調の理解を高め中級へのステップを確実にする |
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一般にバイエルの後半、バスティンやグローバーでいえば第3巻、4巻に入ると、急に勉強の能率が落ちて、最初の大きな壁にぶつかるようです。そのような結果を招いてしまうのは、これらのテキストが抱える問題点によるのですが(「夏目先生のテキスト研究」を参照)、この「音階の曲集」は、上の表に上げた数々の特徴によって、この難所をスムーズにそして確実に乗り越える力をつけるテキストです。
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「音階の曲集」を使うと、どんな効果を期待できますか? |
それまで市販のテキストを使ってきた子どもに、「音階の曲集」を与えて得られた効果のいくつかを、以下にあげてみました。
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色々な調の理解が深まり、読譜力が増した |
たくさんの調の音階を、即座に間違いなくひけるようになりました。また、各調に多数の曲が用意されているので、実際的で応用力のある調の理解ができるようになりました。 | |
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一度に多数の曲を持って来るようになった |
例えば、それまで一回のレッスンに2曲くらいしか持ってこれなかった生徒が、「音階の曲集」を使い始めて1カ月が終わる頃には、4曲、5曲を平気で持ってこれるようになりました。 | |
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伸び伸びとした演奏ができるようになった |
単にひけるというレベルでなく、伸び伸びとした演奏ができるようになり、音楽に流れが出るようになりました。音階を始めとした流れるようなメロディーが、いい影響を与えているのだと思います。「イ長調第1曲」を例に、音階が音楽的な流れの中で、いかに無理なく自然に使われているか解説しているページがありますので、ご参照下さい。 ![]() |
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家での練習が集中してできるようになった |
子どもたちが以前より自信を持って集中して、家での練習ができるようになりました。全ての曲が1ページに収まっていること、各曲間に難易度の差があまりないこと等、このテキストの持つ特徴が、大いに助けになったのだと思います。 |
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「音階の曲集」をお使いになった先生や生徒の感想 |
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「音階の曲集」を手に入れたいのですが |
- 多数の先生方から問い合わせがあり、申し訳なく思っていますが、「音階の曲集」は現在品切れ絶版中です。中には、これなしではいいレッスンが出来なくて困っている、とまでおっしゃって下さった先生もおりました。とても感謝しています。
- このような事情で、現在手に入れることは出来なくなっていますが、「音階の曲集」の素材は出来るだけそのままに、その上に何かをつけ加えた形のテキストを新たに編集して、いずれ出版にこぎ着けたいという計画は持っていますので、ご了解いただきたいと思います。
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