*催し情報 ご参加くださ |
◎日中友好春節コンサート 帰国者とともに春節を楽しみましょう!
中国民族楽器の二胡、古筝の演奏とピアノ、ドラムを加えた注目のコンサート。中国のお正月、春節を楽しみましょう。中国帰国者の皆さんもともに鑑賞します。
当日、同ホール2階大会議室において、「中国帰国者への理解を深める県民のつどい」が12:30~13:30で開催されます。満蒙開拓平和記念館の寺沢秀文館長の講演があります。(こちらの参加は無料です)ご参加ください。
日時:2025年2月2日(日)開場13:00 開演:14:00
場所:長野市若里市民文化ホール (長野市若里3-22-2)
入場料:2000円(全席自由席)
主催:長野県日中友好協会/長野市日中友好協会 TEL026-224-6517
◎第44回日中スキー交流会inよませ温泉スキー場
中国大使館・留学生・帰国者とともスキーを通しての友好交流を体験しましょう!
日時:2月22日(土)13:00~23日(日)13:00
場所:よませ温泉スキー場 (宿泊は楽奇温泉ホテル いずれも山ノ内町)
参加費:13,000円(スキー滑る方) 9,000円(スキー滑らない方)
☆㈱スワロースキーのご協力でスキー用具、ウェアーが無償貸与されます。(先着50名)
主催:長野県日中友好協会 青年委員会・女性委員会 ☆2月7日までに下記様式にてお申し込みください。
TEL026-224-6517 FAX026-224-6518 (担当/塩入) E-mail: jcfan@mx1.avis.ne.jp
◎第28期日中関係を考える連続市民講座 「中国の歴史・文化と日本」
第28期日中関係を考える連続市民講座が11月30日スター。毎月1回2025年の3月まで、ご参加ください→申し込みはこちら(第28期日中連続市民講座)
◎資料代 1回200円(一括納入の場合は800円)
◎申込み 長野県日中学術交流委員会 (TEL)026-224-6517 (FAX)224-6518
◎講義日程(予定)下記の表 *時間 午後1:30~3:30
*場所 日中友好センター教室(TEL026-224-6517長野バスターミナル斜向かい/森ビル新館4階)
回 |
日(曜) |
テ ー マ |
講 師 |
1 |
11/30(土) |
日露戦争と満州 |
塚瀬進・長野大学教授 |
2 |
12/21(土) |
建国75周年の中国の今 |
夏丹・中国メディア大学教授・長野孔子学堂代表・県立大学客員研究員 |
3 |
1/25(土) |
心にひびく漢詩を読む |
谷口眞由実・長野県立大学教授 |
4 |
2/22(土) |
日中経済交流の現状と課題 |
兼村智也・松本大学大学院教授 |
5 |
3/23(日) |
陽明学と現代 |
早坂俊廣・信州大学人文学部教授 |
◎おもてなし中国語、始めませんか!
長野ラジオ孔子学堂中国語講座
≪毎週2時間の学習! 月謝は3,000円!≫
◇おもてなし 中国語講座(初級): 昼の部(水)・夜の部(木)
◇日常会話中国語講座(準中級): 昼の部(木)・夜の部(木)
◇聞いて話す中国語講座(中級): 昼の部(金)
◇現代会話 中国語講座(上級): 昼の部(金)・夜の部(金)
授業見学歓迎します。ご希望の方は、事務局までご連絡ください。(TEL026-224-6517)
"言葉は相互理解と友好の架け橋"
あなたも『中国語』を学んで、中国の友人との交流を深めませんか!ビジネスにも必需の中国語、またシニアの方も生き生きと学んでいます。
長野県日中友好協会と中国国際放送局は、中国語の普及や中国文化の紹介などを趣旨とする、「長野ラジオ孔子学堂」を開設いたしました。
◎満蒙開拓平和記念館 お誘いあって参観ください!!
”前事不忘、後事之師”-前事を忘れず、後世の教訓とするー満蒙開拓団の歴史的悲劇を風化させることなく、平和への願いを 今、伝えたい。全国で最も多くの開拓団を送り出した長野県南部のこの地域に全国で唯一の満蒙開拓団に特化した記念館が2013年4月オープンしました。2016年11月7日には、天皇皇后両陛下が来館され、関係者と親しく懇談されました。2019年10月にはセミナー棟も完成しました。
*満蒙開拓団の歴史を時代の流れに沿って展示、映像や写真などを多く用いて、若い世代にも理解しやすい工夫をしています。「語り部」の話や証言映像などを視聴できます。資料閲覧用の資料研究室や喫茶コーナーもあります。お誘いあってご来場ください。
◇開館時間9:30~16:30(入館は16:00まで)
◇休館日 火曜日(祝祭日の場合はその翌日)、第2・4水曜日、年末年始等
◇入館料一般600円、小中高生300円(団体20名以上の場合はいずれも100円引き)
◇詳細は――>満蒙開拓平和記念館まで
<書籍案内>
◎『虹の架け橋‐長野県日中友好の歩みⅣ』(2000円→特価1500円送料込み)
長野県日中友好協会創立60周年を記念して『虹の架け橋-長野県日中友好の歩みⅣ』が発行されました。グラビアと60年の概況に始まり、この10年間の具体的な活動の紹介、80名に及ぶ皆さんの日ごろの友好活動や友好の思い出の寄稿、年表などが掲載されています。ご一読ください。430ページ。2016年10月12日発行。
*なお、『虹の架け橋』(1500円・創立30周年記念誌)、『虹の架け橋Ⅱ』(2000円・創立40周年記念誌)、『虹の架け橋Ⅲ』(2000円・創立50周年記念誌)も在庫あります。ご希望の方はお申し込みください。→TEL026-224-6517
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長野県日中友好協会のホームページへようこそ
2025 年頭祝辞 長野県日中友好協会 会長 西堀正司 明けましておめでとうございます。県民の皆様、会員の皆様 日頃の日中友好事業へのご協力、ご参加に感謝申し上げます。 3年余りのコロナ禍を経て人事、文化、経済、スポーツ等各分野の交流再開が期待されています。昨年秋、石破首相と習近平国家主席のペルーでの会談によって日中関係改善に弾みがつきました。懸案であったビザ問題については、30日以内はビザ無しで訪中が出来るようになりました。 さて、国際情勢は激動しております。米国も新大統領が選ばれ、その外交、内政はアメリカファーストであり、保護主義的だと言われています。又、ロシアの政策もウクライナに見られるような軍事力を行使する外交が目立っています。中東では、イスラエル、パレステナ、レバノン等戦乱が続いています。平和を守り維持する事の困難さであり、このままでは第3次世界大戦の危機さえ心配されています。このような客観的情況の中で私達はどのような立場で行動する必要があるのでしょうか? 本年は我が国にとって日中戦争、第2次世界大戦に敗北し、戦後80周年の節目の年です。80周年の記念行事が日本でも世界でも数多く予定されています。 過去を総括して未来を創るチャンスの時となると思います。今年1年、重要な議論、討論が活発に行なわれればいいと私は思っています。敗戦から立ち上がった日本国民は一致協力して国の再生・新しい国造りを行ってきました。新憲法制定、古い制度の改定、農地改革をはじめ経済改革、女性の進出や封建的な要素の改革、民主主義の前進等々80年間は大きな歴史を創ってきました。今から53年前に日中国交回復が実現。その時、ある識者は、ようやく戦後が終わったと発言しました。 本年は、日本中国友好協会が設立されて75年になります。(長野県協会は設立69年)。厳しい東西冷戦の中でしたが、過去の日中戦争の反省の上に、日中不再戦の旗を高く掲げ、平和を守り日中国交回復を実現する為に各界友人とともに運動を続けました。1972年国交正常化が実現しました。以来53年が過ぎましたが、成果は両国と国民に大きな利益をもたらしました。 世界情勢が混沌としている現状を私達は注意深く理解する必要があります。私は、日本と中国の友好関係は、アジアの平和にとって重要であり、世界情勢にも大きな影響を与えると考え、日中関係の良好な関係は日本の重要な政策の柱だと思っております。日中平和友好条約の原則と精神を守り、日中関係の一層の前進を計るため1年間全力で日中友好事業を進めていきましょう。地方民間交流を推進しましょう。若い世代に友好交流への参加を呼びかけましょう。 |
