2023年ともに頑張りましょう!

長野県日中友好協会 ラジオ孔子学堂 中国側責任者 夏丹

長野県日中友好協会と長野ラジオ孔子学堂の皆さまに、新年のお祝いを申し上げます。

昨年は日中国交正常化50周年という特別な年であり、両国の首脳はこれを機に2国間関係の新たな発展を推進する意向を表明しています。日中関係の発展は、私たちが取り組んでいる文化交流や中国語教育にも必ず良い影響を与えると思います。

昨年、中国伝媒大学と長野県日中友好協会のラジオ孔子学堂の連携が正式にスタートしました。中国伝媒大学は中国でも有名な大学であり、語学教育の分野で豊富な経験を持っています。このようなコラボレーションは、長野ラジオ孔子学堂の中国語教育普及向上に強い活力をもたらすものと確信しています。8月に、私は中国伝媒大学から長野に派遣され、孔子学堂のファミリーの一員となりました。 特に、長野に到着した初日に受けた温かい歓迎は忘れられません。以来、仕事では皆さんに支えられ、生活では皆さんに助けられ、家に帰ってきたような暖かさを感じています。長野県に来てまだ4ヶ月余りですが、孔子学堂が多くの成果を上げていることを嬉しく思っています。 コロナウイルスに負けることなく、中国語教育も継続し、9月には中国語能力検定試験(HSK)、10月には第40回中国語スピーチコンテストを無事開催することができました。 この場をお借りして、スタッフと先生がたのご尽力と、中国語教育にご協力いただいている学生の皆さんに感謝申し上げます。

新しい年も、長野ラジオ孔子学堂は中国語教育において新たな成果を上げることでしょう。生徒の皆さんがさらに大きな成果を上げることを願うとともに、より多くの人が孔子学堂に中国語を学びに来てくださることを期待しています。

長野県日中友好協会は日中文化交流行事を多く行ない、私も日中学術交流委員会、傅益瑶画伯講演会、日中友好武術太極拳フェスティバルに参加し、田中角栄記念館を訪問して日中国交正常化に対する田中氏の大きな貢献についても学ぶことが出来ました。本年も、多彩なイベントが開催され、日中両国の友好が一層深まることを期待しています。(2023.1.1「日本と中国」県内版95号)