現代において、2400年前の春秋戦国時代に、<非攻><兼愛>を説き活躍した思想家墨子の思想に新たな光が当てられているとして、半藤一利氏の『墨子よみがえる ”非戦”への奮闘努力のために』(平凡社)、森三樹三郎訳の『墨子』(ちくま学芸文庫)、魯迅の『非攻』(光文社古典新訳文庫)、酒見賢一の『墨攻』(新潮文庫)、湯浅邦弘の『諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家』(中公新書)等を紹介しながら講義しました。 ◇はじめに:半藤氏は『墨子よみがえる』の中で「平和な世界にせねばならないと悪戦苦闘した人が墨子」であり、墨子は「兼愛」という「普遍的人類愛」を説いた。愛の普遍を求めるならば当然平和を求める(国際的徹底平和主義)。兼愛の根拠として主宰者としての天を認めた等と述べている。---これらについて、原典に立ち返って検討してみたい。 ◇墨子の<非攻>論:「もし1人を殺せば不義といい100人を殺せば100の死罪を犯したと非難する。しかし今、他国を責めるという大きな不義を働く者がいても、これを非難せず、かえってこれを誉めて正義という。まことに不義の何たるかを知らぬといわねばならない。」(森三樹三郎訳の『墨子』) ◇墨子の<兼愛>論:天下の害の生じる根本は互いに愛し合わぬところから生ずる。諸侯が相愛すれば野に戦うこともなく、人と人が相愛すれば害しあうこともなくなる。天下の禍難や争奪怨恨を生じさせないようにできるのは、相愛するという道があるのみである。(『墨子』) ◇墨子の<天志>論:天は義を欲し、不義を憎む。天下の万民をひきいて義に努力することが、とりもなおさず自分が天の欲することをすることである。天が義を欲し不義を憎むことを知る理由は、天下のものすべて、義あるときには生き、義なきときは死し、義あるときは富、義なきときは貧しく、義あるときは治まり義なきときは乱れるからである。天の意思に従うとは、兼ねて相愛し、交ごも相利すことであり、その結果として必ず天の賞を得るのである。大国でありながら、小国を攻めることなく、大家でありながら小家を奪うことなく、強者でありながら弱者をおびやかさず貴き身分にありながら賤人におごらず、智謀を持ちながら愚者を欺くことがなければ、必ず上は天を利し、中は鬼神を利し、下は人を利する。(『墨子』) ◇以上の墨子の原典を踏まえて半藤氏の墨子評価を検討してみたい。 ◇「平和な世界にせねばならないと悪戦苦闘した人が墨子」という理解は正しいが、悪戦苦闘は平和それ自体の希求というよりは「天の志」に合致した生き方を追求した結果である。「兼愛」という「普遍的人類愛」については、「自分を愛するように他人も愛する」ことが「天下の利」をもたらすと考えただけである。「国際的徹底平和主義」については墨子の主張はあくまで、<非攻>であり、大国が小国を侵略することを「不義」だと強く非難したが、防衛能力の保持・行使は否定していない。また「天」や「神」が「兼愛の根拠」であることに間違いはないが、現代的な意味でとらえるべきではない。(魯迅の『非攻』、酒見賢一の『墨攻』) ◇「すべての人が兼愛を実践していけば結果として博愛・平等愛の世界が実現するが、それは結果であり、最初から万人を平等に愛せよとは言っていない。墨子は「倶に天をいただく」者同士の相互尊重を説いた。それは単純な理想論から発せられたものではなく、「そうすることが結果として天下全体に幸福と利益をもたらすのだ」(兼相愛、交相利)という現実的でしたたかな読みが根底にあった。(湯浅邦弘の『諸子百家 儒家・墨家・道家・法家・兵家』) ◎なぜ墨家は滅び、儒家は継続発展したのか、なぜ危機の時代に墨家はよみがえるのか、現代中国では墨家はどう受け止められているか、墨家の思想は反覇権主義といってよいか、など参加者から多くの質問や意見が出されました。 |
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中国帰国者援護市町村担当者研修会、満蒙開拓平和記念館で開く(3/21) 長野県健康福祉部地域福祉課と長野県日中友好協会中国帰国者交流センターは中国帰国者援護に係る市町村担当者研修会を3月21日、満蒙開拓平和記念館で開きました。県・市町村・友好協会の帰国者支援に携わる25人の担当者が参加しました はじめに、三沢亜紀事務局長さんの案内で記念館を参観、開拓団と中国残留孤児の歴史背景について展示資料に基づき説明を受けました。開拓団の悲惨な逃避行を克明に描いた三石忠勇さん(82歳=佐久市、黒台信濃村開拓団当時14歳)の素描展が開催されており 強い印象を受けました。 布施副会長は、帰国者日本語教室の運営協力に感謝した後、「“前事不忘、後事之師”と刻まれた「平和」の記念碑が記念館の一角に建てられているが、日中不再戦・平和友好は帰国者の皆さんの心からの願いだ。1世の皆さんが高齢化し介護が課題となり、2世の皆さんも定年を迎える年代に入っている。幸せな老後を送れるよう協会も担当者の皆さんとともに力を尽くしていきたい。また3世4世の皆さんがかかえている教育現場での問題にも目をむけ、歴史を知って自分のルーツに誇りをもって生きていける環境を作っていきたい。中国語も忘れることなく帰国者の皆さんが日中友好の架け橋として活躍されることを願っている」などとあいさつしました。
この歴史を長野県でも知らない人が増えている。開拓団は当事者にとって向き合いにくい不都合な歴史でもある。当事者が語れない「満州」。送り出された側、送り出した側にとって語りたくない不都合な事情がある。しかし、不都合な歴史、加害の歴史に向き合っていく必要があると思う。原爆や大空襲など被害の歴史を語り継ぐだけでなく、加害の歴史も語り継いでいくことが、平和にとって大切と思う。 1931年の満州事変から「満州国」建国・開拓団送出と続いていくが、政府は500万人満州への移民計画を策定し、「20町歩の地主になれる」と宣伝し、開拓団を送り出した村には国の補助金を出すなどの方策を講じ、国策を推し進めた。①農村経済の立て直し、過剰人口対策、②満州の実効支配、対ソ防衛、③戦争協力のどの目的があった。結果として開拓団は27万人だったが、長野県は全国ダントツ1位の3.3万人を送り出した。青少年義勇軍として子供たちも大勢送り出した。教育会もこれに協力した。 昭和20年8月9日、ソ連の侵攻が始まった。働き手の男たちは現地徴兵されていて、開拓団には老人と女子供しか残されていなかった。しかも、関東軍は密かに大連ー新京ー図門を結ぶ三角地帯以北は放棄し軍を撤退させる作戦を実行していた。何も知らされず取り残された開拓団の人々は悲惨な逃避行で大勢がなくなった。引き続いての厳冬の収容所で死亡者が相次いだ。長野県関係者も半数がなくなっている。三石忠勇さんの絵が記念館に飾られているが極限状態が象徴的に描かれていて胸に響く。 1946年から53年に「満州」からの引き揚げが行われたが、この時諸事情で帰国できなかった人々が残留孤児・残留婦人と言われる。 山本慈照・長岳寺住職は自らも開拓団の教師として家族とともに渡満し、その後シベリア抑留され家族が行方知れずとなった体験者で、「日中友好手をつなぐ会」を立ち上げ、残留孤児の肉親捜しに全力を傾けた方だ。映画「望郷の鐘」の主人公で「中国残留孤児の父」とよばれる。 歴史を学ぶことによってふたたび悲惨な戦争を繰り返さない、平和のメッセージを発信し続けていきたい。―― |
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河北省張家口からアルペンジュニア選手、野沢温泉スキー場訓練・交流(3/10~16) 2022年の北京冬季オリンピックのスキー競技開催地の河北省張家口市からルペンジュニア選手団一行14名が3月10日から16日まで、県日中スキー交流委員会の招きで来県しました。選手は中学1年から高校2年にあたる10名(いづれも張家口市宣化区第2中学学生)及び役員・コーチなどで、野沢温泉スキー場で野沢温泉スキークラブの指導の下、トレーニングを重ねたほか、全国大会優勝経験を重ねている地元の飯山高校スキー部の皆さんとも交流しました。 3月14日、一行は、県スキー連盟や、県日中友好協会役員とともに県庁を訪れ阿部守一知事を表敬訪問しました。 一行は、その後、市内のレストランで県日中スキー交流委員会主催の歓迎会に出席し、関係者から熱烈歓迎を受けました。 |
