Jazz前夜


わたしは筋金入りのJazzファンではない。とりあえず、今多く聞いているだけ。
もともと、洋楽は好きではなかった。大学時代はニューミュージック花盛りで、大学に進学して人生最初に買ったのが西島三重子「風車」。あとはほとん ど日本の歌。
そんな中で唯一、好きで聞いていたの洋楽が Janis Ian 。洋楽=騒がしいだけのイメージがあった中で語りかけてくる音楽は、歌詞が分からずとも心に染みた。
だが、それからジャズに行きつくまでに三分の一世紀が経とうとしていた・・・。
Jazzことはじめ
それは前触れもなくやってきた。
映画を見に行ったとき、予告編でこれは次に見たいと言う映画があった・・・『スウィングガールズ』(Swing Girls)ダサイ、田舎の女子高生がカッコよくビックバンドジャスするすがたは衝撃だった。
それから、おそるおそる100円ショップの200円CDを買って、それに気を良くしてAmazonでJazzのお試しCDを買った。
ちなみに、好みは「本仮屋ユイカ」、「貫地谷しほり」、そして「上野樹里」である。
初めての女性Jazzボーカル
Sophie Milman

Janis Ian から少し範囲を広げようと女性Jazzボーカルとして初めて買ったCDが左の take love easy であった。
イントロなくいきなりボーカルが始まり、そのメロディラインの美しさと、迫力に引き込まれてしまった。

これが後から購入したファーストアルバム。
上のジャケットと比べてほしい。本当に同じ人?
ノラ犬? Norah Joones

犬が写っているから、ノラ犬というわけではないが、Nora Joones の中で最初に買ったアルバムである
私が買ったのは紙ジャケット。
サングラスが気になる Melody

タイトルの、Worrisom は「不安な」とか、「気にかかる」という意味。おまけに、サングラス掛けているのに下向きで・・・。
19歳の時自転車で帰宅途中ジープに跳ねられ、背骨を含む数箇所の複雑骨折、神経、頭も怪我をするなどの重症を負い、 一年間寝たきりの生活を余儀なくされる。以来、生涯後遺症として背負った視覚過敏よりサングラスを手放せなくなり、 リハビリとして医者に勧められた音楽セラピーにより曲を書き始める。
・・・ということは、この人はもしかして『高次脳機能障害』なのか! という、新鮮な驚きを持ったのには意味があります。
とは言え、説明すると長くなるので、『高次脳機能障害』は、脳が病気や事故により障害を受け、でも身体障害は軽かったにも関わらず、記憶、注意集 中、遂行機能、社会的行動に何らか支障を来している人たちとしておきましょう。
Halie Loren

安かったので買った。もちろん米国アマゾンで試聴した上である。紙ジャケット版だったが構わない。
歌唱力は抜群、しっとりと、でも力強く歌う。ハスキーボイスが高音部で少し裏返るがそこが艶やかに聴こえる。
ダブらないように常に購入しているが、最近2015-07-10ではバタフライブルーを買った!まだ届いていないけど・・・
実力派 Diana Krall

Amazonでいろいろ検索していると、それに合わせて「おすすめ商品」メニューが出てくる。そこでやけに多く出てきたのが彼女。
この人の唯一の弱点は、CDのジャケットにあると私は思う。とりあえず最も気に入った唯一のジャケットを掲載した。正直なところ、これ以外は日本人 向きではないと思う・・・。
Janis Ian

うっかりJanis Ianの掲載を忘れていた・・・。
この人やはり、歌はうまい!
同性愛をカミングアウトしたが、音楽性に何ら問題はない。
このぺえじ
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心『狸』学
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真空管アンプは音が良いと言う人と、トランジスターアンプの方が原音に忠実だと言う人がいる。ある意味宗教論争みたいなものだ。
そう言った論争に自分自身で決着をつけるべく、Triode VP-MINI88MarkUキットを購入して組み、「おっ、これは悪くな い」と思った。そうなると、欲が出てくるもので、オール手配線だったらどうなのか?など考えたのが運のつきだったのである。

真空管アンプはこれが初めてであるが、実は初めてのアンプは学生時代にICで作った。その音は、キンキンとしたトゲがあって、すぐに分解した。
ン十年の時を過ぎて、ふたたび巡り合った最初がこのアンプである。
このアンプの唯一の不満は、配線が基盤であること。
さて、ある日に壊れてしまったけど、何とか修復した顛末はこちら。