初春を迎えて 2025
長野県知事 阿部守一 明けましておめでとうございます。 皆様には、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。 昨年は、前年に植えた交流の種が、年明けとともに芽吹き、花開いた年となりました。 一昨年8月の中国訪問では、冬季スポーツや青少年の交流、経済面での交流の重要性について各地の要人と意見を交わしました。貴会をはじめ関係する皆様のご尽力もあり、1月には北京市から、3月には河北省からアルペンスキーのジュニア選手が野沢温泉村を訪れトレーニングを行い、関係者と交流を深めました。これを皮切りに、4月には河北省から河経済視察団、7月には囲碁交流団、10月・11月には農業視察団、12月には県内の大学との交流を希望する大学関係者の視察と、多くの方々が本県を訪れました。 新たな取組として、10月には中国大使館との共催による長野県・中国友好交流会を全国に先駆けて開催しました。貴会をはじめ、県内関係者と在京の中国関係者約200名が顔の見える交流を行い、これまでの長野県と中国の交流を振り返りつつ、今後の展望について話し合い、長野県の食や観光の魅力を中国に発信する有意義な機会となりました。 また、首都体育学院の大学生と県内大学生の相互訪問交流事業を、冬季五輪開催という共通性を持つ北京市と新たに実施したほか、貴会においても5年ぶりに中国留学生ホームステイ、日中友好キャンプなど数多くの交流が再開されました。 昨年11月末には日本人に対する短期滞在ビザの免除措置が約4年半ぶりに再開され、これは日中間の交流にとって大きな追い風となります。本年も、西堀会長はじめ貴会と中国との友好の絆をさらに深めていけるよう、精一杯取り組んでまいりますので、関係する皆様のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 |
新年のごあいさつ 2025 中華人民共和国駐日本国 特命全権大使
呉江浩 新年にあたり、長野県日中友好協会会員の方々に謹んでお祝い申し上げ、また長きにわたり中日民間友好の促進に大いに貢献されてきた各界のご友人の皆様に心より敬意と感謝を表します。 過ぎ去った2024年を振り返り、双方の努力の下で、中日関係は全体的に積極的な勢いを保ち、改善と発展の重要な段階に差し掛かっています。先般、習近平国家主席は石破茂首相とリマで会談を行い、戦略的互恵関係の包括的推進という重要な共通認識を再確認し、新時代の要請にふさわしい建設的かつ安定した中日関係の構築を推進することで一致し、両国関係の発展に重要な政治的なリードを与えています。大変喜ばしいことに、中日各レベルの対話交流が著しく増えており、各分野の交流協力も着実に推進されております。これは貴協会を含む両国各界の共同努力の賜物であり、よりいっそう大切にし、守っていくべきです。 新たな一年を見据え、我々は日本側と共に、中日の四つの政治文書で確立された諸原則を順守し、両国指導者の重要な共通認識を指針として、政治的相互信頼を引き続き増進させ、互恵協力を広げ、国民の友情を深め、矛盾と意見の食い違いをマネージし、両国関係の長期的で安定した発展を共に推進し、両国民により大きな福祉をもたらし、地域ひいては世界の平和、安定、発展のために更なる貢献をしていきたい所存でございます。 中日友好の基盤は民間にあります。昨年、西堀正司会長のリーダーシップのもとで、貴協会が北京市と河北省を成功裏に訪問し、大使館と長野県共催の友好交流会を支持し、当館館員を招きスキー交流会と日中友好キャンプを実施し、一連の豊富多彩な活動を通じて民間友好の雰囲気がより一層高まりました。貴協会は今年で成立75周年という重要な一里塚を迎えます。ぜひ引き続き友好の伝統を発揚し、対中友好の最前線で活躍し、より多くの日本国民、とりわけ若い世代の方々が中国を理解し、さらに中日友好事業に身を投じるよう取り組んでいただき、両国民の相互理解を促し、中日関係の改善と発展に新たな原動力を注ぐよう願うばかりでございます。 末筆ながら、友人の皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、貴協会益々のご発展を祈念申し上げます。 |
第28期第2回日中連続市民講座 「建国75周年の中国の今日―中国市民の生活と関心事」(12/21) 第28期第2日中関係を考える連続市民講座が12月21日、日中友好センター教室において開かれ、中国伝媒大学教授で長野ラジオ孔子学堂中国側代表の夏丹先生が「建国75周年の中国の今日―中国市民の生活と関心事」と題して講演しました。講座には30人が出席し熱心に聴講しました。 当日配布された資料は(1)中国経済の発展、(2)生活の変化、(3)教育と就職、(4)高齢者の生活、(5).科学技術、(6)経済発展がもたらした問題についてなどとなっており、現代中国を理解するうえで参考になると思われるので以下紹介したいと思います。 |
長野孔子学堂、「迎新晩会」(年末交流会)を開催(12/14) 長野ラジオ孔子学堂は12月14日、ホテル信濃路において、49名が参加して、「迎新晩会」(年末交流会)を開きました。第1部では中国伝媒大学70周年記念式典訪問団報告と特別講演、第2部では交流懇親会が行われ、楽しく有意義な交流会となりました。 はじめに、長野ラジオ孔子学堂を代表して、西堀正司学堂理事長(県日中会長)と中国側責任者の夏丹老師が2024年を振り返り、中国語を学びながら餃子粽交流会をはじめ様々な活動に取り組み、特に伝媒大学70周年記念式典参加訪問団12名を派遣し交流成果を収めたことなどを回顧し、新年を展望しながら楽しいひと時を過ごしましょうとあいさつしました。 続いて、中国伝番大学70周年記念式典訪問団に参加した、長野教室の檀ノ原美月さんと松本教室の江島均さんが報告しました。檀ノ原さんは映像を使って、伝媒大学の様子や世界各国からも友人が参加して盛大に行われた70周年記念式典の様子を紹介し、特に印象に残ったこととして①状況に応じて自在に変化する対応②熱烈歓迎ぶり③おいしい中華料理④大きくて広い中国⑤EV車が多いことなどをあげました。江島さんは中国でも貴重とされている「白皮松」について興味深い話を紹介しました。 西堀会長は「我的故事(私の歩んだ道)」と題して自身が中国と北京放送を通じて出会い以後70年近くにわたって中国との友好交流に携わってきたことを紹介し出席者に感銘を与えました。 第2部交流懇親会では孔子学堂文化講座の二胡教室で学ぶ皆さんによる二胡演奏発表とフルス(ひょうたん笛)演奏発表が行われました。漢詩の朗読発表、「剪紙(切り絵)」体験など盛りだくさんの内容でした。ビンゴゲーム、中国語歌曲カラオケも有りとにぎやかで楽しい交流会となりました。 |
