Sampo Q and A

「チビクロさんぽ」Q and A


お答えします。

 このコーナーでは、絵本『チビクロさんぽ』の出版の意図や内容などに関して寄せられた疑問や批判・意見などを紹介し、それぞれにお答えしようと考えています。質問・回答とも公開を原則とします。そこで、ご質問等は電子メールでいただけるようお願いします。(1997.10.27)
電子メール宛先:kaz-mori[at-mark]tuat.ac.jp

(1997.12.24一部改定)(1998.1.9追加改訂)(1998.1.12追加改訂)(1998.1.13追加改訂)(1998.1.14追加改訂)(1998.1.20追加改訂)(1998.1.21追加改訂)(1998.3.7追加改訂)(1998.4.22追加改訂)(1998.5.26追加改訂)(1998.6.1追加改訂)(1998.6.16追加改訂)(1998.6.19追加改訂)(1998.7.29追加改訂)(1999.3.8追加改訂)(1999.6.3追加改訂)(1999.6.14追加改訂)(1999.8.27追加改訂)(1999.11.26追加改訂)(1999.12.7追加改訂)(2000.2.17追加改訂)(2000.2.18追加改訂)(2000.2.28追加改訂)(2000.3.2追加改訂)(2000.3.3追加改訂)(2000.3.4追加改訂)(2000.3.5追加改訂)(2000.3.6追加改訂)(2000.3.7追加改訂)(2000.3.15追加改訂)


新しい順に並んでいます。(アルファベットは便宜的につけています。)
Q36.NEW
日本語の質問には日本語で、英語の質問には英語で回答していますが、ロシア語や中国語で質問や抗議がきたときはどうするのですか?(自分自身への質問です。)(2000.2.18)

A:うーん、そういうことになってから考えることにします。(2000.2.18)
Q35.NEW
トダさんという方から英語で抗議のメールが届きました。(2000.2.17)

A:『是か非か』の本を読んで下さい、というお返事を出しました。(2000.2.18)
その後、以下のような、なかなか面白いディベートになっています。
Q34.
児童文学の研究者などの反響はどうですか?(Q14再掲)

A:「史上最強の日本語検索エンジン」と銘打ったRingringで検索したら、「『ちびくろさんぼ』改作をめぐって」というパネル・ディスカッション(1997.12.20:愛知県立大学)でお会いしたことがある中京女子大学の棚橋美代子さんが「絵本の改作に関する考察--『チビクロさんぽ』を中心に--」(『子ども文化学研究』第6号,1997,pp.11-20)という論文を発表していらっしゃることを見つけました。早速、取り寄せて読んでみましたが、上記パネル・ディスカッションの際に述べていた批判と同じものでした。ただこの論文、論理も文章も稚拙でしかも誤植だらけでとても論文とは呼べないものでした。また、「オリジナリティを尊重せよ」という論旨の論文で、『チビクロさんぽ』の英題を"The Little Black Sampo"として、作品のオリジナリティを著しく損なっているのはなんとも自己矛盾だと思いました。(1999.12.7)
Q33.NEW
原作の『ちびくろサンボ』についてその後、新しいホームページはありませんか?(1999.11.26)

A:玲奈さんという人による「ちびくろさんぼのちいさいおうち」という充実したホームページが開設されました。(1999.11.26)
Q32.
なにか面白い反響はありませんか?(1999.8.27)

A:ある読者から面白いメールが届いたので、ご本人の了解をいただいて公開します。(1999.8.27)
Q31.
灘本昌久さんの『ちびくろさんぼのおはなし』への反響はどうですか?(1999.6.14)

A:反響は大きいようです。NHKの「クローズアップ現代」6月17日(木)放送分で『ちびくろサンボ』の特集をやるそうです。(1999.6.14)『チビクロさんぽ』も紹介され、私もちょっと出ました。(1999.6.18)
Q30.
どうして『ちびくろサンボ』の本当の原作を翻訳した絵本が出版されないのですか?(1999.6.4)

