お楽しみスポット

　飯山市は長野県の最北部、新潟県との県境にあり、千曲川（新潟県に入ると信濃川）沿いに田園地帯が続きます。
　最も高いのが斑尾山の標高1,382ｍと、高い山岳が数多い長野県の中では珍しく高い山がありません。そのかわり標高1,000ｍ程度の山塊が連なり、冬場の豪雪がもたらす豊富な水をたっぷり含んだ森林が広がっています。信越国境地帯は日本有数の豪雪地帯として知られますが、飯山市では市街地でも身の丈を超える雪が積もります。
　春になると菜の花が黄色い絨毯のように咲きます。飯山にほど近い旧永江村（現中野市永江）出身の国文学者高野辰之博士が童謡「故郷」や「春の小川」「紅葉」にうたった素朴で懐かしい田園風景は、幼き頃に遊んだ千曲川沿いの光景そのものです。千曲川右岸瑞穂地区の菜の花畑の光景は「朧月夜」のを彷彿とさせるものです。
　冬のスキー＆スノボはもとより、春の花、夏のキャンプ、秋のきのこやそばまで、四季を通じて自然の恵みをとことん楽しめます。また市内には斑尾高原温泉、戸狩温泉、いいやま湯滝温泉、いいやま北竜湖温泉があり、気軽な日帰り入浴も楽しめます。