第28期日中関係を考える連続市民講座スタート(11/30) 2024 第28期日中関係を考える連続市民講座が11月30日スタートしました。県内の大学や県日中友好協会などで作る県日中学術交流委員会主催で、毎月1回のペースで文化、歴史、経済関係などをテーマに明年3月まで計5回の講座が開かれます。 日露戦争の原因、経過について解説した後、この戦争に長野県民がどのようにかかわったのかを紹介しました。 1890年以降、ロシアが太平洋を目指して極東への東進政策を推し進める。1891年シベリア鉄道敷設開始、96年清朝から満州内を通る東清鉄道敷設権を得る。98年遼東半島の旅順・大連の租借権を獲得。一方日本は朝鮮を勢力圏にしようとしていた。 1900年の義和団事件が起こる。欧米列強による中国への勢力拡大への反発→東清鉄道の破壊、ロシア人などへの襲撃→ロシア軍の侵攻→鎮圧後も満州に居座る→朝鮮を勢力圏としたい日本と対立激化。以上が日露戦争前の満州をめぐる状況だった。 2.日露戦争の経緯 ① 3月 日軍第1軍が朝鮮に上陸し、5.1清国領に入り、5.3 旅順のロシア艦隊を閉じ込める閉塞作戦を実施しロシア艦隊の出入りを封じる。 ② 5.5 日軍第2軍、ロシア艦隊の脅威がなくなったので、遼東半島に上陸し、8.30 遼陽への攻撃開始。9.4 遼陽占領(日軍=13万人:露軍=22万人)。 ③ 05年1.1 旅順の露軍降伏(日軍死傷者6万人)→3.1 奉天会戦始まる。3.10 日軍奉天占領(日軍25万動員、死傷者7万、露軍31万動員、死傷者6万)。 ④ 5.27 日本海海戦でバルチック艦隊壊滅、日海軍圧勝。 ⑤ 9.5 アメリカのポーツマスで日露講和条約 *ロシアでは05年1.9 圧政に反対する血の日曜日事件が起こって社会不安が広がっていて戦争どころではなかった。日本も戦争継続の余力がなく不可能だった。アメリカの仲介によって講和。国民は人的な被害と大増税に耐えて日露戦争を支えたが、賠償金が取れない講和条約に不満を爆発させ、日比谷公園で講和反対大会が開かれたが、暴動に発展した。 3.日露戦争下の状況 4.日露戦争と長野県 |
2024/25 ISU ワールドカップスピードスケート競技会・長野大会 2024年11月22日から3日間 長野市オリンピック記念アリーナのエムウェーブにおいて 日本を代表する高木美帆さん吉田雪乃さんの活躍で大会も盛り上がりを見せ、中国からも男女合わせて19名の選手が参加しました。 長野県・長野市日中友好協会では、この機会に中国選手の応援をしようと関係者に呼びかけ、3日間に延べ27名の皆さんが競技会場の応援席から観戦し、中国チーム・選手に小旗を振りながら「加油(ジャーヨ!)(ガンバレ!)」の熱い声援を送り、日中友好の更なる推進を祈願しました。 |
中華人民共和国建国75周年講演と祝賀のつどい、宮本元大使が記念講演(11/14) 2024 長野県日中友好協会・県日中経済交流促進協議会・県日中学術交流委員会は11月14日、中華人民共和国建国75周年を記念して講演と祝賀のつどいを長野市内のホテル犀北館で開きました。講演会には、約100名が出席。元中国大使の宮本雄二先生(公益財団法人日中友好会館会長)を講師に迎え「新しい時代の新しい日中関係構築は可能か」と題して記念講演が行われました。終了後、先生を囲んでパネルディスカッションがおこなわれました。長年外務省アジア局中国課に籍を置き3度にわたる中国駐在経験を持ち、2006年から10年まで特命全権大使を務めた宮本先生ならではのお話で、建国75周年を迎えた中国の変化、日本と中国が置かれている国際環境、新しい時代の新しい日中関係のあるべき姿など今後の日中関係の在り方を考える大変良い機会となりました。 第1部の司会を大月良則・県日中友好協会理事長が務め、井出康弘・県中小企業団体中央会専務理事の開会あいさつに続いて、西堀正司・県日中友好協会会長が主催者を代表して、「本年、中華人民共和国建国75周年を迎えた。中国は急速な変化と発展を遂げ、国際社会において重きをなしている。日中国交正常化から52年を経過し、日中関係は様々な困難や課題に直面している。激動する世界にあって、日本も、米国も政権が変わり不確かな状況にある。宮本雄二先生を講師に迎え、平和で安定した日中関係を築くためにはどうしたらよいかをともに考えたい」とあいさつしました。布施正幸・県日中副会長が講師の宮本先生を紹介し、講演に入りました。 宮本先生は冒頭、長野県が歴史を踏まえ中国との関係を大切にし地方民間交流に力をいれ全国の模範的な交流活動を進めてきたことに敬意を表したいと述べ、激動する国際情勢の中で、これからどのように新しい日中関係を築いていくべきかについて、深い洞察に富むお話をしていただきました。(概略下記参照) 私が当たり前と思っている中国の現状をお話しするとびっくりされることがある。日本の皆さんに中国の現状をお伝えすることが重要だと思うようになった。相手のことを理解しないとどのように付き合うのかがわからない。相手のことをとことん知ることは重要だ。経済も外交も同じだ。 <変わり続ける中国> 中国は中華人民共和国成立75周年を迎えた。この間紆余曲折はあったが大きなな成果を上げた。日本も支援したが、中国人自身が良くやった。過去の連続の中に今の中国がある。中国革命が成功し中華人民共和国が成立した。毛沢東の急進路線(文化大革命などの極左路線)は挫折し中国は混乱に陥ったが、鄧小平は改革開放路線で市場経済を導入し経済を大きく発展させた。しかし腐敗汚職などの問題も深刻化した。習近平は胡錦涛の解決できなかったこれらの問題にメスを入れ、党の指導体制の強化をはかり、「中国の夢」を実現しようとしている。世界大国となり国際社会の発言権も増大し3期目以降の長期政権体制を確立したように見えた。しかし現在、習近平路線が挑戦を受けている。ゼロコロナ政策は、コロナを抑え込んで経済への打撃を最小限に抑え成果を上げたとされたが、国民の信任を揺るがす事態を引き起こし、ゼロコロナ政策は突然終結した。さらに米国との対立も付け加わり経済の復活がうまくいかない。習近平の経済思想は「中国の特色ある社会主義市場経済」であり、中国的ガバナンス=すべて党が指導するということになるが、市場との対話は上手ではない。(胡錦涛時代までは、政治は経済に手を出さず市場原理に任せた。)習近平路線は曲がり角に立っており中国は現在少しずつ軌道修正しつつある。 この問題にメスを入れ、党の指導体制のタガをはめさらなる経済発展に導いた。GDP世界第2位となり国際社会の発言権も増大し3期目以降の長期政権体制を確立した。しかし現在、習近平路線が挑戦を受けている。ゼロコロナ政策は、コロナを抑え込んで経済への打撃を最小限に抑え成果を上げたとされたが、国民の信任を揺るがす事態を引き起こし、ゼロコロナ政策は突然終結した。さらに米国との対立があり経済の復活がうまくいかない。習近平の経済思想は「中国の特色ある社会主義市場経済」で中国的ガバナンス=すべて党が指導するということになるが、市場との対話ができていない。(胡錦涛は、経済に手を出さず市場原理に任せた。)習近平路線は曲がり角に立ち中国は現在軌道修正しつつある。 <世界を変えた中国の成功・発展と新たな問題> 米国は中国を自分を超えることのできる初めての挑戦者ととらえられている。この点、民主党も共和党も変わらない。戦後の世界秩序をリードしてきた米国の相対的な力の低下が進み、習近平は鄧小平の韜光養晦(とうこうようかい)路線(才能を隠し時期を待つ)を放棄して、米国との対等の大国関係を目指している。トランプの米国は自国第一主義、世界への関与からの撤退を志向するが、米中関係の緊張は続く。米欧民主主義国の社会の劣化、グローバルサウス諸国の自信と自己認識の変化が進んでいる。中国は中国式歴史認識からくる過剰な自意識、すべてにおいて過剰に反応する。中国は自身ではそんな自覚はないが、東シナ海や南シナ海の島はもともと中国のものなのに、他国に占拠されていると思って行動しており、相手から見ると覇権主義だと映る。 <日中はどういう国際環境におかれているのか> 日本と中国の発展を支えてきた戦後の国際秩序が動揺している。トランプの米国は、多国間主義からの離脱、保護主義(反自由貿易主義)など戦後の国際秩序(第3次世界大戦を防ぐための国際連合憲章、平等・平和、自由貿易等)を否定しようとしている。