A:私も不思議に思っていましたが、ついに径書房から原作の翻訳絵本『ちびくろさんぼのおはなし』(なだもとまさひさ/やく、1000円)が出版されました。訳者の灘本昌久さんは同時に『ちびくろサンボよ すこやかによみがえれ』(径書房2400円)を出版しました。灘本昌久さんのホームページもご覧下さい。(1999.6.3)
Q29.
『チビクロさんぽ』の英語版がホームページで紹介されていますが、外国の児童文学者や研究者からの反応はありませんか?(1999.3.8)

A:Phyllis Settecase Bartonという人が世界中の『ちびくろサンボ』の絵本を探していて、このホームページを見つけ連絡をしてきました。その後、『ちびくろサンボ』原作の誕生百周年を記念して出版した"Pictus Orbis Sambo: A Publishing History, Checklist and Price Guide for The Story of Little Black Sambo(1899-1999)" という本の中に『チビクロさんぽ』も表紙の写真入りで紹介されました。(1999.3.8)
Q28.
Q14にあった児童文学者とのシンポジウムの記録はないのですか?(1999.3.8)

A:昨年(1998年)11月に発行された『児童文学論叢』第4号(日本児童文学学会中部例会)の37-55ページにシンポジウムのまとめが掲載されています。(1999.3.8)
Q27.
原作の『ちびくろサンボ』そのものについてもう少し知りたいのですが、適当なホームページはありませんか?(1998.7.29)

A:図書館情報大学の西森さんが『ちびくろサンボ』絶版の研究という優れたレポートを公開しています。(1998.7.29)
Q26.
「黒人差別をなくす会」のアメリカ支部からも抗議状が届いたそうですね。その内容は公開しないのですか?(1998.6.19)

A:私あてのものは既に公開してきましたが、今回、出版社あてのものも出版社が公開しましたので、ここにも載せました。(1998.6.19)(アメリカ支部からの手紙とそれに対する出版社からの返事のやりとりのリスト
Q25.
私は今,卒論のテーマとして「絵本の挿絵について」を挙げ,書いています。この『チビクロさんぽ』ではなぜコンピュータグラフィックスで挿絵を描いたのですか?(Lさん:読者カード#431での質問)(1998.6.16更新)

A:素人にはむしろCGの方が作業がしやすいからです。(1998.6.4)(Lさんへのお返事全文
Q24.
『チビクロさんぽ』出版にあたって「当事者である黒人の判断を調べ」ましたか?(1998.2.20)(Kさん:いただいた質問のお手紙全文)(1998.6.1更新)

A:出版に際して、そうした調査は行っていません。(1998.2.27)(Kさんへの質問への回答全文)(その後も数回のやりとりがあります。Kさんのお手紙から順番にお読みください。)
Q23.
『チビクロさんぽ通信』への反響はどうですか?

A:何人かの方々からお手紙をいただきましたので、ここに掲載します。お手紙を下さった皆さん、どうもありがとうございました。(1998.4.22)
Q22.
『チビクロさんぽ通信』に誤植があるようなのですが?

A:はい、4ページの「赤い上着のトラ」のセリフの最後近くに1行分ぬけがあります。「これはマズだったのにな。」は「これはマズイわな。もともとはインドの子どもだったのにな。」となるべきでした。1998.3.7)
Q21.
出版後の反響などの「まとめ」をしてくれませんか?

A:北大路書房から『チビクロさんぽ通信』という小冊子が発行されました。無料です。部数に限りがありますので、お早めに北大路書房までご請求下さい。電話075-431-0361、fax075-431-9393です。1998.2.16)
Q20.
その後、「黒人差別をなくす会」からの質問状と回答のやりとりを公開後の反応はありませんか?