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第43回日中友好スキー交流会、5年ぶり50人が楽しく交流(2/25~26) 長野県日中友好協会女性委員会と同青年委員会の主催により、2月25、26日の両日、山ノ内町の竜王スキーパーク(宿泊は楽奇温泉旅館)において、第43回日中スキー交流会が開かれました。中国大使館・帰国者・華僑華人・友好協会会員の皆さんなど50人が参加して5年ぶりの楽しいスキー交流会となりました。 開会式は楽奇温泉旅館で行われ、石﨑琢哉実行委員長の司会で、宮沢信代女性委員長が開会を宣言、西堀正司県日中会長代行が、あいさつ。「コロナが明け、5年ぶりのスキー交流会が関係者のご協力によって開催できた。参加者が心を通わせ、ケガの無いよう日中友好の楽しいスキー交流会にしましょう」と呼びかけました。 初級レベルの皆さんの指導に当たる、宮崎常夫・小林敏・三井正美・小坂秀人らの各氏が紹介され全員の記念撮影の後、直ちにホテルのバスでスキー場に向かいました。13:30から16:30、1日目のスキーやスノーボードの教室がおこなわれました。初心者もマンツーマンの指導でだんだんと直滑降やボーゲンのコツを覚え滑れるようになっていきました。 夜の交流会では、西村源さんの司会で、松本華恵青年委員長が開会の辞を述べ、布施正幸県日中副会長がスワロースキー㈱(丸山哲社長)や、楽奇温泉旅館(小林潤子代表)の協力のもと5年ぶりに友人を迎えスキー交流会を開催できたことに感謝し、「中国大使館、帰国者、華僑華人の皆さんと顔を合わせて交流できることはうれしい。友情を深め日中の平和友好に貢献していきましょう」とあいさつしました。 大使館の5名を代表して劉丙鑫2等書記官が参加できたことに感謝し、日中友好を深め、スキーレベルの向上にチャレンジしたいとあいさつしました。王昌勝県華僑総会会長の音頭で乾杯、懇親会に入りました。女性委員会メンバーによるフラダンスや、、中国や日本の歌などが披露され、賑やかな懇親交流会となりました。じゃんけんゲームではたくさんの景品が用意されていました。中締めを、足立正則飯山日中会長が行い余韻冷めやらぬ中、一次会終了となりました。会場を移動してカラオケのど自慢交流が行われました。 2日目もまずまずのスキー日和でした。自信をもって滑り降りる姿が目立つようになりました。スキー教室を終えて、昼食そして閉会式。松原京子さんの司会で、宮沢女性委員長が、スキー交流会が成功裏に無事、楽しく実施できたことに感謝。参加者代表の5名から感想発表がありました。「スキーを滑れるようになり、楽しい思い出になりました」 「来年もまた参加したい」とのうれしい感想が聞かれました。東京や横浜からの友人参加や飯山・中野・須坂・長野・上田・松本・飯田などから参加があり有意義な交流がで来ました。 青年委員会と女性委員会のメンバーは多忙な中、準備に当たり、当日もピンクや黄緑のジャンバーを羽織って、受付、用具の手配、会の進行にと大活躍でした。 |
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第27期日中連続市民講座④「杜甫の自伝的長編詩を読む」(2/18) 第27期第4回日中関係を考える連続市民講座が2月18日、日中友好センター教室において開かれ、中国文学専門で長野県立大学教授の谷口真由実先生が「杜甫の自伝的長編詩を読む」と題して講演しました。講座には20人が出席し熱心に聴講しました。 谷口先生は、中国文学に見る自伝詩の歴史を紹介したのち、杜甫の自伝的作品を取り上げ解説しました。 ◇唐代の詩人杜甫は多くの自伝詩を残しており、自伝詩人といわれている。その詩は3種に分類される。①すべての作品が自身の生活、経歴を反映している。②人生の節目ごとに作られた、時事を含めて回顧した長編詩=「詠懐古五百字」、「北征」、「秋日菱府詠懐一百韻」など。③晩年に一生を総括した、純粋に自伝的な作品=「壮遊」、「昔遊」など。 ◇杜甫の晩年の自伝的な一連の詩は、いずれも安史の乱に始まる激動の時代を回顧する作品であり、自伝的な詩といえる。その中でも「壮遊」の詩は、世の中の転変に重心を置くのではなく、自分の変化を描いている点、自伝詩と呼ぶにふさわしい。(今回は省く) |
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第29回県日中友好都市交流会議、コロナ明け交流を再開(2/16) 第29回県日中友好都市交流会議が2月16日、長野市の日中友好センターで4年ぶりに対面で開かれました。県、県協会及び関係自治体の国際交流担当者と日中友好協会役員19名が参加してそれぞれの友好都市交流の現状を報告し、意見交換を行いました。 冒頭のあいさつで、稲玉稔・県国際交流課課長は「日頃の交流推進と協力に感謝したい。3年間のコロナ禍が明け、昨年夏には知事を団長とする訪中も実現した。河北省との交流継続を確認、北京市との交流協定締結などが行われた。情報交換を通じて、連携を深め、友好都市交流を進めていきたい」と述べました。 また西堀正司・県日中友好協会会長代行は、日頃の日中友好のご尽力に敬意を表したのち、「コロナ禍による3年間の交流中断が昨年終わった。スタートを切って昨年4月に友好協会本部訪中団が派遣され、中日友好協会など中国側と話し合い新しい時代の交流関係を作っていくことで意見の一致を見た。地方民間交流と人事・経済分野の交流は重要な柱だ。意見交換を通じて地方民間交流を推進していきたい」とあいさつしました。 参加者の自己紹介の後、担当者から報告が行われました。 ◇県では、2023年度事業として①国際交流員による活動、②河北省との友好提携40周年記念しての8月知事を団長とした60名の友好訪中団派遣、河北省長、北京市長や中国対外友好協会、国家体育総局等の要人と会談し、青少年交流、冬季スポーツ交流、観光交流促進などを要請した。③ホストタウンNAGANO大学生国際交流リーダー育成事業(長野県・河北省大学連携交流(河北省の大学生受け入れ、河北大学へ研修員派遣、河北大学インターンシップ生受入れ)、河北省企業誘致プロモーション受け入れ、河北省及び北京市とのスキー交流を実施した。また5月に呉江浩大使来県を歓迎し、今後の交流について協力を約した。24年度は、①国際交流員による活動、②河北省との40周年記念 河北省代表団の受け入れと記念式典、北京市とのジュニアスキー選手団などの受け入れと青少年交流事業、大学生国際交流リーダー育成事業(養成講座・河北大学生との交流)、長野県・河北省大学連携交流事業(大学生受け入れ、研修員派遣各5名)、中国大学生インターンシップ生受け入れ事業などを予定している。 ◇県日中友好協会では、23年度、日中平和友好条約45周年・河北省との友好40周年に当たりコロナ禍の平穏化を受けて、記念事業に取り組んだ。5月の定期大会に合わせて呉江浩大使の来県歓迎、8月の知事訪中同行と記念式典参加、友好都市から卓球選手を招いての日中友好都市卓球交流大会開催、9・10月の強制連行中国人殉難烈士慰霊祭(天龍村平岡・木曽町三岳)開催、10・11月の大学生・高校生50名の河北省・雲南省への派遣、11月の県女性委員会バスツアーで大使館訪問、1月の日中友好新春講演会と新年会開催、2月の日中スキー交流会開催、日中スキー交流の継続実施(県日中スキー交流委員会事業として県スノーボード訓練隊の河北省張家口への派遣、北京市・河北省からアルペンジュニア選手団受け入れなど実施)、中国語講座とスピーチコンテスト、第27期日中関係を考える連続市民講座、中国帰国者日本語教室と帰国者援護に係る市町村担当者研修会などに取り組んだ。24年度は河北省との友好40周年後半事業への協力、友好訪中団の派遣、記念講演と祝賀のつどいの開催、連続市民講座、中国語講座とスピーチコンテスト、帰国者支援交流などに取り組む。 ◇長野市では23年度石家庄市中学生友好代表団12名受け入れ、長野市青少年友好交流団21名派遣、石家荘市語学研修生2名受け入れ、長野市語学研修生2名派遣、石家荘市友好視察団4名受け入れ、荻原市長トップセールス事業訪中派遣、日中友好都市中学生卓球交流大会開などに市日中友好協会などの協力を得て取り組んだ。24年度は石家庄市中学生友好代表団受け入れ、長野市中学生友好代表団派遣、石家荘市語学研修生受け入れ、長野市語学研修生派遣、石家荘市友好視察団(馬市長他)受け入れを予定。長野市日中友好協会としては、23年度日中友好マレット交流大会、ワールドフェスタin長野23、日中友好春節コンサートなどを実施した。 ◇須坂市では、23年度、四平市との市長メッセージ交換、「日本と中国」須坂市版に「四平市の紹介」や新年メッセージを四平市から寄稿。日中友好都市中学生卓球交流大会は都合により不参加。24年度は友好都市30周年記念事業として相互に代表団を派遣(須坂市訪中団は8月実施)する予定。 ◇松本市では、23年度廊坊市から選手団を受入れ交流と日中友好都市中学生卓球交流大会に参加。24年度は中高生のオンライン交流、それぞれ8名がそれぞれの都市を紹介し、ディスカッション交流を予定。 ◇上田市では、23年度、寧波市と市長メッセージを相互に交換。選手団受け入れ交流と日中友好都市中学生卓球交流大会参加。24年度は「寧波市国際友好都市少年絵画コンテスト」へ作品応募。新年の市長メッセージ相互交換。翌年の友好提携30周年記念事業の準備。 ◇飯山市では、23年度は深圳市福田区から選手団を受入れ交流、日中友好都市中学生卓球交流大会に参加。福田区国際友好公園建設への参与。飯山市を象徴するオブジェ設置として「唱歌朧月夜の歌碑」設置を依頼。24年度は、未定。 ◇伊那市では、長らく北京市通州区の交流が途絶えているが、民間交流等を通じて関係を修復していきたい。(伊那日中友好協会) ◇山ノ内町では23年度、8月町長と観光商工課職員が密雲区政府を表敬訪問。図書の交換。24年度は密雲区代表団5名受入れ予定。図書の交換。 ◇泰阜村では5年前に20周年記念事業を行って以来交流がとどこおってているが、方正県との関係を大切にして、帰国者支援などに取り組んでいきたい。 コロナ禍が平穏化し交流が再開され、日中友好都市中学生卓球交流大会などが実施され、友好都市からの受け入れなどの動きがみられました。3年間のブランクによる損失は大きく、再び動き出すエネルギーは多くを要するが、地方民間交流が平和に大きく貢献することを自覚してお互いに頑張っていきましょう--と確認し散会となりました。 |
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中国帰国者の体験発表‣講演と春節コンサート(2/12) 長野県と県日中友好協会中国帰国者交流センターは2月12日、「第12回中国帰国者への理解を深める県民の集い」を長野市若里文化ホールで開きました。帰国者の体験報告と「満州移民」と残留日本人の歴史を教育実践の場で生徒たちに教えてきた飯島春光先生の講演が行われ、70人が熱心に聞き入りました。第2部では日中友好春節コンサート会場に移動して400人の皆さんとともに二胡の演奏を楽しく鑑賞しました。コロナ禍で5年ぶりの再開となった方もいて手を取り合って喜んでいる姿が見受けられました。 主催者を代表して手塚靖彦・県健康福祉部地域福祉課長と西堀正司・県日中友好協会会長代行があいさつしました。 手塚課長は、帰国者の皆さんが言葉や生活習慣の困難を克服して努力されてきたことににエールを送った後、開拓団のたどった悲惨な歴史を語り継いでいくことの重要性を語り、帰国者の皆さんが穏やかで安心した生活を送っていただくためにともに努力していきたいと語りました 西堀会長代行は「全国一満州開拓団を送り出し多くの犠牲を出した長野県には5000人余りの中国帰国者の皆さんが暮らしている。開拓団の悲劇と帰国者支援問題は長野県と県民にとって忘れてはならない歴史。日中国交正常化から52年を経過したが、日本と中国は再び戦争せず、末永く仲良く付き合っていくことを約束した。本日は帰国者の皆さんの歩んだ歴史と現状への理解を深め、支援交流にともに励んでいきたい 。日中の懸け橋として帰国者の皆さんのご活躍を祈ります」と述べました。 体験発表で中村みどりさん(72)=松本市=は、「残留孤児の主人は中国人養父母に育てられ、内モンゴルに暮らしていたが、紹介されて一緒になった。貧しい中で懸命に生きてきたが、日本の厚生省から手紙が届き、日本に帰ることとなった。希望をもって来日したが言葉もわからず今後に不安を感じ、中国での生活が懐かしく思いだされた。喬木の帰国者自立研修センターで徐々に日本の生活に慣れ、日本人の親切を感じることができた。松本に定着し、日本語教室に通いこの間、日中友好協会やナルクの皆さんに支えられ、陽だまり活動などに参加し、日本が好きになった。1世が亡くなっても配偶者の生活が困らない制度もできて安心している。いまは本当に幸せです」と振り返りました。 |
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北京市アルペンジュニア選手が野沢温泉でスキー訓練(1/28~2/2) 北京市アルペンジュニア選手団一行15名が1月28日から2月2日まで、県日中スキー交流委員会の招きで来県しました。選手は小学6年から高校1年にあたる12名及び役員・コーチなどで、野沢温泉スキー場でトレーニングを重ねたほか、地元のスキークラブや中学生と交流しました。 1月31日、一行は、県スキー連盟や、県日中友好協会役員とともに県庁を訪れ阿部知事を表敬。知事は一行を温かく歓迎し、「青少年がお互いに顔の見える交流をして、友情をはぐくみ技術を向上させていくことが両国の友好につながる」とあいさつし、健闘を祈りました。馬越団長(北京市雪上運動協会代表)(50)は豊かな自然やスキー場の先進的な施設、コーチの専門性とスタッフのフレンドリーさが印象に残ったとし、「交流を続け、新たな歴史を作っていきたい」と述べました。 阿部知事は昨年8月北京市を訪問し、冬季スポーツや青少年交流などで協力する覚書を締結しています。 一行は、市内のレストランで県日中スキー交流委員会主催の歓迎会に出席し、関係者から熱烈歓迎を受けました。 |
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第27期日中関係を考える連続市民講座③「日中関係の現状と課題」(1/27) 第27期第3回日中関係を考える連続市民講座が1月27日、日中友好センター教室において開かれ、公社日中友好協会全国本部専務理事の西堀正司氏が「日中関係の現状と課題」と題して講演しました。 西堀氏は長野県と河北省の友好県省40周年を記念し、昨夏阿部守一知事らと訪中した際のエピソードを報告。洪水の現場対応から戻った北京市長と阿部知事の会談で「防災・減災対策の話し合いを協力してやろうとの話になった。河北省との間では40年の成果を生かして交流を継続発展させていくことで合意した」と明かしました。「1979年から続く中国とのスキー交流も1998年の長野オリンピック招致の際の中国の協力の支援につながり、2022年の北京冬季オリンピック実現に大きく貢献したと中国側から感謝された」と述べました。 参加者からの「日中の不協和音を埋めるのに何が有効か」との質問に、西堀氏は「世論が中国に対して冷めている。友好を喚起するには地方民間運動やマスコミや学校教育の役割が大きい」と強調。「県内にも9千人の中国人が暮らしている。直接あって交流するのが一番の近道」と訴えました。 |
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2024年日中友好新春講演会・新年会を開催(1/23) 新年会に先立って、(公財)日中友好会館中国代表理事の黄星原氏が「日中関係の歴史・現状と課題」と題して記念講演しました。国交正常化以来の日中関係の推移を振り返りながら、“日中対立と対話の併存時代”にあって、コロナ禍で途絶えた日中交流の早期再開などを訴えました。黄先生は、日本大使館勤務や中南米などの大使を歴任され、中国人民外交学会副会長兼秘書長を務められるなど、国際的視野にったって日中関係を論ずるなど活躍しています。中国の現状に理解を深め、日中両国が今後、相互信頼を深め協力提携しアジアと世界の平和と繁栄に貢献していくにはどうしたらよいかをともに考える良い機会となりました。 講演の要旨は次の通り。
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長野県日中友好協会 会長代行 西堀正司 あけましておめでとうございます。過ぐる1年は世界的な不安を強める事案が多くありました。ウクライナ戦争、ガザ戦争、地球温暖化、米中対立等々です。 一方で、3年間にわたった、「新型コロナ」の流行が終り、新しい時代の新しい行動を考えた1年間でもありました。4月に友好協会全国本部は、民間団体として最初の訪中団を派遣し、中日友好協会など中国側と交流再開につき諸課題を話し合いました。 3年間は日中民間交流にとって、困難な期間でした。対面交流が中断を余儀なくされ、人事交流、文化スポーツ交流は大きな打撃を受けました。このような中でしたが、日本と中国の関係者は経済貿易などで最大の努力を行い、オンラインでの交流などで困難を克服してきました。会員の皆様もたくさんの努力を行っていただきました。 昨年は日中平和友好条約45周年、長野県と河北省友好県省40周年の節目の年でした。7、8月には県知事、県会議長はじめ各界の代表者による訪中団と県協会代表団が合同で60名の大型代表団を編成し、北京市、河北省などを訪問しました。今後の友好交流を方向付ける大成功の訪中でした。また8月には、河北省など5友好都市から中学生卓球選手団を招いて卓球交流大会を開催し友好を深めました。秋には2度にわたり、大学生、高校生訪中団50名を派遣し、青少年交流の成果を上げました。 現在、日本と中国には課題も多くあります。国民感情も決して良好とは言えません。領土・領海問題や、台湾をめぐる一部政治家の不穏当な言動、福島原発処理水問題などです。日中平和友好条約では体制の違いを認め合ったうえで、紛争の平和的解決、覇権を求めないことなどを約束しています。県協会は、平和友好条約や、日中共同声明など両国で結ばれた4つの重要文書の原則と精神を守ることを柱として活動してきました。今後も、県や多くの皆さんとともに地方民間交流を推進していきます。 本年は、中国建国75周年の年です。14億の住む隣国中国の動向に関心を寄せ、友好交流を進めていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいいたします。 |