ヨーロッパも極右民族主義の台頭など一昔前のヨーロッパでなくなってきている。国連の一層の弱体化、ロシア、イスラエルの戦後国際秩序への正面からの挑戦、保護主義の台頭と世界のブロック経済化が進んでいる。歴史を振り返ると第1次世界大戦後の世界経済恐慌の後、経済のブロック化が進み、ナチスや日本の軍部などが台頭し、第2次大戦へ突き進んだ。1930年代の再来となるのか?弱肉強食の「ジャングルの掟」の時代に戻るのか!今分岐点に立っている。 世界の軍事衝突、特に米中の軍事衝突は世界の破滅につながる。 米中の軍事衝突の可能性はあるのか?中国は「1つの中国」の原則で台湾の独立は許さない。李登輝政権の時ミサイル演習を行い激しく反発した。クリントンは空母を派遣する一方「1つの中国」を守ると述べた。その後中国は米国と対抗するため軍備を増強し空母も所有しこれに対抗できるようになった。米国は州兵レベルでは台湾の軍隊の訓練を行っている。トランプは台湾支援を強化するだろう。米国が介入すれば日米安保条約によって日本も巻き込まれる。そうならないようにすることが日本の最重要課題だ。日中は関係が悪いときほど緊密な意思疎通を図る必要がある。最近、秋葉(国家安全保障局長)・王毅(外交部長)会談が行われた。最低限、信頼関係を保ち、意思疎通を図っていくことが重要。来年はハイレベルの日中対話が復活する。李強首相の来日、日本首相の訪中などが実現するだろう。石破政権は長続きしてほしいと思う。 トランプは米国第1主義で予測不能のところがあるが、米国憲法の規定によりトランプの3選はない。、4年間国際社会はこれに耐え教訓を活かすことが必要。米国の力は落ちており世界は米国の思い通りにならず相談せざるを得ない。ヨーロッパは極右、自国第1主義の台頭がみられる。日本は、相対的に見て安定した道を歩んでいる。 <新しい時代の新しい日中関係とは> 中国はどうか。中国は国連重視、国際法と自由貿易など現行の国際秩序を守ろうという立場だ。そうすると、日本と共通点がある。日中が手を結ばなければならないことになる。すなわち「戦後国際秩序の護持と発展」これは日中の「戦略的互恵関係」の意味するところでもある。日中両国は、同じ志を持った「同志国」を糾合し「戦後国際秩序の護持と発展」のために、努めなければならない。そのためにも安定した日中の平和、友好、協力関係を構築すべきである。日中は軍事安全保障、政治外交、経済、文化民間交流の各分野において必要かつ適切な対応をすべきである。日本の民間組織は、日本社会の対中認識の改善に最大限の努力をすべきだ。 講演後、宮本先生を囲んで濱田州博諏訪東京理科大学長・前信州大学学長、足立正則飯山日中会長・前飯山市長をパネラーに、西堀正司・県日中会長がコーディネーター役をつとめ、パネルディスカッションが行われました。 濱田氏:中国と大学間交流をしているが、中国の大学は大きく変化している。信大留学したメンバーが留学生同窓会などを通じて交流しているケースもある。 足立氏:飯山市長の時、深圳市福田区と2000年以降、教育、卓球交流などを行ってきた。交流を通じて中国社会の状況変化を感じた。 西堀会長:河北省を訪問した際、長野県に留学し帰国後、河北省の行政、医学、農業などの分野で活躍している皆さんと懇談した。活躍ぶりに感心した。先ごろ広東省から農業と観光資源調査の団が来県した。交流に積極的だった。在日中国人は108万人に上る。大学卒業後の就職困難などの問題もあり、留学生も増加傾向にある。グローカル(グローバル+ローカル)の時代になり、国際交流においても地方が活躍する時代を迎えている。 宮本先生:若い世代の失業率は高く、留学希望者も多い。日本としては中国人材の活躍を期待できる。(EV車の過剰生産問題と環境問題について)EV車は新規産業として一挙に多数が参加し、今でも100社位は残っている。激しい価格競争の事態となった。淘汰が進み、資本力の大きい企業が残っていくた。環境問題は大変難しいが、化石燃料依存から太陽光発電、風力発電、原子力発電などにシフトさせている。北京など青空が戻ってきた。(中国経済の現況、不動産バブル崩壊や失業問題について)統計だけでなく、現場感覚を大事にしている。政府の政策だけで判断するのでなく、経済人や街の人の声を聞いて判断している。不動産バブル崩壊への対処では世界の先例を研究している。政府は財政的に余力はあるがなかなか手を出さないできた。ここにきてテコ入れをしたようだ。企業家精神を尊重する方向に戻した。問題は、社会の雰囲気を変える結果を出せるかどうかだ。GDPは世界第2位、生産力製造業は第1位、人口は第2位、中国の活力は衰えていない。中国の人と物と金が日本に来る時代になった。(日中関係)90%弱が中国に好感が持てないという一方、6,7割が対中関係は重要だと考えている。このことを踏まえて、対中認識の改善に努めていくべきと思う。
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中国帰国者のつどい・秋のバスツァー 軽井沢白糸の滝と碓氷峠鉄道文化むら(11/10) 朝7時から観光バス2台が市内各地を巡回して乗車した86名(うち中国帰国者76名)が松代パーキングに集合して開会式を行いました。三者連絡会会長の金子繁三長野市日中副会長兼理事長、長野県帰国者交流センターを代表して布施正幸市日中副会長、三者連絡会副会長で中国帰国者の会会長の柳澤春生市日中副会長のあいさつの後、目的地へ出発しました。 軽井沢町の北、白糸の滝に向かう沿道はちょうど紅葉の盛りで、明るい日ざしの中到着しました。既に大勢の観光客で混雑する中、150mほどの坂道を上ると滝に到着します。浅間山に降った雨が6年かけて流れ出るという幅70mの滝の清流を見て、思い思いに写真撮影しました。大自然を満喫した後、バスに乗り込み群馬県に向かいました。 昼食は安中市の横川駅の南「おぎのやドライブイン」の碓氷峠名物「峠の釜めし」です。店内でおみやげも買って、近くの「碓氷峠鉄道文化むら」に向かいました。 1997年の新幹線開業前まで、軽井沢への急こう配に対応するため設けられていた横川運転区の跡に、碓氷峠で使われた車両のほか多くの鉄道車両が展示されています。ここで一同そろって記念撮影。 |
新中国成立75周年記念、長野県日中友好訪中団派遣(10/15~20) 中華人民共和国成立75周年を記念して西堀正司県日中友好協会会長を団長とする長野県日中友好協会訪中団一行10名は10月15日から20日まで、北京市と河北省石家庄市、張家口市を訪れました。 北京市では、中国人民対外友好協会、中日友好協会を表敬訪問し、袁敏道副会長・秘書長の温かい歓迎を受け、親しく懇談しました。また、世界遺産の頤和園、北京動物園のパンダ参観もよき思い出となりました。 河北省では、王建峰省外事弁公室主任・省対外友好協会会長、劉暁軍省国際交流促進会らの温かい歓迎を受け、今後の交流について語り合いました。正定県の隆興寺は浄土宗の古刹で印象深く、塔元庄村は変化していく農村の姿を垣間見せてくれました。張家口市では陳冲市委秘書長主催の歓迎宴に続いて、22年冬季オリンピックが開催された崇礼区を案内され、国家スキージャンプセンターや張家口市氷雪運動学校(オリンピック時は選手村)を訪問し感慨を新たにしました。翌日のワイナリー参観も有意義なものとなりました。新旧友人の心のこもったご接待ご案内に感謝したいと思います。 コロナ禍明け交流が再開されて2年目、落ち着いた雰囲気の中で、西堀会長新任のあいさつを兼ねての中国、北京市、河北省訪問6日間の旅でした。 10月15日午前10時、羽田空港第3ターミナルに集結した一行は、CA182便に搭乗して、北京首都国際空港に向かいました。