A:3人の方々からご意見をいただいています。基本的には公開に賛同のものばかりです。(北大路書房からの回答はご意見の後に載せました。1998.1.20)(さらにお2人からご意見をいただきましたので追加しました。1998.1.21)
Q19.
私は『黒人』という言い方自体が差別的な気がします。黒人、白人、黄色人種(なぜかこれだけが、言い方が違う)と、人間を区別しています。この区別が差別的(差別に近い言い方)だと思い、そのことばを「差別をなくす会」が使っている事がおかしいと私は思います。(「黒人差別をなくす会」からの質問状と回答のやりとりを公開後に読者からいただいたご意見をお名前などを伏せて掲載しました。)

A:ご支援のご意見ありがとうございます。(1998.1.14)
北大路書房:ご支援のお手紙ありがとうございます。(1998.1.10)
Q18.
「黒人差別をなくす会」の有田さんの住所を公開したことから,有田さんのところへ嫌がらせがおこるのではないかと心配しております。その点の配慮が少々欠けていたのではないでしょうか?(「黒人差別をなくす会」からの質問状と回答のやりとりを公開後に読者からいただいたご意見をお名前などを伏せて掲載しました。)

A:北大路書房さんは「公開に関しての基準」を定めて対応しているようです。北大路書房からの回答をお読み下さい。
北大路書房:ご支援のお手紙ありがとうございます。公開の際の会の住所の掲載につい てご指摘いただいておりますが,「黒人差別をなくす会」は以前から社会的にも知られた公的な会であり,小社に対し,その所在地も明らかにされつつ公的な文書で質問・指摘等をされてきておられますので,合わせて公開させていただいて問題はないと判断いたしました。つまり小社は,現在の日本において,社会問題の改善をすすめる趣旨で活動されている団体の住所を,今回の「公開」において掲載することになんら問題はないという考え方をしています。また,小社は「有田さんの住所」ではなく「黒人差別をなくす会」の住所を掲載しているという認識でおります。
ご心配いただいております「会への嫌がらせ」の起こる可能性は確かに皆 無とはいえないと思いますが,「嫌がらせ」などは道義的・社会的にけっして許されない行為であり,そのような行為をされる人がもしあれば,その人自身の責に帰すべきことであると考えております。(1998.1.10)
Q17.
アメリカの人からの反応はありませんか?

A:シンシナティのジャクソンさんという人からの1997年11月24日付けのお手紙Letter form Jacksonが年が明けてから転送されてきました。どうやら、日本の「黒人差別をなくす会」からの情報に基づいて書いたものらしく、具体的なところがまったくない抽象的なものです。「具体的な修正個所があったら教えてほしい」というような主旨のお返事Letter to Jacksonを電子メールで差し上げました。(1998.1.14)
Q16.
その後、「黒人差別をなくす会」から具体的な修正の提言はありましたか?

A:1998年1月4日付けで6通目の内容証明郵便が届きましたが、相変わらず具体的な提言は何もありません。(1998.1.9)
  1998年1月12日付けで北大路書房が最終返答状を出しています。(1998.1.12)
Q15.
A3で、「ちびくろおまんこ」というたとえがありましたが、サンボは性器を指す差別用語だったのでしょうか?でなければ、ちょっとたとえが悪いなぁと思います。(Jさん:メールでいただいた質問全文

A:ちょっと言葉足らずでした。差別語の中で適当な例が見つからなかったので、差別語もその一種として含まれるタブー語(使うことが忌避される言葉)の中から例を探してみました。たとえ外国ではこの日本語が「かわいい言葉」としか感じられないとしても、日本人にとってはやっぱり使ってほしくないですよね。「サンボ」という言葉も日本人にはちっとも気にならない言葉でしたが、「使ってほしくない」と考える人々が外国にはいるということです。(1997.12.24)
Q14.
児童文学の研究者などの反響はどうですか?