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初春を迎えて (1/1) 2024 長野県知事 阿部守一 皆様には、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年は、コロナ禍の停滞感を吹き飛ばすかのように、世界各国との交流が再開されましたが、とりわけ日中両国の間では充実した交流を行うことができました。5月には呉江浩駐日中国大使を本県にお迎えし、8月には私にとって4年振り9度目となる中国訪問を貴会会員の皆様や県内関係者による約60名の訪問団で行いました。 友好提携40周年を記念して訪問した河北省では、王正譜省長はじめ省幹部の皆様、対外友好協会、産業界、本県留学経験者など多くの方々と交流することができました。また、北京市では殷勇市長とお会いして、両県市の友好協力に関する覚書を締結するとともに、冬季スポーツや経済面での交流、次代を担う青少年交流の重要性について未来志向の意見交換を行いました。 このほか、河北大学生と県内大学生の相互訪問交流や中国大学生のインターンシップ受入、貴会のご尽力により行われた日中友好都市中学生卓球大会や河北省・雲南省への青少年交流訪中団派遣など数多くの交流が行われました。関わられた皆様におかれましては、対面での交流がいかに重要かあらためて実感されたことと存じます。 こうして、中国の多くの友人と再会を喜び、親交を深めることができたのも、故高波謙二会長をはじめ先人の方々による交流の積み重ねがあってのことです。 本年におきましても、故高波会長の意志を引き継ぎ、貴会の皆様と共に中国との友好の絆をさらに深めていけるよう、精一杯取り組んでまいりますので、皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 |
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新年あいさつ (1/1) 2024 中華人民共和国駐日本国 特命全権大使 呉江浩 新年にあたり、中国駐日本大使館を代表しまして、長野県日中友好協会及び会員の方々にお祝い申し上げ、そして長期にわたって中日友好の信念を堅持し、対中交流と協力に取り組んできた各界のご友人の皆様に心より敬意と感謝を表します。 過ぎ去った2023年を振り返り、中日両国は平和友好条約締結45周年という重要な一里塚を迎えました。双方は条約締結45周年記念をきっかけに、共に締約の初心を温め、平和友好の信念を堅持し、対話・意思疎通と交流を積極的に展開し、実務協力を推し進め、中日関係の全体的な安定と改善を推進してきました。習近平国家主席と岸田文雄総理は11月にサンフランシスコで再び会談を行い、両国指導者は戦略的互恵関係の包括的な推進を再確認し、当面の中日関係に極めて重要な政治的牽引を与えてくれました。中国側は日本側と共に、両国指導者の重要な共通認識を指針として、政治的基礎を守り、人的文化交流を深め、互恵協力を強め、妨害や障害を排除し、新時代の要請に相応しい建設的かつ安定的な中日関係の構築に共に取り組んでいきたい所存であります。 現在、中日関係は改善と発展の重要な段階にあり、両国政府、民間、地方及び各界の方々が共に努力することは必要不可欠であります。私は昨年着任後初めてとなる地方訪問で長野県を訪問し、県内各界の皆様の友情に深い感銘を受けました。長野県と河北省友好県省締結40周年の節目に、阿部守一知事は河北省を成功裏に訪問され、一連の積極的な成果を収め、双方の交流と協力を新たな段階へと推し進めました。私たちは貴協会女性委員会と大使館女性職員との交流会を主催し、貴協会と大学生訪中団を実施することによって、新時代の中国に対する理解を深めたことを大変うれしく思います。長野県が友好の伝統を発揚し、より多くの豊富多彩な友好活動を行い、両国国民により幅広い参加を呼びかけ、新時代の中日民間友好の新たな一章を綴ることを心から願うところであります。 末筆ながら、友人の皆様のご健勝ご多幸を心からお祈り申し上げ、新たな一年において中日関係のさらなる改善と発展を祈念申し上げます。 |
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長野県&雲南省大学生交訪中団、昆明・大理・麗江友好の8日間(12/5~12)2023
雲南省の雲南民族大学や大理大学、麗江高等師範学校での有意義な大学生交流を行ったほか、創視界光電科学技術有限公司や雲南エネルギー投資グループなど世界先端技術を持つ企業も訪問しました。また、澄江化石自然博物館や世界自然遺産の石林、玉龍雪山、麗江古城などの名所旧跡に行き、過橋米線や小米菜、レンコンジュースなど美味しい雲南料理を味わいました。 その中、雲南省外事弁公室主催の歓迎昼食会を開いていただきました。外事弁公室楊沐主任、国際交流処の金晶処長をはじめ、関係者の皆様から大いに歓迎されたことに団員一同深く御礼申し上げます。 《学校交流について》 12月6日、雲南民族大学で大学生交流の時、日中の学生は初対面と思えないくらいすぐ仲良くなり、英語や日本語、中国語を交えながら楽しく交流が出来ました。歓迎会の時に、中国側の学生は扇踊りや民族舞踊などを披露してくれて、日本側の学生は「ふるさと」や中国語の「踊るポンポコリン」を熱唱しました。みんなが食堂で一緒にご飯をたべ、花模様の切り紙や花箱を作り、和気あいあいで有意義な交流時間を楽しく過ごしました。 12月8日、大理大学の交流では、先生から雲南の彫刻、銀製品、芸術、歴史についてご紹介いただきました。団員のみんなはその悠久な歴史から生まれた先人の知恵に感嘆していました。彫刻の体験や先生による葫芦丝など楽器の演奏もしてくれ、美しい音色に聞き惚れました。洱海の見える広大で美しい校内での移動時や食堂で食事の時も、英語や中国語などで楽しく日中文化についての交流などをしました。帰る時間になっていても、なかなかバスに乗ろうとしない日中の学生や先生方も、暗くなっていたキャンパスで、みんなWeChatなどの連絡方法を交換し、名残惜しい別れの場面は非常に印象的でした。 12月10日、麗江師範高等専門学校に行ったとき、学校の党委員会の毕天雲書記や国際交流関係者、先生と生徒さんによる熱烈な歓迎を受けました。校内で東巴(トンパ)文字の学習や太極拳体験も、中国の歴史文化に触れることができ、心身ともに熱くなってきました。その後、学校の運動場での納西族の踊りは、みんな手をつなぎ、明快な音楽に合わせて笑顔で一体となった交流風景は今でも目に浮かびます。 《会社見学について》 12月6日、訪問した企業は創視界光電科学技術有限公司の担当者による熱心な説明と社内見学は、世界に誇る先端技術やAIを活用した工場内作業に関心を持ち、家庭の冷蔵庫にディスプレイの栄養管理や名画装飾品ディスプレイなどのビジネス展開などについてたいへん勉強になり、知見を深めました。 同日雲南エネルギー投資グループのグリーンエネルギー取り込みの紹介に対して、団員の学生たちがとても関心を寄せていて、会社の仕組みや投資の規模について熱心に質問しました。 12月9日、壮大な大理蒼走山を眺める洱海留香実験農場では、担当者から生態保護に対する配慮の説明があり、洱海の漁は10月~12月だけと定められていること、米と野菜の二毛作の栽培方法などの環境保護についてお聞きしました。また、中国も米の消費量が減っている現在、米のギフトなどの販売方法が紹介され、香米と雲南名産の「乳扇」のコラボで作ったロールライスを試食しました。 雲南省は山があり、爽やかな空気、清らかな水の風景はどことなく長野県の上高地と似ていると思われ、懐かしさを覚えました。 《まとめ》 長野県&雲南省大学生の交流事業は順調に終わりました。雲南省訪問の有意義な8日間は、私にとって生涯に忘れられないほど貴重な経験となりました。 今回の長野県&雲南省大学生交流訪中団でお世話になった中国大使館、雲南省外事弁公室、大理市外事弁公室、 麗江市外事弁公室、各大学や訪問先の関係者の皆様には本当にお世話になりました。温かく迎え入れてくださったすべての皆様に心から感謝申し上げます。皆様に出会ったこのご縁を大切に、今後の日中友好交流事業に微力ながら一生懸命進んでいきたいと思っております。 (長野県国際交流課 松本 暁鳳) |