旅行社の宋耀明さんに出迎えられました。中国人民対外友好協会設立70周年のお祝いのため北京滞在中の西堀会長とも合流し、空港近くのホテルで広東料理の夕食となりました。宿泊は長富宮飯店、ホテルニューオータニ経営のこのホテルは、日本の雰囲気を漂わせていました。 10月16日は中国人民対外友好協会・中日友好協会を表敬訪問しました。古くからの友人袁敏道副会長・秘書長や付博部長らに迎えていただき、打ち解けた懇談が行われました。 袁副会長:「皆様のご来訪を心より歓迎いたします。西堀先生の長野県日中友好協会会長ご就任おめでとうございます。長野県日中友好協会は設立以来60余年の長きにわたり、日中の平和友好に尽力されてこられました。昨年からコロナが明け交流が再開されました。河北省とは昨年友好県省40周年を迎えましたが、両省県の交流は全国の模範です。皆様の長年の友好のご尽力に感謝申し上げます。この度の河北省訪問が成果を上げられますようお祈りいたします。」 西堀団長:「新中国建国75周年おめでとうございます。日中友好協会も明年設立75周年を迎えます。中日友好協会の皆様と手を携えて友好前進を続けていきたいと思います。期せずしてこの度7代目会長に就任しましたが、ご協力をいただき責任を果たしていきたいと思います。日中関係発展のために今後共交流に力を入れていきたい。」 袁副会長:「1989年4月15日に長野を訪問し、西堀さんにようこそと出迎えていただいたことを鮮明に覚えている。胡耀邦さんが亡くなった直後でした。満開の桜を長野で初めて見ました。長野県日中の皆さんは友好活動に尽力されてこられた。長野冬季オリンピックの際もお招きいただいた。47都道府県の中で長野は先頭を走ってこられた。友好の基礎があり、西堀さんのような方がいて支えている。」 西堀団長:「中日友好協会との交流の思い出は尽きない。韓炳培さん賈慧萱さんとの交流も懐かしい。お互いに歳を取り、日中関係や交流手段もどんどん変化してきた。WeChatやアリペイ、新しい技術が登場し便利になった。この10月10日には、呉江浩大使の計らいで中国大使館において知事はじめ協会役員も参加して長野県・中国友好交流会が開かれた。河北省との交流やスキー交流、大学生高校生交流など有意義な交流がおこなわれた。明年の中学生卓球交歓大会などに取組んでいきたい。――――」話は尽きず、玄関前で記念撮影して、お暇しました。ここで、郭寧さんと再会できたのもうれしかったです。 「東来順」で火鍋料理に舌鼓を打った後、世界遺産に登録されている頤和園を参観しました。「昆明湖」を掘り上げた土をもって人工の築山 万寿山をつくり中国各地の名園を模して造られた頤和園はまさに権力の象徴のような巨大な庭園・建造物でした。10月の国慶節連休直後にもかかわらず、全国各地からの観光客(年配者のツアー客が目立った)で園内は込み合っていました。回廊の中間地点から遊覧船に乗って対岸に向かいました。さわやかな湖畔の風に雄大な景観が映えました。 続いて北京動物園にパンダを尋ねました。運よく筍と竹をセットにした食事の時間にあたり、4頭のパンダが宿舎から出てきました。私たちの目の前で、おいしそうに筍をむしゃぼるパンダは本当に愛らしい。パンダを何枚もカメラに収めて団員の皆さんも本当に満足そうでした。上野動物園のシンシンとリーリーが故郷の成都に帰って寂しい思いをしていたところだったので皆さん感無量でした。夕食は「北平盛世」レストランで北京ダックなど北京料理をおいしくいただきました。 10月17日は、前夜、河北省から駆けつけていただいた紀竑さんの案内で、高速鉄道で石家荘に向かいます。北京西駅9時発のG93号に乗って10:01には石家荘駅到着です。電光掲示板には、時速350㎞と表示されていました。石家荘駅で董彤さんらの出迎えを受け、河北賓館に向かいました。 王建峰省外事弁公室主任・省人民対外友好協会会長主催の歓迎昼食会が開かれました。王主任は一行を熱烈歓迎した後「先日、友好協会設立70周年の記念行事の時、西堀会長と雄安新区でお会いしましたので2度目の再会です。10月は美しい季節であり収穫の季節です。西堀会長には7代会長就任おめでとうございます。西堀会長は古い友人で河北省では超有名人でありお会いしたいと思っていました。長野県日中友好協会の皆様は長らく河北省の発展、両県省の友好発展のために貢献されてきました。昨年友好県省40周年の際は阿部知事とともに訪問され、友好継続発展を約束しました。また洪水被害に際し義援金をいただきました。ご支援に感謝申し上げます。中日友好協会の唐家璇会長は両省県の交流は地方交流のモデルケースと述べました。昨年は省長とともに洪水対応で留守にしておりましたので、会える機会を作りたいと願っておりました。3月に張家口市アルペンジュニア選手団が招待され長野県を訪問し歓迎を受けました。皆さんは明日冬季オリンピックが開かれた張家口市崇礼区を訪問します。明年5月の大阪万博の際、河北省代表団は大阪参観ののち、長野県を訪問する予定です。皆様と長野で再会しましょう。」 西堀団長:「歓迎に感謝します。数日前にお会いして、こうして今日また再会できました。1983年、長野県と河北省は友好県省を締結し、40年余りが経過した。友好協会は平和友好の理念のもと友好交流を進めてきた。戦中の不幸な時代の反省に立って1956年長野県日中友好協会が設立され以来、地方民間交流に取り組んできた。明年5月の大阪万博に際し長野県を省長さんに訪問していただきたい。青少年交流、スキー交流、8月には中学生卓球交流も予定されている。手を携えて可能な交流を積極的に進めましょう。」 王主任:「この度皆さんは、正定県と張家口市を訪問されますが、正定県は三国志に出てくる趙雲の出身地です。張家口市は古代文化発祥の地で農業と牧畜が盛んです。冬季オリンピックのご縁で長野県との友好都市も希望しています。」 布施秘書長:「ナウマンゾウの化石が張家口から出土したとお聞きしました。信濃町の野尻湖湖畔でもナウマンゾウの化石が出ます。古代、大陸と日本列島が陸続きだったころから行き来があったことを思うとロマンがあります。」 話題は尽きず長野での再会を約束してお暇し、正定県に向かいました。正定県城はもともと石家荘地区にあっては中心の地でした。(石家荘は石門と呼ばれていて、現在のように発展を遂げたのは、鉄道の分岐点ができ交通の要衝となったからといわれる。)習近平主席が若かりし頃、党書記として活躍していたことがあり、注目されています。 立派な城壁が再建され正定県は大きく風貌を変えました。まず隆興寺を参観しました。寺の起源は隋代にまでさかのぼりますが、主たる建造物と仏像などは宋代のものと言われます。浄土宗の極楽浄土図、宋の太祖趙匡胤が喜捨した巨大な銅製の千手観音立像など国宝級の宝物が安置されていて、参拝者を飽きさせません。紀さんが丁寧に通訳案内してくれました。 その後、塔元庄村を訪れました。全国からの視察団が訪れるモデル農村になっており、村の歴史や現状が分かりやすくパネル展示されていました。 石家荘市内に戻って、河北省国際交流促進会の劉暁軍会長の招待宴にお招きいただきました。劉会長は元省外事弁公室主任、石家荘市副市長、名古屋総領事などを歴任された方であり、信州大学に留学した経歴の持ち主でもある、私たちの古い友人です。国際交流促進会は誕生間もない組織だそうですが、豊富な体験を持つ劉先生がこうした交流組織で活躍されることを大変うれしく思いました。この宴席には呂暁梅省友好協会の前副会長も列席され楽しいひと時を過ごしました。 ホテルに戻ると、懐かしい旧友梁国輝さんをはじめ李国方・劉梅海・孫風国さんが迎えてくれました。シシカバブー(串焼き)を肴に乾杯を繰り返し、互いの健康を祝しました。定年退職後も、週2日のバトミントン、体験を活かしての活躍の様子をお聞きし、うれしく思いました。 