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製造工程フロー錺金具工程●鍍金→切断→模様打ち等→紅付けにより銭金具を作ります。●素材は銅または真鍮で、様々な鏨(たがね)を駆使して、複雑な模様が刻んでいきます。 金箔押し工程●箔下塗を柔らかい和紙で仕上げ拭きし、金箔を押して真綿で拭きます。(艶出し箔押し方)「箔仕上げ」と「金粉仕上げ」の二つの方法があります。 木地工程●「ほぞ取り」「穴ほり」「小穴づき」により部品組立のための雄型と雌型を作ります。●5枚の板を接着し、鉋で面取りして弓型の長押(なげし)を作ります。 宮殿工程●「桁組み」「破風作り」「下張り板作り」「タルキ作り」「肘木組物作り」「肘木作り」「柱ヌキ」により宮殿の部品を作り組立てます。彫刻工程●木取りにした素材に草花・花鳥獣・人物等の絵柄を描いて、ノミ等で彫ります。塗装工程●いったん組立てた木地を「崩し」て漆塗装を行います。下塗り・研ぎ、中塗り・研ぎを行い、本漆による花塗り、または呂色塗りを行います。蒔絵工程●孔雀・牡丹・菊・桐・鳳凰・蓮・桔梗・萩・山水・天人・絞・かすみ・唐草などの絵柄を扇・裏戸・引戸・引出し・唐戸の裏板などに描きます。●蒔絵に立休感をもたせるために下絵の上に貝の粉を使った胡粉とニカワの混合物を筆で盛り上げてから、漆を塗って金粉で仕上げます。これを胡粉盛り蒔絵と言います。 組立工程●仕上げ作業を終えた部材を組み立てます。すべて手作業で作られている飯山仏壇は、分解し部品を洗浄し再塗装することで、新しく蘇り、代々受け継いで使用できます。洗って再塗装することを「せんたく」と呼びます。 |
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