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第27期第2回日中連続市民講座 「中国メディア事情と中国メディアスクール」(12/17) 第27期第2日中関係を考える連続市民講座が12月17日、日中友好センター教室において開かれ、中国伝媒大学教授で長野ラジオ孔子学堂中国側代表の夏丹先生が「中国メディア事情と中国メディアスクール」と題して講演しました。講座には20人が出席し熱心に聴講しました。 夏先生は、中国伝媒大学を卒業し、その後も大学で勤務してきた40年近い経験をもとに話しました。 ①最新の統計によると、中国には1,810の新聞と定期刊行物があり、2,500以上のラジオ局とテレビ局があります。ラジオ・テレビは、通常、政府機関と密接に関連しています。多くの中国メディアの中で、最も影響力があるのは、新華社通信、人民日報、中国メディアグループで、ニュースやニュースレター、新聞、ラジオやテレビを代表する、中国で最大かつ最も重要な3つのメディアです。
②中国国内では、中国政府に関する公式情報の多くは新華社通信から得られます。 新華社通信は中国の国営通信社であるため、公式ニュースは新華社通信を通じて発表され、世界中のメディアにおける中国の政治と外交の公式ニュースも新華社通信が発行する通信を使用します。人民日報は中国共産党中央委員会の機関紙です。人民日報は1948年に創刊され、中国最大の新聞で昨年の人民日報の発行部数は250万部です。
2018年3月、中国中央テレビ局、中国国家ラジオ局、中国国際放送局は共同で中国中央広播電視台集団(CMG)を設立しました。記者と編集者が6,629人もおり、スタッフの総数は約40,000人と推定されています。 ◇以下、印象に残ったことを3点紹介しますーーー。 ①.テレビはかつては広告収入で潤っていましたが、近年、ネットメディアやモバイルメディアの影響により、テレビ局の広告が減少し、苦境を打開するために様々な対策を講じています。
新しいメディアへの移行は、その主な方法の1つです。WeChat、TikTok、Xiaohongshu(小紅書)などの中国で最も有名なソーシャルメディアサイトは現在活況を呈しており、ニューヨークに上場しているサイトもあります。オンラインメディアとモバイルソーシャルメディアは、徐々に従来のメディアの役割と機能に取って代わりつつあり、従来のメディアはますます影響を受けています。 ②.1980年代以降、改革開放によって、中国の経済は急速に発展し、テレビを購入する人が増え、テレビ番組の制作はますますエキサイティングになりました。
同時に、多くのアメリカと日本の番組が中国のテレビ画面を占有し始めました。 当時、人々が見たいのは日本のアニメ「鉄腕アトム」、ポケモンでした。ポケモンで、ほとんどの人がピカチュウを知っており、「血の疑惑」や「マンハント」などの日本の映画やテレビシリーズを見る機会があり、その後、アニメ「名探偵コナン」、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」をテレビで放送し、中国の視聴者は高倉健、三浦智一、山口百恵などのスターを知りました。 日本は中国の緊密な隣国でもあるため、中国のメディアは日本に注意を払っています。 国会議員選挙、岸田首相と各国首脳との会談、日本での頻発地震、さらには日本の天候の変化まで、報道があります。
特に、最近の日米合同軍事演習や、この1年間の円相場の継続的な下落や電力・ガス価格の高騰は、中国国民の注目を集めており、中国メディアでも大きく報道されています。
11月17日、岸田総理と習近平国家主席がサンフランシスコで会談し、当時の中国メディアの重要な報道にもなりました。桜の季節に日本人が桜を見に行くこと、日本の有名な相撲などについても報道しています。
これらの報道により、中国人の日本に対する理解が深まりました。多くの中国人は、東京では駐車場が難しく、駐車料金が高いことを知っていますが、東京には便利な公共交通機関、地下鉄、路面電車が四方八方にあり、日本の新幹線が特に便利で時間厳守であることも知っています。
また、日本人はとても礼儀正しく、公共の場で話したり電話で話したりしません。日本はどこもきれいで、路上にゴミがない、誰もが意識的にゴミを分別している、などです。
中国のメディアは、両国民の友情と理解を深める上で非常に重要な役割を果たしてきました。 中日両国のメディアの交流や協力は、特にテレビの分野で非常に緊密で、両国のメディアは長い間、互いに協力してきました。 CCTVは過去にNHKと緊密な連携を取り、影響力のあるテレビ番組を制作してきました。
何年も前に、彼らはテレビドキュメンタリー「シルクロード」を共同制作しました。 2005年、中国のCCTVと日本のNHKが共同で「新シルクロード」を制作しました。 現在、テレビドキュメンタリーシリーズ「世界遺産ウォーク」を共同制作し、さらなる協力関係を築いています。パンダの翔翔(シャンシャン)を紹介する番組「シャンシャン家に帰る」も共同制作しています。
この番組では、ジャイアントパンダの家族による日本での生活や、中国に帰国した翔翔の新たな生活について紹介しています。 2024年1月にCCTVとNHKで同時放送される予定です。日中記者交流も盛んに行われています。
中国メディアの記者の中には、日本のメディアで一定期間働き、研修を受ける人もいます。 ③・メディア人材の育成に関しては、北京放送学院(現在は中国伝媒大学)が最も長い歴史と最強の強みを持っています。 1954年、北京に北京放送学院が設立され、当時中国で唯一のメディア専門学校となりました。 ラジオやテレビのタレントの需要が高まるにつれて、ラジオやテレビのタレントの育成に従事する学校の数も増加しています。 かつては北京放送学院がほぼ1つしかありませんでしたが、今は全く違います。
北京放送学院は伝媒大学に発展し、浙江省メディア大学、河北メディア大学、南京メディア大学など、メディア人材を育成する学校が十数校誕生しました。
中国で最も有名な北京大学と清華大学も、それぞれ2001年と2002年にジャーナリズムとコミュニケーションの学校を設立し、放送とホスティングの専攻を開設しました。 現在、中国伝媒大学には博士課程・修士課程5,000人以上を含む18,000人がおり、校舎規模は3倍に増えました。 84の学部専攻と多くの修士号と博士号があり、7つのポスドク研究ステーションがあります。
学校はジャーナリズムとコミュニケーション、情報通信工学を主な分野としており、音楽とダンス、美術、中国と中国の文学、外国の中国文学、電子科学技術、コンピューター科学技術、インターネット情報などの専攻もあります。
また、英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、日本語など20の外国語教育も充実しています。 学生が海外で学ぶ機会も増えています。 現在、日本では中国伝媒大学の数十人の学生が学んでいます。 日本やヨーロッパやアメリカに行く人も結構います。伝媒大学のコースの多くは4年制の大学のコースであり、伝媒大学で2年間勉強し、2年間留学するか、中国で3年、海外で1年勉強する必要があります。
このようにして、国際的な人材を育成し、新しい技術を学び、外国語のスキルを向上させることができます。また、教員は、海外の教員と交流する機会が多く、客員研究員として日本、アメリカ、ヨーロッパに行くことも多く、海外の教員との交流を通じて、常に最新の国際水準に即した専門知識を持つことができます。
アメリカ、ヨーロッパ、日本の大学で修士号や博士号を取得した先生もいます。ジャーナリズム、映画、テレビ芸術、放送、広告などに興味のある学生が、中国伝媒大学を訪問し、伝媒大学に留学することを歓迎します。 |
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長野孔子学堂、年末交流会「迎新晩会」を開催(12/16) 2023