10月18日、石家荘を後に張家口へ向かいました。山西省の太源・大同経由で張家口まで乗り換えなしに高速鉄道で向かいました。紀竑さんと董彤さんも同行していただき安心の旅です。 石家庄から太原まではノンストップで1時間余り、25分間の停車、ホームに出て思い思いに記念撮影。ここでスイッチバックで進行方向が反対になり、椅子の向きも変わります。右に太行山脈、左手に陝西省黄土高原を見ながら大同へ向かいます。車窓の景色に見とれながら、思い思いの懇談をしているうちに、列車はいつの間にか大同を過ぎて河北省張家口市の領域に入りました。12:49張家口駅に到着すると、市外事弁公室の李建鵬主任一行が出迎えてくれました。 張家口興垣維景国際大酒店で陳冲市党委秘書長の主催で歓迎昼食会が行われました。 陳秘書長は、一行を熱烈歓迎した後、張家口で1998年の長野、2018年の平昌についで冬季オリンピックが開催されたことに触れ、両市の縁を強調しました。続いて張家口市が3,8万㎢、人口400万人を有し、中華民族の発祥の地であること、崇礼区を中心にオリンピックの郷として氷雪文化スポーツ、冬季と並んで夏季の観光にも力を入れていること、風力・太陽光・水素発電など70%をグリーンエネルギーで賄い雄安新区に電気を供給していること、テンセントやアリババ、バイトバンスなどのIT企業やボルボの自動車エンジン生産基地があることなどを紹介しました。西堀団長は、冬季オリンピックの成功を祝すとともに、今後ともスキー交流を柱に交流を深めていきたいと述べました。団員一人一人に各自の干支にちなんだ蔚県の剪紙(切り絵)の額をお土産にいただきました。蔚県の剪紙は中国の国家級無形文化遺産として有名です。皆さん感激していました。 この日の午後、バスで、市の中心から冬季オリンピックスキー競技開催地崇礼区へ向かいました。高速道路が山間を縫って気持ちよく通っていて、1時間15分で崇礼区国家スキージャンプセンターに着きました。山を背に、巨大なジャンプ台が建設されていて、その威容は圧巻です。ラージヒルとノーマルヒルのジャンプ台が併設され、スタート台の上に巨大な円盤様の銀色の建物が配置されていて、ここは展示室、会議室、レストランなどとして活用されています。全景が如意の形に見えるので「雪如意」と名付けられています。 続いて、オリンピック選手村であったところに案内されました。ここは現在張家口市氷雪運動学校として近隣の優秀人材を集めスキー選手の育成を進めています。施設を参観した後、李建鵬市外弁主任が交流会を主催し、郭志煒校長が歓迎のあいさつと学校の紹介をされました。郭校長は市体育局長、市政協副主席でもあります。 郭校長:「3月に張家口市アルペンスキージュニア選手団が長野を訪問し歓迎いただき感謝します。氷雪学校は雲頂、万龍スキー場にも近く、選手が宿泊もできる選手育成の学校です。スキーやロッククライミングなどの選手養成コースがあります。施設及びソフト面で優れたものを有しています。今後の双方の交流を提案したい。①トレーニングと試合の交流、②長野県ジュニア選手の訓練隊の受け入れ、③国際競技大会の合作、アルペン、ジャンプなどFISに共同で申請したらどうかと考えています。」 西堀団長:「施設を参観させていただき感謝します。双方は冬季オリンピックを成功させその成果を踏まえて協力を発展させていきたい。3月の張家口市アルペンジュニア選手団を受け入れましたが成果はいかがでしたか。友好協会としては、県や県スキー連盟とともに県日中スキー交流委員会を設立して中国とのスキー交流を進めてきた。今後共未来に向けて交流協力を発展させていきたい。スキー交流は成果を出すのに時間が必要。相互主義の原則で進むのが良いと思うが、経費の問題などがあるので、今後相談しながら関係者の協力のもと検討していきたい。」 郭校長:「3月ジュニア選手団がお世話になりました。成果を上げることができました。互恵関係で行うことについて、当学校は宿舎を提供することができます。雲頂スキー場は私営のため基本は自費となります。スノーボード。ハーフパイプ施設は、満杯で難しい。アルペン、クロスカントリー、ジャンプは受け入れやすい。今度のシーズン中にハーフパイプ、ジャンプ、アルペンのアジアカップを行う予定。中日韓3か国の試合も実現できればうれしい。」 劉康副校長:「3月のジュニア選手団はレベルアップが早かった。11名は河北省のジュニアチームに入れたし、その中でも上位に入っている。ハイレベルなコーチの指導の賜物と感謝している。」 今後とも連携を密にして交流していくことを約束して、学校を後にしました。 崇礼賓館では李建鵬市外弁主任が夕食会を開いてくれました。日中両国の歌も飛び出し和やかな交流夕食会となりました。 10月19日は、ワイナリーをご案内いただきました。利世G9国際荘園と国営の中国食糧長城桑干酒荘という2つの対照的なワイナリーを参観しました。張家口はワイン製造の歴史が長く、「長城ワイン」は広く知られています。驚いたのは長城ワインの規模が大きかったこと、そして利世G9国際荘園が世界的な有名ブランドワイナリーとして世界の有名ワイナリーと交流し活躍していたことです。質を追い求めるをモットーとしていて、中国の今を感じさせる企業でした。本部はヨーロッパの城を連想させる建物の中に置かれ、ホテル機能も有し、高級イメージが漂っていました。 李主任には張家口滞在中ずっと同行案内していただきました。長城桑干酒荘での昼食会でも「皆さんをご案内できうれしく思います。張家口と長野はスキーやワイン、観光さらにナウマンゾウの化石など関係が深いことを実感しました。友好都市提携も実現できれば素晴らしい。」とあいさつされました。 西堀団長も温かい行き届いた歓迎ご案内に感謝し、「交流は立ち止まることは許されません。スキー、青少年交流など未来に向けて双方知恵を絞って交流を進めていきましょう。今回の訪問を通じて新しい発見もありました。交流を通じて一層理解を深めて協力していきましょう。」と述べました。 李主任一行の見送りをいただいて、張家口駅と北京北駅の中間に位置する懐来駅からG2548次高速鉄道で北京に向かいました。 北京北駅には旅行社の李爽さんが出迎えてくれました。北京空港ラマダホテルでの最後の晩餐は紀竑さん董彤さんを交え旅の思い出を語り合い、感動のひと時でした。 10月20日早朝ホテルを出発し、北京首都空港へ。紀竑さん、董彤さん、李さんらのお見送りをいただきながら再会を約し、お別れの握手に力が入ります。搭乗手続きを済ませ、CA133便で羽田へ飛び立ちました。思いで深い6日間の友好の旅は無事終了しました。 |
第42回中国語スピーチコンテスト長野県大会(10/13) 2024 10月13日、長野県日中友好協会ラジオ孔子学堂の主催による第42回中国語スピーチコンテスト長野県大会が信濃教育会館講堂で開催され、高校生や大学生・一般社会人14人が出場しました。 朗読部門には高校生の部3人、一般の部3人が出場、それぞれ全国統一課題文を発表し発音や表現力、熟練度を競いました。 スピーチ部門で優勝したのは、小林美月さん。「初めてを恐れない」をテーマに取り上げました。「高校生まで特段夢がなかったが、大学で中国語を学んで面白さにのめりこみ、南京への留学に挑戦。中国語を学ぶことで変わることができた」と振り返り、流暢な発表で好評価を得ました。2位の檀ノ原美月さんは「中国語学習を通して見えてきたこと」と題して、日本人はありがとうを何度も言うが、あるとき中国友人から、そんなに何度も謝々を言ったんでは価値が薄れると言われ、今まで気が付かなかったことを考えさせられたなどと発表しました。 ◇朗読部門 高校生の部 ①小渕洋子 ②和田雪花 ③堀口瑞姫 |
中国大使館で長野県・中国友好交流会を開催、友好を深める(10/10) 2024
