ごあいさつ
この数年、紙芝居の良さが再認識されています。それは、演じ手と観客が共感しながら楽しめる、手づくりの良さが、あらためて必要とされてきたからではないでしょうか。
また、シアター“らったった”では、「アートする」楽しみを分かち合いたいと考えています。絵や音楽、ダンス、芝居……。それらを創り、表現する楽しみは、誰もが持っている創造する力を刺激し、生きる元気や活力を引き出してくれると考えています。
私たち夫婦が友人たちの力を借りてこのシアターを作った当初から、すぐ近くにある沢山湖周辺に古くから伝わる、龍にまつわる有名な民話を上演してみたいと願ってきました。沢山湖は四方を山に囲まれた、ひと気のない静かな湖です。私が学生の頃から演劇の練習場所にしていた、思い出深いところでもあります。
このたび、芸術教育の会の旅をきっかけに、深町先生の多大なるご尽力を賜り、本日、初上演の運びとなりました。この紙面をお借りして、深町修司先生、白井信吾先生、深町浩司氏に感謝を申し上げます。
また、いつも私を陰から支え、上演活動の演出を手がけて推進力となっている夫にも感謝します。それでは、ごゆっくりお楽しみください。