A:1997.12.20に愛知県立大学で日本児童文学学会中部例会・日本イギリス児童文学会中部支部臨時例会「ふたたび『ちびくろさんぼ』について考える」があり、「『ちびくろさんぼ』改作をめぐって」というテーマでのパネル・ディスカッションに招かれてパネリストを務めてきました。一方的に絶版にされちゃった名作を復活させる糸口を作ったのですから大歓迎されるものとばかり楽天的に考えて出席してみたら、ほとんどの児童文学者は批判的であることがわかりました。それでも批判のほとんどはこのコーナーにすでに掲載されていることで、動じることなく冷静に反論してきました。(1997.12.22)
Q13.
この時点で、北大路書房がやりとりを公開したことは、賢明だと思います。反響により、わずかでも状況が打開されるかもしれないからです。(「黒人差別をなくす会」からの質問状と回答のやりとりを公開後に読者からいただいたご意見をお名前などを伏せて掲載しました。)(1997.12.19)

A:「公開」へのご賛同・ご支援ありがとうございます。(1997.12.19)
北大路書房編集担当者からの回答:公開へのご賛同・ご支援ありがとうございます。(1998.1.7)
Q12.
どうして黒い犬の物語が黒人差別なのか、この本を読んでいるだけではそんなことは微塵も感じません。(「黒人差別をなくす会」からの質問状と回答のやりとりを公開後に読者からいただいたご意見をお名前などを伏せて掲載しました。)(1997.12.19)

A:1歳6ヶ月のお子さんが、「自分で本棚から出してきて読んでくれと催促するくらいこの本を気に入っている」とのこと改作者冥利に尽きる喜びです。ご支援の手紙も大変嬉しく読ませていただきました。(1997.12.19)
北大路書房編集担当者からの回答:ご支援のお手紙ありがとうございます。(1998.1.7)
Q11.
『さんぽ』を出版されたことは,議論を続けていく上でおおいに歓迎 すべき事と考えております。(灘本@京都産業大学さん:メールでいただいたご意見全文)(1997.12.16)

A:この問題に古くから関わってこられた専門家に歓迎していただいて大変心強く思います。(1997.12.18)
Q10.
『チビクロさんぽ』は『ちびくろサンボ』の粉飾本にすぎないのではありませんか?(こうした質問を含む質問状が1997.11.2付け内容証明郵便で「黒人差別をなくす会」から北大路書房へ届けられました。質問状と回答のやりとりを公開します。1997.12.11)(1997.12.16追加改訂・1997.12.17追加改訂・1998.1.9追加改訂)

A:『チビクロさんぽ』は問題点を修正したもので「粉飾本」ではありません。詳しくは北大路書房からの回答状をお読み下さい。(1997.12.10)
Q9.
あれだけ批判を受けた原作はやはり不完全な作品だったのでは。価値観は時代とともに変化するのだから、この絵本も淘汰されて行くべきなのでは?(Hさん:「神戸新聞」1997.11.21の記事を参考に守が作成した質問です。)

A:だからこそ原作の問題点を修正したのです。「絵本も淘汰されていくべき」という点には賛同します。しかし、出版社が一斉に絶版にするような形で消えていくことが「淘汰」なのではありません。「時代とともに1冊の絵本が役割を終え、いつのまにか誰も読まなくなる」というのが淘汰です。淘汰されていくことを可能にするためにも、絵本は出版され続けていなければならないのです。(1997.11.25)
Q8.
差別批判があった本をあえて出さなくても、他にも良い本はたくさんあるのではありませんか?(Gさん:「西日本新聞」1997.11.11の記事を参考に守が作成した質問です。)

A:「他にも良い本がある」という批判はよく聞かれますが、人間社会や出版界は多様性こそが大事なのであって、「他に良いものがあること」が別のものを排除する理由にはなりません。また、「他にどんなに素晴らしい人がいても、特定の個人の存在価値を認める」という考え方こそが「差別をなくす」ことの基礎となる考えです。差別を批判する人が「多様性の価値を認めない」ようでは自己矛盾です。(1997.11.18)
Q7.
「黒人差別撤廃団体」からの抗議や圧力はありませんか?(Fさん:メールでいただいた質問全文

A:今のところ、私宛には特にありません。出版社宛には内容証明郵便で「質問状」が届いているそうです。ぜひこのコーナーで公開して議論を深めたいと思いますので、「公開することの許可」をえてもらえるよう出版社にお願いしてあります。(1997.11.11)
Q6.
絵本であっても、勝手に改作するなど、原作をないがしろにしてはいけないのではありませんか?(Eさん:「週刊朝日」1997.11.7の記事を参考に守が作成した質問です。)