交流会には長野県側から阿部守一県知事、長野県日中友好協会、中国と友好関係を結ぶ市町村、中国の大学と学術協定を結ぶ大学関係者、中国とのスキー交流関係者、観光事業者等の長野県企業関係者、県内大学生ら60余名が参加し、中国側は、呉江浩駐日中国大使、経済貿易関係者、航空会社関係者、華僑華人企業・団体、文化観光関係企業・団体、中国人留学生など50名余が参加し盛大なものとなりました。 阿部知事は、呉大使の温かいおもてなしに感謝した後、「昨年河北省を友好県省40周年で訪中し、観光、スキー卓球、学生交流をはじめとした各分野の交流を今までの成果の上に立って今後も継続発展させていくことを約束した。中国大使館のご支援あってのことと思っている。未来に向けてより深い交流を進めていきたい。長野県は県日中友好協会はじめ官民協力しての交流に特徴がある。今後共、中国の皆さんとの積極的な交流を進めていきたい。日中両国の政府レベルの交流を支える地方民間交流、心の通う顔の見えるあたたかな交流、信頼関係増進のために先頭に立って尽力していきたい。長野県と中国との関係がより良くなっていくことを心から願っている」とあいさつしました。山岸喜昭県議会議長、羽田次郎参議院議員が来賓として祝辞を述べました。 中村徹県企画振興部長より長野県の概況説明、長野県と中国の友好交流の歩みが紹介され、続いて、加藤浩県観光スポーツ部長より長野県の観光紹介、山浦義晴営業局次長より郷土食、酒、味噌、果物などの紹介が行われました。 続いて、河北省や雲南省との学生交流の報告が長野県立大学の柳沢奈々子さん、西尾美由さん、小林美月さん、長野大学の内藤武さんによって行われました。 王家馴在日中国企業協会会長が中国側来賓を代表してあいさつし、「大使のおっしゃった様に、今後長野県を重視していきたい。長野県は豊かな自然、優れた人材を有している。白馬や野沢温泉などを訪れたことがあるが素晴らしかった。長野県の産業、観光など発展に貢献していきたい。北京オリンピックの聖火リレーの思い出もある。チャーター便も実現し観光旅行も進めたい。現地を訪問して相互に理解を深めていきましょう」と述べました。 第2部の懇親会では、おいしい中華料理とともに長野県側からもワインや日本酒、旬の果物、おやきなどの郷土料理が準備されていて、好評でした。また西原さんのそば打ちパフォーマンスには大きな拍手が送られました。会場のここかしこで和やかな語らいが続きました。大使や知事の周りには参加者が次々と集まり記念撮影が行われました。予定時間は瞬く間に過ぎ、最後に締めのあいさつを布施正幸県日中友好協会副会長が行い閉会となりました。 本日は呉大使の格別なご配慮と温かいおもてなしに深く感謝申し上げます。また本日の友好交流会の円満な成功のためにご尽力いただきました皆様に感謝申し上げます。 |
2024年1~12月
2023年1~12月
2022年1~12月
2021年1~12月
2020年1~12
2019年1~12
注目論点&友好論壇
このコーナーでは日中関係で注目される論点&論壇を紹介したり、日中の平和・友好・共生を願う皆さんのご意見などを紹介しています
友好論壇・提言&時事解説
◎<資料>「戦後50周年の終戦記念日にあたって」(いわゆる村山談話)
◎<資料>日中関係の改善に向けた話合い(日中4項目の合意)(14.11.7)
◎中日友好交流大会での習近平国家主席の演説(2015.5.23)
(2024)
「建国75周年の中国の今日―中国市民の生活と関心事」ー中国伝媒大学教授 夏丹(2024.12.21)
中国短期ビザなし渡航再開、石破首相「交流が一層盛んになることを期待」と歓迎談話
「新しい時代の新しい日中関係構築は可能か」-元中国大使・公益財団法人日中友好会館会長 宮本雄二(2024,11.14)
「前事不忘、後事之師」--長野県日中友好協会副会長 布施正幸(「日本と中国」2024年9月1日号 《窓》)
映画『再会長江』を観賞して--長野県日中友好協会広報委員長 佐野修一(「日本と中国」県内版98号”私の一言”2024.8.1)
《会長就任あいさつ》平和友好条約を守り、日中不再戦、友好協力を進めよう ---長野県日中友好協会会長 西堀正司(「日本と中国」県内版98号2024.8.1)
手を携えて人類の運命共同体を築こう---中華人民共和国駐日大使 呉 江 浩(中国大使館2024.1.25)
年頭祝辞-日中共同声明等を守り、日中の平和友好、交流を推進しよう! --長野県日中友好協会 会長代行 西堀正司(「日本と中国」県内版97号2024.1.1)
新年あいさつ---中華人民共和国駐日本国特命全権大使 呉江浩(「日本と中国」県内版97号2024.1.1)
初春を迎えて --長野県知事 阿部守一(「日本と中国」県内版97号2024.1.1)
大学生の雲南省訪問を終えて --長野県日中友好協会理事長 大月良則(「日本と中国」県内版97号2024.1.1)
(2023)
日中平和友好条約45周年、河北省との友好40周年、交流再開へ --長野県日中友好協会副会長 布施正幸(「日本と中国」県内版96号2023.8.1)
東アジア共同体研究所における呉大使の講演--呉江浩中華人民共和国駐日大使(2023.6.21)
米国の経済安保戦略に忠告 「われわれは地政学のために生きているわけではない」--中国国際経済交流センター朱民副理事長に聞く:5月(一社)共同通信社(2023.7.10)
日本記者クラブにおける呉江浩大使のスピーチ(全文)(2023.5.4)
平和友好条約45周年、河北省との友好40周年、相互信頼を回復し平和友好の歩を進めよう!--長野県日中友好協会会長 高波謙二(2023.1.1)
初春を迎えて--長野県知事 阿部守一(2023.01.01)
新年のあいさつ --中華人民共和国駐日本国特命全権大使 孔鉉佑(2023.01.01)
2023年ともに頑張りましょう!--長野県日中友好協会 ラジオ孔子学堂 中国側責任者 夏丹(2023.1.1「日本と中国」県内版95号)
(2022)
日中国交正常化50周年記念講演「米中対立激化の中での日中関係・その現状と展望--西園寺一晃(2022.10.18)
日中国交正常化50周年記念講演会主催者あいさつ--長野県日中友好協会副会長 布施正幸(50周年記念講演会にて2022.10.18)
日中国交回復の井戸を掘った人々を回顧し、今後の日中関係を展望する--井出亜夫・(一社)国際善隣協会諮問委員、(一社)フォーカス・ワン代表理事(「日中経済ジャーナル2019.9掲載2022.10..19)
日中国交正常化50年の歴史が現在の日中関係に与える啓発--長野県日中友好協会理事長 大月良則((日中国交正常化50周年記念・日中友好交流会議における意見発表2022.9.15)
<資料>民間交流を広く深く--丹羽宇一郎・元中国大使(2022・9・6東京新聞 <考える広場>日中国交正常化50年)
日中国交正常化50周年、共同声明の原点に立って友好進めよう --長野県日中友好協会副会長・西堀正司(「日本と中国」県内版94号2022.8.1)
満蒙開拓平和記念館「自治体パートナー制度」にご協力を--館長 寺沢秀文(「日本と中国」県内版94号2022.8.1)
理事長就任あいさつ--長野県日中友好協会理事長 大月 良則(「日本と中国」県内版94号2022.8.1)
≪私の一言≫あれから13年--人民中国読者会 事務局長 峰村洋 (「日本と中国」県内版94号2022.8.1)
<資料>米国と中国の対立に利用されるだけの台湾・日本は「明日のウクライナ」か?- by 『富坂聰の「目からうろこの中国解説」』(2022.07.04)
<資料>中国とロシア微妙な距離感--楊成・上海外国語大学教授(信濃毎日新聞(2022.5.7)
<資料>北京オリンピック通信:北京オリンピックの長野印記--≪新華体育≫(2022.3.17)