長野ラジオ孔子学堂は12月16日、ホテル信濃路において、40名が参加して、4年ぶりとなる年末交流会「迎新晩会」を開きました。「迎新晩会」とは、新年を迎える晩餐会といったところでしょうか。第1部体験発表、第2部交流懇親会が行われ、楽しく有意義な交流会となりました。 はじめに、長野ラジオ孔子学堂を代表して、西堀正司理事長があいさつし、「コロナが明け、日中間の交流が再開された。激動の世界の中で、中国は存在感を増している。戦争にかかわっていない大国は、中国だけであることに留意したい。11月、日中会談が実現したが、関係改善を期待したい。明年は辰(龍)年、新しい時代の転換が予感される。孔子学堂で中国語を学んでいる皆さんの活躍を期待したい」と述べました。中国側責任者の夏丹老師は「2023年の皆さんの活躍に感謝し、新年のご多幸を祈ります。23年は、中国伝媒大学学生とのオンライン交流会開催、長野県日中友好協会訪中団の伝媒大学訪問、伝媒大学代表団の来県交流など意義ある交流ができた。明年は一層の発展を目指しましょう」とあいさつしました。 続いて、『漢語橋』高校生日本大会中国語コンテストで入賞した片桐菜々美さんと長野県&河北省青少年交流訪中団に参加した松村まいかさん(短大生)がパワーポイントを使って体験発表しました。新鮮な感動が伝わってきました。続いて夏丹老師(伝媒大学教授)が「旅行は視野を広げる」と題してお話ししました。旅行と読書が大好きという夏老師は大学卒業後、エジプト留学を皮切りに、アメリカやヨーロッパ、南アフリカ、中東など世界各地22カ国を訪れた体験を紹介し、参加者は興味深くお聞きしました。 第2部交流懇親会では孔子学堂文化講座の二胡教室で学ぶ皆さんによる二胡演奏発表が行われ、拍手が送られていました。ビンゴゲーム、中国語歌曲カラオケ有りとにぎやかで楽しい交流会となりました。 |
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中国伝媒大学学長一行来県、交流を深める(12/1~3) 中国伝媒大学の張樹庭学長一行6名が長野ラジオ孔子学堂と長野県立大学の招きで12月1日から3日長野県を訪問しました。 一行は、滞在中、長野県立大学(金田一真澄学長)との学術協定調印式、長野ラジオ孔子学堂との交流理事会・歓迎会などに出席しました。長野県日中友好協会と伝媒大学は21年孔子学堂の共同運営をスタートさせて以来、コロナ禍の中でも関係を深めてきました。昨年、夏丹さん(教授)が長野に赴任し、県立大学の客員研究員兼孔子学堂の中国語講師などとして活躍しています。双方の語学を学ぶ学生同士のオンライン交流会なども行いました。本年夏には長野県日中友好協会代表団が伝媒大学を友好訪問し、熱烈歓迎を受けました。伝媒大学の代表団が長野県を訪問するのは今回が初めてでしたが、打ち解けた交流を通じて、相互の理解が一層深まったと好評でした。一行は滞在中、小布施町の北斎館、山ノ内町地獄谷のスノーモンキー、長野市の善光寺なども参観し、温泉も体験し、観光立県長野県への理解を深めていただきました。 12月1日の歓迎会には18名が出席し、夏の大学訪問時の思い出を語り合い親睦を深めました。席上、布施正幸副会長は、一行を歓迎した後、「日中平和友好条約締結45周年の記念すべき時に、張学長先生を団長とする伝媒大学の先生方をお迎えできたことは私たち一同の喜びとするところです。7月に長野県日中友好協会代表団が伝媒大学を訪問した際には、張学長先生に親しく熱烈歓迎をいただきました。伝媒大学がメディアと映画演劇方面の人材を養成する大変重要な役割を発揮されていることが理解できました。私たちはこのような素晴らしい伝媒大学と孔子学堂の協定を結ぶことができ大変光栄に思っております。締結以来、双方は交流を通じて相互信頼を深め双方の努力によって成果を上げてきました。特に、優秀な夏丹さんを派遣していただき感謝しております。また、双方の交流を進める過程で伝媒大学と長野県立大学が学術協定を締結されたことは私たちにとっても喜ばしいことです。長野県は、工業・農業・観光の各方面で日本でも高い評価を得ている県です。また日本で1,2位を誇る健康長寿の県であり、教育県としても知られています。双方の長所を生かして、今後とも力を合わせて日中友好のために、中国語の普及と向上、中国文化を知り知らせる活動に取り組んでいきたいと存じます」と述べました。 |
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第27期日中関係を考える連続市民講座スタート(11/25) 2023
第27期日中関係を考える連続市民講座が11月25日スタートしました。県内の大学や県日中友好協会などで作る県日中学術交流委員会主催で、毎月1回のペースで文化、歴史、経済関係などをテーマに明年4月まで計6回の講座が開かれます。 第1回は長野大学の塚瀬進教授が、「3つの大日向村―佐久穂・吉林舒蘭・軽井沢」と題して講演しました。満蒙開拓団を当時の国策に沿って日本一多く送出した長野県の先鞭をきって大日向村が分村開拓団を送り出した時代背景や村を取り巻く状況などを詳しく解説しました。---財政破たんした大日向村は分村開拓団を吉林に送り出したが、そこは現地の農民が耕作していた水田地帯だった。安く買い上げ入植地とし、順調な滑り出しだったが、日本の敗戦によって多くの犠牲を出しながら帰国した人たちに残された道は、寒冷地軽井沢の山間地での開墾だったーーー。受講者は熱心に聞き入っていました。 |
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県女性委員会バスツアー、中国大使館を表敬交流(11/17) 2023 県日中女性委員会は11月17日、秋の日中友好研修バスツアーを行いました。女性委員会メンバーら44名が参加して、中国大使館を訪問し、丁玥大使夫人や、聶佳参事官はじめ大使館の大勢の女性役職員の皆さんからあたたかい歓迎を受けました。 この日、未明に長野県を出発したバスは小布施・長野・松本と高速道沿いに参加者を加えながら、東京を目指しました。車中では布施正幸県日中副会長から最近の日中関係についてのレクチャーに耳を傾け、大使館での交流に備えて「昴」(星)を日本語中国語で練習し、予定よりかなり遅れて大使館に到着しました。
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第41回中国語スピーチコンテスト長野県大会(10/21) 2023 10月21日、長野県日中友好協会ラジオ孔子学堂の主催による第41回中国語スピーチコンテスト長野県大会が信濃教育会館講堂で開催され、高校生や大学生・一般社会人18人が出場しました。 朗読部門には高校生の部4人、大学生の部5人と一般の部6人が出場、それぞれ全国統一課題文を発表し発音や表現力、熟練度を競いました。 スピーチ部門で優勝したのは、根橋佑奈さん。「私から見た中国の価値観」をテーマに取り上げました。交流を通じて中国人の3つの価値観を知ることができたとし、①取り組み課題に優先順位をつける、②面子を大切にする、③家族や友達を大切にするなどをあげ、中国語学習を通じてさらに中国の文化を理解していきたいとスピーチし好評価を得ました。2位の小林美月さんは、日本国内の嫌中意識の蔓延などに疑問を持っていたが、河北大学の日本語を学んでいる学生と交流する中で、「中国人は悪い人」ではなく、仲良くなれた。帰国後、中国での体験を友達に話した。友好に努めていきたいなどと発表しました。
◇朗読部門 高校生の部 ①福田悠夏 ②内山実花 ③土屋陽向 (奨励賞)小林木ノ葉 |
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河北省との友好40周年記念し長野県&河北省青少年交流訪中団派遣(10/14~19) ◇河北省人民対外友好協会の招きで27名が河北省・北京を訪問交流 10月15日は午前中、直隷総督署と古蓮花池を参観しました。河北省(冀州)は、清朝では、直隷省と呼ばれその省都であった保定は北京を守る極めて重要な役割を果たしていました。直隷総督は行政と軍事の権限を持ち、李鴻章や曽国藩などの実力者が任に着いたと説明を受けました。300年ほどの歴史を持つ総督署の建物は3万平方メートルと規模が大きく立派に保存されていて、人物模型も配置され、往時の役所と奥の生活ぶりがうかがえるようになっていました。古蓮花池は中国10大名園の一つに数えられていて、その面積は35000平方メートル、800年ほどの歴史を有しています。蓮池を囲むように、亭、台、楼、閣など北方と南方の様式を取り入れた優美な建物群が立ち並び、蓮池と槐の古木、柳、数多くの石碑があり、「蓮池書院法帖」は有名です。一行はここで孔子の教えを実践している老師の指導で古代の服をまとって帽子をかぶり、孔子さまの弟子のいでたちで、礼楽の講義を受けることとなりました。