協会70周年、交流の活性化へ                   

     長野県日中友好協会副会長・会長代行 西堀正司

 昨年、日中関係は明るさが見えた一年でした。数年間、日中両国関係は厳しく困難でしたが、民間友好運動の努力の続くなか、日中両国首脳交流が再開されました。状況は、急転し好転してきました。友好運動は休む事なく行われ、交流活動も具体的にきめ細かく展開されました。県協会は、公益社団法人日中友好協会の加盟団体として、長野県、県議会をはじめ市町村、各団体との連携し交流を進めてきました。

 両国関係が友好的に好転した背景には、このような地道な大衆的活動が大きかったと思います。中国事情を知り知らせる、日本事情を知らせる運動等、重要な活動は、関係改善に役立ったと言えます。 

 昨年は中国建国70周年でした。本年は、日中友好協会創立70周年の節目の年です。新たな気持で一層活発な活動を展開していきます。激動する世界の中で日中関係の強化は、平和、友好に大きな力を発揮するもので、アジアと世界の平和に貢献するものです。

 日本と中国は2千年余りの交流の歴史があり、又約50年の不幸な戦争の時代を経験しました。その後、国交正常化を実現させ、最も重要な2国間関係を発展させています。

本年も経済を以て政治を動かし地方を以て中央を動かし、民間を以て官を動かし、青年・女性を以て全体を動かす。元気な両国関係を新たな段階に押し上げて行きたいと考えます。

◇昨年を日中青少年交流推進年と銘打って、向こう5年間3万人の規模の青少年交流を実施する事となっています。

◇東京五輪のホストタウン事業と2022年北京冬季五輪の支援交流活動に取り組みます。

◇協会70周年記念行事が東京と北京で計画されています。参加をお願いします。

◇国賓として習近平国家主席の来日。共同声明が予定されているそうです。

今年一年、日中関係が順調に発展出来るよう会員の皆様、役員の皆様、県民の皆様の一層のご協力をお願いします。

(2020.1.1)

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