<参考資料>中国はウクライナと「仲良し」でロシアと「軍冷経熱」 軍事は賛成しないが経済は支援する理由--遠藤誉・中国問題グローバル研究所所長(サンデー毎日×エコノミスト2022.3.22)
<資料>習近平国家主席がバイデン米大統領とテレビ会談--「人民網日本語版」(2022.3.19)
<参考資料>①シンポジウム「 台湾有事 を 避けるために 」 報告--広範な国民連合全国事務局(2022.3.14)
②NATOとロシアのはざまで引き裂かれるウクライナ-境界線でせめぎあう大国 <国際法の遵守、平和・安定・繁栄が基本> --羽場久美子 世界国際学会(ISA)アジア太平洋会長
グローバル国際関係研究所所長 神奈川大学教授・青山学院大学名誉教授(2022.2.24)
<資料>日中国交正常化50周年に思う--藤野文晤 日本国際貿易促進協会顧問・元伊藤忠商事常務取締役(「国際貿易」2022.3.5)
<参考資料>①ロシアの懸念軽視した欧米―欧州の新安保巡り深い溝--元外務省欧亜局長 東郷 和彦(信濃毎日新聞2022.2.26)
②ウクライナ危機で幕開けた「米ロ新冷戦」--近藤 大介(MAG2NEWS東アジア「深層取材」2022.2.24)
③中国「ウクライナに同情」の意外--名越健郎MAG2NEWS国際2022.03.03)
<資料>北京冬季オリンピック成功裡に終了(中国「人民網」日本語版2022.2.20~22)
①北京冬季五輪の全ての競技が終了 中国は金9個、銀4個、銅2個
②各国メディアが北京冬季五輪の多分野での成功を伝える
③王毅部長「北京冬季五輪の成功は中国の成功であり、それ以上に世界の成功
<資料>北京五輪が閉幕!中国人が感謝する日本人3人 ・・・--浦上 早苗(経済ジャーナリスト)(東洋経済オンライン2022/02/21)
<資料>「平和の祭典」の成功を祈る--長野市 松原京子(自営業・73)(信毎「建設標」2022.2.9)
<資料>日中国交50年 関係を良好に--佐久市 井出とよ子(主婦・92)(信毎「建設標」2022.2.5)
<資料>スキーコーチの河野博明氏は「中国は日本のスキー種目の強力なライバルになると予感した」--王朝陽 人民中国(2022-1-27)
<資料>手探りで前に進んだ時代--公益財団法人日中友好会館 会長代行・副会長 宮本雄二(日中国交正常化50周年記念コラム①2022.1.24)
新年祝辞―オリンピアンの1人としてスポーツを通じた日中両国の更なる相互理解と友好の輪願う―長野市長 荻原 健司
<資料>荻原健司氏、「より多くの中国人がスキーを好きになる」--(中国網日本語版(チャイナネット)」2022.1.17
<資料>北京冬季五輪に至る、長野県と中国とのスキー交流の歩み(2022.1.1)
①長野県と中国スキー界、交流と協力の歴史--長野県日中友好協会 西堀正司
②長野県と中国とのスキー交流関係史年表長野県日中友好協会 布施正幸
初春を迎えて-- 長野県知事 阿部守一(2022.1.1)
新年祝辞--駐日本国中華人民共和国特命全権大使 孔鉉佑(2022.1.1)
日中国交正常化50周年、共同声明の原点に立って友好を進めよう --長野県日中友好協会会長 高波 謙二(2022.1.1)
戦前・戦後、2つの77年に想う--長野県日中友好協会副会長 西堀正司(2022.1.1)
中国共産党100周年を祝う-オンラインで習主席と会見--軽井沢日中友好協会 会長 佐藤敬治(2022.1.1)
(2021)
「竹内好の人と思想」(第19回わがまち佐久・市民講座)を聴講--小諸市日中友好協会 会長 笹本常夫 (2021.12.13)
<資料>岸田外交展望 (海外有識者に聞く) 対中外交--東洋学園大教授 朱建栄(信濃毎日新聞2021.10.6)
<資料>「対中国外交の転換を求める」緊急共同の呼びかけ-自主・平和・民主のための広範な国民連合(2021.9)
近代史を回顧し、日中不再戦・平和友好を願い、アフターコロナを見据えて復交50周年を迎えよう--長野県日中友好協会理事長 布施正幸(2021.8.1)
復交50年、改めて「日中共同声明」の原点を知ろう! --飯田日中友好協会理事長 小林勝人(2021.8.1)
<資料>中国は日本の敵ではない―中国なしに日本経済は成り立たない--神奈川県日中友好協会 名誉顧問 久保孝雄(神奈川県日中友好協会「日中友好の輪」2021.7.1)
<資料>米中最前線-軍事競争時代終結へ知恵を--福田康夫元首相に聞く(「信濃毎日新聞」2021.6.25)
重ねた信頼、未来に平和を--(公社)日中友好協会専務理事 西堀正司(「日本と中国」2021.6.1)
<資料>中日間の基本的信義尊重を、中国は平和的発展堅持--孔鉉佑・中華人民共和国駐日特命全権大使(「国際貿易」2021.5.25)
〃 中国をめぐる情勢と日中関係--遠藤和也・外務省アジア大洋州局参事官(「国際貿易」2021.5.25)
〃 米中競争時代を平和に生き抜くには--丸山知雄・東京大学教授(「国際貿易」2021.5.25)
<資料>ヒューマンライツ・ナウの要求はウイグル問題を解決するか--大西博・慶応義塾大学教授(「国際貿易」2021.5.25)
コロナ禍乗り越え平和友好の原点に立って交流の再開へ--長野県日中友好協会会長 高波謙二(2021.1.1)
≪日中同天・緑化協力≫を合言葉に、河北省の平山県(西柏坡)、易県、内丘県で緑化プロジェクト18年の歩み--長野県日中友好協会理事長 布施正幸(2021.1.1)
(2020)
<資料>(今日の話題)中国のデジタル化--山九国際物流推進部参与・日比浩二(「国際貿易」2020.10.15)
<資料>アジア近隣諸国との対立を越えて―学術ネットワークの構築― 日本学術会議連携会委員・青山学院大学教授 羽場久美子(「学術の動向」2020.9)
<話題>「日本の国宝級歌手」中国メディアが中島みゆきを絶賛! ネットも同調「輝きに満ちている」--Record China(2020.9.8)
<資料>王毅国務委員・外交部長、中米関係を語る--人民網(2020.8.31)
日中友好協会創立70周年-コロナ禍を乗り越え新時代に備えよう!--長野県日中友好協会副会長 西堀正司(2020.8.1)
日中友好を大切にアジアと世界の平和繁栄に貢献していこう--長野県日中友好協会理事長 布施正幸(2020.7.13松本日中友協総会での祝辞)
<資料>香港情勢、思い起こされる英中攻防と天安門事件前夜--宮本雄二・宮本アジア研究所代表(日経ビジネス電子版2020.6.18)
程永華前中国駐日大使が中日友好協会常務副会長に就任-長野県とも親しい程先生のご活躍を期待(2020.6.12)
新型コロナウイルスには負けない!友好の絆で難関を乗り越えよう--須坂市日中会報 (2020.6.1)
<資料>新型コロナウイルス、関連論点紹介
①心一つに防止・制圧へ大作戦--沈暁寧・人民中国雑誌社第1編集部長(2020.3.30)
②疫病の文明論ー中国の歴史--加藤徹(中国文学者)(2020.5.13)
③日中はこの禍を奇貨とせよ--高原明生(東京大大学院教授)(信濃毎日新聞2020.5.17)
年頭祝辞-日中友好協会70周年、東京五輪の年を文化・スポーツ・青年交流促進の年に--長野県日中友好協会会長 高波謙二(2020.1.1)
協会70周年、交流の活性化へ --長野県日中友好協会副会長・会長代行 西堀正司(2020.1.1)
日中友協本部70周年にあたって、長野県日中友好協会の歩みを振り返る(全国本部70周年記念誌原稿)--長野県日中友好協会理事長・布施正幸(2020.1)
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