《生徒たちによる「音階の曲集」の演奏(1)

夏目音楽教室の生徒たちによる「音階の曲集」の演奏を、お楽しみください。

サイレント機能を装備したヤマハのグランドピアノC5で演奏したものを、アンサンブル・ミュージック・レコーダー/EMR1でMIDI録音しました。このようにして録音したMIDIデータは、生の演奏をそのままの表情で伝えるには、まだあまりに貧弱ですが、生徒たちが「音階の曲集」を楽しく学習している様子は、伝えることができるのではないかと思います。

(注:リズムがくずれたり、音飛びがする場合、再度プレイすると正常に再生されるときがあります)


《小学生の演奏》

(学年は、演奏当時の学年)
鶴田奈子さん:吉田小学校1年生(長野市)

ドッチボールと一輪車が好きな元気な女の子です。一輪車はお友達に手を持ってもらって練習したらすぐできるようになったそうです。
●奈子ちゃんの成長振りを聴きたいときは
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フォークダンス(第45番、ホ短調第3曲)
ゆれる心(第46番、ホ短調第4曲)
永山結子さん:朝陽小学校2年生(長野市)

今一番楽しいのはスイミングスクールで泳ぐこと。ちょっとくらいの風邪ならへっちゃらで出かけてしまうそうな。「少し泳げるようになったのがうれしくてたまらないようだ。」とはお母さんの言。
あひるの行進(第48番、ニ短調第2曲)
池田錦君:吉田小学校2年生(長野市)

錦君のご執心は、もっぱら「ぶりぶりざえもん」と、ゲームボーイのポケモン。ピアノの勉強も一曲仕上げるごとに、その楽譜一杯に「ぶりぶりざえもん」を描かないと気がすまない。そんな錦君、変ホ長調の「元気な子馬」を、1回目のレッスンで間違えなくひいたのは、感心!感心!
元気な子馬(第37曲、変ホ長調第4曲)
新川真理さん:朝陽小学校2年(長野市)

見た目はちょっと華奢でも、実はスポーツ派の女の子。学校ではリレーの選手で、水泳もバタフライの猛特訓中とか。始めのうちは3、4曲くらいしか持ってこれなかったのが、今では一度に7、8曲を持ってくるのはようになりました。ピアノの勉強のおかげで指の力もついてきて、前より上手にバイオリンの弓が使えるようになったとか。
野ばら(第21曲、ホ長調第3曲)
スケルツォ(第22曲、ホ長調第4曲)
小池亜加音:古牧小学校2年(長野市)

手が小さくて細い指の亜加音ちゃんは、指が転びやすかったり、音階で1の指をくぐらせるとき、隣りの音に引っかけたりして、初めの頃は正確なテンポとリズムでひくのが大変でした。でも、変ロ長調の曲も立派にひけるようになったし、難しいニ短調の「落ち葉のかけっこ」も、とても楽しいリズムでひけるようになったね。
観覧車(第29曲、変ロ長調第1曲)
落ち葉のかけっこ(第50曲、ニ短調第4曲)
小林葉月:寺尾小学校2年(長野市)

葉月ちゃんは私のところで習い始めて3ヶ月ほどたちます。「音階の曲集」の勉強にもようやく慣れて、とても軟らかくて伸び伸びした音でひけるようになってきました。「やさしい花」と「スケルツォ」は、楽譜の上では両方とも三連音符を使った三拍子の曲でよく似ていますが、表情の違いを上手にひき分けています。
やさしい花(第28曲、ヘ長調第5曲)
スケルツォ(第22曲、ホ長調第4曲)

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