壎(ケン:土笛)そして鼓、編鐘、拍板、簫(ショウ)、磬(ケイ)、筝(ソウ)、笙(ショウ)。壎(ケン)は土笛に形も音もよく似ていて懐かしい音色でした。 次に河北大学五四路キャンパスに向かいました。大学の責任者に案内され河北大学の歩みの展示館を参観。1921年に天津工商大学として設立され以後幾多の変遷を経て、河北大学となったとのこと。中国教育部と河北省政府が共同で関与していて、28000人の学部生と11000人の大学院生が在籍し、学んでいる重点大学だそうです。哲学、経済学、法学、教育学、文学、歴史学、理学、工学、農学、医学、管理学、芸術学の12の主要な分野をカバーしていて85の学部、17の博士学科、47の修士学科、33の専門修士学科などがあるといいます。参観、昼食後、大学生グループと高校生グループに分かれて行動しました。大学生は、河北大学七一路キャンパスへ、高校生は、保定第1中学へ向かいました。 河北大学七一路キャンパスには、河北大学外国語学院があって、そこで、日本語を学んでいる学生と交流しました。ロの字型に並べた机に座って、中国学生男女の司会者の手際よいリードで日本語での自己紹介の後、しりとりゲーム、カードゲームなどをおこない、最後打ち解けたところで、お互いに聞きたいことを質問し合いました。気が付いてみると2時間近い時間が過ぎていました。校舎の前で一緒にカメラに納まり別れを告げました。 保定第1中学を訪問した皆さんは大勢の生徒さんたちの出迎えを受けびっくり、サッカー交流試合なども行って大いにもりあがったとの感想が聞かれました。中国では中学というと初級中学=中学と高級中学=高校が含まれています。第1中学は北京大学や清華大学などへの合格者も多い名門校で「状元の郷」の名声を獲得しているとともに、生徒の適性に応じて教育し、興味を育み、能力を向上させることにも力を入れ、能動的な探求を目指すことを校風としているとのことです。 2つのグループは保定市民衆芸術館で合流して、市民のサークル活動発表、演劇や踊り、楽器演奏を鑑賞しました。チャルメラ演奏、保定鉄球バランス芸、保定老調(保定の地方劇)、伝統武術、古琴演奏、1人2役「悟空が猪八戒をからかう」、壎(ケン土笛)の演奏、舞踏「長信宮灯」など多様な演目で、レベルの高い芸が披露されました。終演後、団員全員舞台に上がって、市民俳優の皆さんと記念撮影しました。 10月16日はバスで正定県に向かいました。城壁に囲まれた正定県は、石家庄が石太線(石家庄から山西省の太原へ通ずる鉄道)の開通に伴い急速な発展を遂げるまでは、この地域の中心でした。また、正定県はかつて若かりし頃の習近平主席が党書記として赴任していたところで、現在発展著しく、全国の注目を集めているところです。まず、太平河都市エリア計画展示センターを見学しました。意欲的な発展計画を巨大な映像で紹介しており、印象的でした。続いてモデル農村の塔元莊村を訪問しました。初めに体験交流館で中国の伝統的万頭づくりを地元の高校生と4人一組で体験しました。パンダや薔薇思い思いのデザインで作った3色の万頭は、蒸かして後ほど届けられおいしくいただきました。村内は農村から都市への移行過程にあるように見受けられました。年間60万人の視察団が訪れるとのこと。昼食を河北賓館別館でおいしくいただき、名所旧跡を参観しました。南城門に上ると4つの塔が見えました。城壁が修復され、歴史ある正定県のイメージが浮かび上がってきました。続いて臨済寺と隆興寺を参観しました。臨済寺は禅宗の臨済宗の本山で、日本からの代表団も訪れるとのことです。隆興寺は1400年余りの歴史を持つ河北省が誇る寺院です。お坊さんはおらず文物管理局が管理しています。極楽浄土を描いた壁画や、北向き観音像、21メートルの巨大な銅製の千手観音像など国宝級文物があまた保管されています。宋の初代皇帝の趙匡胤が寄進した千手観音像の迫力は圧倒的です。文豪魯迅が最も美しいといった北向き観音像のほほえみは印象的でした。余韻を残しながら、石家庄ハイテク経済開発区の以嶺薬業康城を参観しました。「以嶺」はこの巨大製薬企業グループを設立し率いたリーダーの名前で、康城は健康都市といったところでしょうか。漢方の絡病理論をベースにしながら現代漢方薬、科学医薬品、健康産業を3本柱として、15000人の従業員を有する著名な企業で、新型コロナ感染予防、抑制にも貢献しているとのことでした。 視察を終えて、河北中国大酒店へ到着しました。このホテルは河北会堂や迎賓楼を併設している省政府と関係の深い施設と聞きました。河北省人民対外友好協会の呂暁梅執行副会長主催の歓迎晩餐会が行われました。落ち着いた雰囲気でフォーマルな晩餐会、料理も最高でした。呂副会長は歓迎あいさつの中で、青年の船の交流の一環で長野県を訪問しホームステイをした思い出を語り、友好の思いにあふれていました。布施団長も、河北省友好協会のご招待に感謝し、大学生、高校生同士の交流を通じて新たな50年若い世代が友好の担い手となり、末永い友好協力が続いていくことを心より願っていますと感謝の意を表しました。また、7月の河北省の大水害の第2次の義援金50万円が長野県日中友好協会より河北省友好協会に贈られました。これは夏の知事訪中団参加者や日中友好協会の皆様からの義援金です。なお第1次分義援金の感謝状が河北省友好協会より長野県日中友好協会に贈られました。引き続いての記念品の交換に続いて、なごやかな交流が進みました。佳境に入って、訪中団から感謝の思いを込めて「栄光の架け橋」と県歌「信濃の国」を歌いました。中国側と大人グループは「北国の春」を日本語と中国語で披露しました。楽しい友好のひと時の締めを中澤保範事務局長が行い、握手をしながらお暇しました。
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2021年1~12月
2020年1~12
2019年1~12
注目論点&友好論壇
このコーナーでは日中関係で注目される論点&論壇を紹介したり、日中の平和・友好・共生を願う皆さんのご意見などを紹介しています
友好論壇・提言&時事解説
◎<資料>「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)
◎<資料>日中関係の改善に向けた話合い(日中4項目の合意)(14.11.7)
◎中日友好交流大会での習近平国家主席の演説(2015.5.23)
(2024)
年頭祝辞-日中共同声明等を守り、日中の平和友好、交流を推進しよう! --長野県日中友好協会 会長代行 西堀正司(「日本と中国」県内版97号2024.1.1)
新年あいさつ---中華人民共和国駐日本国特命全権大使 呉江浩(「日本と中国」県内版97号2024.1.1)
初春を迎えて --長野県知事 阿部守一(「日本と中国」県内版97号2024.1.1)
(2023)
日中平和友好条約45周年、河北省との友好40周年、交流再開へ --長野県日中友好協会副会長 布施正幸(「日本と中国」県内版96号2023.8.1)
東アジア共同体研究所における呉大使の講演--呉江浩中華人民共和国駐日大使(2023.6.21)
米国の経済安保戦略に忠告 「われわれは地政学のために生きているわけではない」--中国国際経済交流センター朱民副理事長に聞く:5月(一社)共同通信社(2023.7.10)
日本記者クラブにおける呉江浩大使のスピーチ(全文)(2023.5.4)
平和友好条約45周年、河北省との友好40周年、相互信頼を回復し平和友好の歩を進めよう!--長野県日中友好協会会長 高波謙二(2023.1.1)
初春を迎えて--長野県知事 阿部守一(2023.01.01)
新年のあいさつ --中華人民共和国駐日本国特命全権大使 孔鉉佑(2023.01.01)
2023年ともに頑張りましょう!--長野県日中友好協会 ラジオ孔子学堂 中国側責任者 夏丹(2023.1.1「日本と中国」県内版95号)
(2022)
日中国交正常化50周年記念講演「米中対立激化の中での日中関係・その現状と展望--西園寺一晃(2022.10.18)
日中国交正常化50周年記念講演会主催者あいさつ--長野県日中友好協会副会長 布施正幸(50周年記念講演会にて2022.10.18)
日中国交回復の井戸を掘った人々を回顧し、今後の日中関係を展望する--井出亜夫・(一社)国際善隣協会諮問委員、(一社)フォーカス・ワン代表理事(「日中経済ジャーナル2019.9掲載2022.10..19)
日中国交正常化50年の歴史が現在の日中関係に与える啓発--長野県日中友好協会理事長 大月良則((日中国交正常化50周年記念・日中友好交流会議における意見発表2022.9.15)
<資料>民間交流を広く深く--丹羽宇一郎・元中国大使(2022・9・6東京新聞 <考える広場>日中国交正常化50年)