A:『チビクロさんぽ』は「原作をないがしろ」にしたものではなく、原作に忠実に翻訳したものです。日本で今までに出版されたものの中で一番原作に忠実な絵本です。それでも「黒人差別の忌まわしい歴史を背負った特定の言葉」だけは替えざるをえないというのが私たちの判断でした。それ以外の部分は「できるだけ原作どおり」を原則にしています。やむを得ない改変部分に関しても、原作者はもうお亡くなりなっていますが、私たちは原作の版権継承者を捜して、その許可をもらっています。繰り返しますが、決して原作をないがしろにしているわけではありません。(1997.10.28)
なお、Q11もお読み下さい。(1997.12.18)
Q5.
改作を作るなら、むしろ黒人にポジティブなイメージを与えるようなものにすべきで、主人公を動物にしてしまうのはナンセンスではありませんか?(Dさん:「新文化」1997.10.16の記事を参考に守が作成した質問です。)

A:改作にはいろいろな試みがあっていいと思います。「差別をなくす」ことの根底に共通する考え方は、「多様性を認めあう」ということだと思います。黒人にポジティブなイメージを与えられるような改作ができればそれは大変素晴らしいことです。このストーリーそのものの面白さを楽しむというためならば、主人公は動物でもいっこうに構わないと思います。現に、子どもたちの好きな絵本の多くは動物が主人公です。(1997.10.27)
Q4.
「ちび」や「くろ」にもネガティブなイメージがあるのではないですか?(Dさん:「新文化」1997.10.16の記事を参考に守が作成した質問です。)

A:はい、あります。しかし、「サンボ」とは違って、特定の人々を蔑視するために特別に作られた言葉というわけではない点で決定的な違いがあります。一般の言葉の中にネガティブなイメージを持つものができることは避けられません。そうしたネガティブな言葉のすべてが使えないのではどんなお話も作ることができません。(1997.10.27)
Q3.
原作も差別だとは思えません。なぜ、元の黒い男の子まま再出版しないのですか?(Cさん:テレビ朝日「ニュースステーション」1997.10.21でのインタビューを参考に守が作成した質問です。)

A:原作が『ちびくろ・おまんこ』という小さな女の子の話だったと考えてみて下さい。話の内容そのものがどんなにいいものだったとしても、こんな絵本を子どもに読ませたいと思いますか?少なくともタイトル(主人公名)は替えるべきでしょう。そして、以前のイメージを払拭するためにも主人公も女の子から別のものに替えておく方が賢明だと思います。「さんぽ」も同じことです。(1997.10.27)
Q2.
「言い替え」や「すり替え」では原作のもつ歴史性から逃れられないのでは?(Bさん:「朝日新聞(大阪版)」1997.10.21の記事を参考に守が作成した質問です。)

A:蓋をしてしまってその「歴史性」に目をつぶっていたのでは、問題は解決しません。「言い替え」や「すり替え」ではない適切な「修正」を施した上、その歴史性をきちんと見えるようにして、意識的に問題の解決法を模索すべきです。心理学の分野ではフロイトの精神分析が同じ手法をとります。幼児期などの過去の忌まわしい体験を無意識に閉じこめておくだけでは心の問題は解決しないのです。一度、しっかりとその体験を見つめ直し、意識化することではじめて問題の克服の道が開けます。(1997.10.27)
Q1.
あれこれ手を加えて再出版するほどの名作だとは思えないのですが?(Aさん:「産経新聞」1997.9.26の記事を参考に守が作成した質問です。)

A:この絵本の良さがわからない人には再出版する意義もわかっていただけないと思います。再出版するだけの価値があったかどうかは読者が判断してくれるでしょう。(1997.10.27)
ご質問をお待ちしています。
このページの先頭に戻る

守一雄ホームページに戻る