第8巻第1号              1994/10/1

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DOHC(年間百冊読書する会)MONTHLY

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毎月1日発行[発行責任者:守 一雄]

(PDC00137, kazmori@gipnc.shinshu-u.ac.jp)



 『DOHCMONTHLY』もいよいよ8年目、表題の上下のマークを「8」にしました。恒例の読書リスト紹介をします。今年もabc3段階の評価を付けました。本選びの参考になさって下さい。同じく恒例のBEST1選びですが、今回は、井上ひさし『お米を考える本』(光文社文庫\640)を選びたいと思います。昨年の今頃は冷夏で米の大凶作となり、ついに米の輸入自由化がなされました。米をめぐる騒動もありました。幸い今年は猛暑のおかげで大豊作ですが、日本の米をどうするかは解決されていません。米について考えるためにはこの本はぜひ読むべきだと思います。この本をきっかけに、山下惣一『いま、米について。』(講談社文庫)村野雅義『ドキュメント日本の米づくり』(ちくま文庫)という素晴らしい本にも出会いました。井上ひさし『コメの話』『どうしてもコメの話』(どちらも新潮文庫)もぜひお読み下さい。(守 一雄)

【93年10月〜94年9月の読書リスト】

(a:おススメ、b:良書、c:はずれ)


高橋紳吾『きつねつきの科学c』藤田英時『コマンドまたはファイル名は違わないb』長沼伸一郎『物理数学の直観的方法b』シェパード『視覚のトリックa』伏見・麻柄『授業づくりの心理学a』菊池治『つくられたAIDSパニックb』西巻浩『理工系の文章作法b』ジンバリスト『野球ビジネスと金c』杉尾・棚橋『焼かれた「ちびくろサンボ」b』大坂世一『試験に出る関西弁会話集中講座c』松本道弘『国貧論c』ヘイ『さよならサンボb』バッドリー『記憶力b』ノーマン『誰のためのデザイン?a』マー『ビジョンb』竹内靖雄『迷信の見えざる手a』津野海太郎『本とコンピューターa』ガードナー『認知革命a』出口光一郎『コンピュータビジョンa』佐倉統『動きはじめた人工生命a』本間三郎『脳と心のメカニズムc』ビートたけし『やっぱり私は嫌われるb』三上章允『脳はどこまでわかったかb』千葉康則『記憶の大脳生理学c』深川鳥緒『コンピュータグラフィックのすべてa』中村弘『マジックは科学b』ローゼンフィールド『記憶とは何かb』野口悠紀雄『「超」整理法a』野呂影勇ほか『バーチャルリアリティ最先端b』和田秀樹『数学は暗記だa』郡司隆男『言語科学への招待b』伊藤比呂美『おなかほっぺおしりb』室井/吉岡『情報と生命a』大村皓一『映像ワンダーランドへようこそb』朴泰赤赤『醜い韓国人b』海保/原田『プロトコル分析入門b』BNN第一企画『人工無脳a』ノーマン『テクノロジーウォッチングa』栗本慎一郎『[疾風編]間違いだらけの大学選びb』臼井儀人『クレヨンしんちゃん(6)b』福岡安則『在日韓国・朝鮮人b』畑田・加瀬『3の秘密c』佐々木倫子『動物のお医者さん(10)(11)(12)a』夏目漱石『坊っちゃんb』井上ひさし『どうしてもコメの話a』日垣隆『<検証>大学の冒険a』グリック『カオスa』甘利俊一『ニューロコンピューター読本c』石川准『アイデンティティ・ゲームb』河合隼雄『とりかえばや、男と女c』コーディル/バトラー『自然知能システムa』アシモフ『われはロボットa』郡司隆男『自然言語の文法理論a』甘利俊一『ニューロコンピューティングから情報幾何学へb』保坂展人『いじめの光景b』西垣戸勝『性教育は、いまc』竹下景子『ハロー、プラス・ワンc』山下惣一『いま、米について。a』岡部恒治『マンガ微積分入門b』田中敏『心のプログラムa』佐々木正人『アフォーダンスb』井上ひさし『お米を考える本a』熊谷高幸『自閉症からのメッセージb』石田千代子『パソコンらくらく入門b』鶴見済『完全自殺マニュアルb』酒見賢一『ピュタゴラスの旅c』木村泉『ワープロ作文技術a』村野雅義『日本の米づくりa』田中裕『コミック・ダーウィンc』古庄歩『Windows3.1すぐできるセットアップb』巽孝之『サイボーグ・フェミニズムb』山下和美『天才柳沢教授の生活(1)(2)(3)(4)b』船橋学園『朝の読書が奇跡を生んだa』早川書房編『SFハンドブックb』三田誠広『いちご同盟a』竹内久美子『小さな悪魔の背中の窪みa』杉崎隆晴『国立大学・権力構造の謎解きa』白佐・井口『血液型性格研究入門b』林・田川『ユニバーサル・サービスb』金森俊朗『町にとびだせ探偵団b』東スポ探検隊『東スポ伝説b』市川伸一『コンピュータを教育に活かすa』南伸坊『ハリガミ考現学b』小林よしのり『ゴーマニズム宣言(2)(3)(4)a』ホーガン『未来の二つの顔b』無藤隆『赤ん坊から見た世界b』ビートたけし『あのひとb』松本侑子『植物性恋愛a』光瀬/萩尾『百億の昼と千億の夜c』松本侑子『巨食症の明けない夜明けb』松本侑子『偽りのマリリン・モンローb』半田智久『脳:心のプラットホームa』大住良之『サッカーへの招待b』糸圭秀実『「超」言葉狩り宣言c』ゴールドスミス『進化から見たヒトの行動b』松本侑子『別れの美学b』小林/船曳『知の技法b』志水彰ほか『人はなぜ笑うのかb』広瀬隆『新版・最後の話a』グリーンフィールド『子どものこころを育てるテレビ・テレビゲーム・コンピュータb』大熊一夫『新ルポ・精神病棟a』水野肇『エイズのなにが恐いのかc』子安/山田『ニューメディア時代の子どもたちa』大熊一夫『ルポ・精神病棟a』大熊一夫『ルポ・老人病棟a』(112冊)


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