日中国交正常化50周年、共同声明の原点に立って友好進めよう --長野県日中友好協会副会長・西堀正司(「日本と中国」県内版94号2022.8.1)
満蒙開拓平和記念館「自治体パートナー制度」にご協力を--館長 寺沢秀文(「日本と中国」県内版94号2022.8.1)
理事長就任あいさつ--長野県日中友好協会理事長 大月 良則(「日本と中国」県内版94号2022.8.1)
≪私の一言≫あれから13年--人民中国読者会 事務局長 峰村洋 (「日本と中国」県内版94号2022.8.1)
<資料>米国と中国の対立に利用されるだけの台湾・日本は「明日のウクライナ」か?- by 『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』(2022.07.04)
<資料>中国とロシア微妙な距離感--楊成・上海外国語大学教授(信濃毎日新聞(2022.5.7)
<資料>北京オリンピック通信:北京オリンピックの長野印記--≪新華体育≫(2022.3.17)
<参考資料>中国はウクライナと「仲良し」でロシアと「軍冷経熱」 軍事は賛成しないが経済は支援する理由--遠藤誉・中国問題グローバル研究所所長(サンデー毎日×エコノミスト2022.3.22)
<資料>習近平国家主席がバイデン米大統領とテレビ会談--「人民網日本語版」(2022.3.19)
<参考資料>①シンポジウム「 台湾有事 を 避けるために 」 報告--広範な国民連合全国事務局(2022.3.14)
②NATOとロシアのはざまで引き裂かれるウクライナ-境界線でせめぎあう大国 <国際法の遵守、平和・安定・繁栄が基本> --羽場久美子 世界国際学会(ISA)アジア太平洋会長
グローバル国際関係研究所所長 神奈川大学教授・青山学院大学名誉教授(2022.2.24)
<資料>日中国交正常化50周年に思う--藤野文晤 日本国際貿易促進協会顧問・元伊藤忠商事常務取締役(「国際貿易」2022.3.5)
<参考資料>①ロシアの懸念軽視した欧米―欧州の新安保巡り深い溝--元外務省欧亜局長 東郷 和彦(信濃毎日新聞2022.2.26)
②ウクライナ危機で幕開けた「米ロ新冷戦」--近藤 大介(MAG2NEWS東アジア「深層取材」2022.2.24)
③中国「ウクライナに同情」の意外--名越健郎MAG2NEWS国際2022.03.03)
<資料>北京冬季オリンピック成功裡に終了(中国「人民網」日本語版2022.2.20~22)
①北京冬季五輪の全ての競技が終了 中国は金9個、銀4個、銅2個
②各国メディアが北京冬季五輪の多分野での成功を伝える
③王毅部長「北京冬季五輪の成功は中国の成功であり、それ以上に世界の成功
<資料>北京五輪が閉幕!中国人が感謝する日本人3人 ・・・--浦上 早苗(経済ジャーナリスト)(東洋経済オンライン2022/02/21)
<資料>「平和の祭典」の成功を祈る--長野市 松原京子(自営業・73)(信毎「建設標」2022.2.9)
<資料>日中国交50年 関係を良好に--佐久市 井出とよ子(主婦・92)(信毎「建設標」2022.2.5)
<資料>スキーコーチの河野博明氏は「中国は日本のスキー種目の強力なライバルになると予感した」--王朝陽 人民中国(2022-1-27)
<資料>手探りで前に進んだ時代--公益財団法人日中友好会館 会長代行・副会長 宮本雄二(日中国交正常化50周年記念コラム①2022.1.24)
新年祝辞―オリンピアンの1人としてスポーツを通じた日中両国の更なる相互理解と友好の輪願う―長野市長 荻原 健司
<資料>荻原健司氏、「より多くの中国人がスキーを好きになる」--(中国網日本語版(チャイナネット)」2022.1.17
<資料>北京冬季五輪に至る、長野県と中国とのスキー交流の歩み(2022.1.1)
①長野県と中国スキー界、交流と協力の歴史--長野県日中友好協会 西堀正司
②長野県と中国とのスキー交流関係史年表長野県日中友好協会 布施正幸
初春を迎えて-- 長野県知事 阿部守一(2022.1.1)
新年祝辞--駐日本国中華人民共和国特命全権大使 孔鉉佑(2022.1.1)
日中国交正常化50周年、共同声明の原点に立って友好を進めよう --長野県日中友好協会会長 高波 謙二(2022.1.1)
戦前・戦後、2つの77年に想う--長野県日中友好協会副会長 西堀正司(2022.1.1)
中国共産党100周年を祝う-オンラインで習主席と会見--軽井沢日中友好協会 会長 佐藤敬治(2022.1.1)
(2021)
「竹内好の人と思想」(第19回わがまち佐久・市民講座)を聴講--小諸市日中友好協会 会長 笹本常夫 (2021.12.13)
<資料>岸田外交展望 (海外有識者に聞く) 対中外交--東洋学園大教授 朱建栄(信濃毎日新聞2021.10.6)
<資料>「対中国外交の転換を求める」緊急共同の呼びかけ-自主・平和・民主のための広範な国民連合(2021.9)
近代史を回顧し、日中不再戦・平和友好を願い、アフターコロナを見据えて復交50周年を迎えよう--長野県日中友好協会理事長 布施正幸(2021.8.1)
復交50年、改めて「日中共同声明」の原点を知ろう! --飯田日中友好協会理事長 小林勝人(2021.8.1)
<資料>中国は日本の敵ではない―中国なしに日本経済は成り立たない--神奈川県日中友好協会 名誉顧問 久保孝雄(神奈川県日中友好協会「日中友好の輪」2021.7.1)
<資料>米中最前線-軍事競争時代終結へ知恵を--福田康夫元首相に聞く(「信濃毎日新聞」2021.6.25)
重ねた信頼、未来に平和を--(公社)日中友好協会専務理事 西堀正司(「日本と中国」2021.6.1)
<資料>中日間の基本的信義尊重を、中国は平和的発展堅持--孔鉉佑・中華人民共和国駐日特命全権大使(「国際貿易」2021.5.25)
〃 中国をめぐる情勢と日中関係--遠藤和也・外務省アジア大洋州局参事官(「国際貿易」2021.5.25)
〃 米中競争時代を平和に生き抜くには--丸山知雄・東京大学教授(「国際貿易」2021.5.25)
<資料>ヒューマンライツ・ナウの要求はウイグル問題を解決するか--大西博・慶応義塾大学教授(「国際貿易」2021.5.25)
コロナ禍乗り越え平和友好の原点に立って交流の再開へ--長野県日中友好協会会長 高波謙二(2021.1.1)
≪日中同天・緑化協力≫を合言葉に、河北省の平山県(西柏坡)、易県、内丘県で緑化プロジェクト18年の歩み--長野県日中友好協会理事長 布施正幸(2021.1.1)
(2020)
<資料>(今日の話題)中国のデジタル化--山九国際物流推進部参与・日比浩二(「国際貿易」2020.10.15)
<資料>アジア近隣諸国との対立を越えて―学術ネットワークの構築― 日本学術会議連携会委員・青山学院大学教授 羽場久美子(「学術の動向」2020.9)
<話題>「日本の国宝級歌手」中国メディアが中島みゆきを絶賛! ネットも同調「輝きに満ちている」--Record China(2020.9.8)
<資料>王毅国務委員・外交部長、中米関係を語る--人民網(2020.8.31)
日中友好協会創立70周年-コロナ禍を乗り越え新時代に備えよう!--長野県日中友好協会副会長 西堀正司(2020.8.1)
日中友好を大切にアジアと世界の平和繁栄に貢献していこう--長野県日中友好協会理事長 布施正幸(2020.7.13松本日中友協総会での祝辞)
<資料>香港情勢、思い起こされる英中攻防と天安門事件前夜--宮本雄二・宮本アジア研究所代表(日経ビジネス電子版2020.6.18)
程永華前中国駐日大使が中日友好協会常務副会長に就任-長野県とも親しい程先生のご活躍を期待(2020.6.12)
新型コロナウイルスには負けない!友好の絆で難関を乗り越えよう--須坂市日中会報 (2020.6.1)
<資料>新型コロナウイルス、関連論点紹介
①心一つに防止・制圧へ大作戦--沈暁寧・人民中国雑誌社第1編集部長(2020.3.30)
②疫病の文明論ー中国の歴史--加藤徹(中国文学者)(2020.5.13)
③日中はこの禍を奇貨とせよ--高原明生(東京大大学院教授)(信濃毎日新聞2020.5.17)
年頭祝辞-日中友好協会70周年、東京五輪の年を文化・スポーツ・青年交流促進の年に--長野県日中友好協会会長 高波謙二(2020.1.1)
協会70周年、交流の活性化へ --長野県日中友好協会副会長・会長代行 西堀正司(2020.1.1)
日中友協本部70周年にあたって、長野県日中友好協会の歩みを振り返る(全国本部70周年記念誌原稿)--長野県日中友好協会理事長・布施正幸(2020.1)
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