信州斑尾高原 信越トレイルを行く

信越トレイル 総延長80kの山歩き
信越トレイル3つの魅力
1、生物多様性の地域で自然が豊か。
2、ロングコースで尾根からの眺望が素晴らしく、トレイルが変化に富む。
3、温泉と地域の豊かな食材を味わえる。
斑尾山は全長80kmにもおよぶ里山を巡るロングトレイル「信越トレイル」の出発点でもあり、
斑尾高原内の約25kmがそのメイントレイルとして位置づけられています。

「信越トレイル」を自由に楽しまれる方々には登山口、下山口まで無料で送迎をしております。事前の予約をお願いします。





チロリアンハウス灯
「斑尾高原の公認トレッキングガイド」、及び「飯山市森林セラピー公認の森の案内人」のあるじは「信越トレイル」を全線、歩いておりますので、コースのアドバイスや装備、気象条件等、何でも聞いて下さい。
信越トレイルを歩かれる方の宿泊施設としてご利用下さい。

下記の情報はあるじが歩いた、信越トレイル全行程のご案内を掲載しました。

なおチロリアンハウス灯に宿泊したお客様は信越トレイルの各登山口、下山口へは無料にて送迎しております。

また斑尾の湯の無料入湯券(夕方券PM5時より)も差し上げております)


時間がある時はあるじの山田がご案内いたします


信越トレイルを歩こう 全行程のご案内です。
「信越トレイル」はSection-1〜Section-6に分けられております。
(走行時間6時間となっておりますが、休憩時間等入れて7時間〜7時間半の行程となります。)

・Section-1 斑尾山頂〜万坂峠〜袴岳〜赤池 歩行距離8.5km 歩行時間約6時間
・Section-2 赤池〜沼の原湿原〜希望湖〜毛無山〜涌井 歩行距離10.7km 歩行時間約6時間
・Section-3 涌井〜富倉峠〜黒岩山〜桂池〜仏ヶ峰登山口 歩行距離12.7km 歩行時間約6時間
・Section-4 仏ヶ峰登山口〜小沢峠〜鍋倉山〜関田峠 歩行距離8.2km 歩行時間約6時間
・Section-5 関田峠〜牧峠〜宇津ノ俣峠〜幻の池〜伏野峠 歩行距離12.4km 歩行時間約6時間
・Section-6 伏野峠〜須川峠〜野々海峠〜深坂峠〜天水山 歩行距離12.8km 歩行時間約6時間

Section-1 斑尾山頂〜万坂峠〜袴岳〜赤池 歩行距離8.5km 歩行時間約6時間
第1セクションは斑尾高原レストランチロル横の登山口より斑尾山頂へ登ります。

天気が良いと関田山脈全容を眺めることが出来、野沢や志賀の山並みも広がる。斑尾山頂近くの大明神岳からは眼下に野尻湖、前方には飯綱山、戸隠山、黒姫山、妙高山、火打山、遠くには北アルプスまで望むことができます。
信越トレイルでは最も景色の良いコースです。

斑尾山からは尾根伝いに下り、万坂峠を経由して袴湿原、袴岳山頂へと向かいます。袴岳山頂付近は手つがずの自然が残り、ブナとダケカンバの森が素晴らしい。袴岳山頂は眺望も開け妙高山を眺めながらの休憩タイムが楽しめます。

袴岳から赤池へはなだらかな斜面を降りて行きます。途中林道にぶつかり、右折方向にて赤池へとたどります。赤池には駐車場とトイレが完備されています。

・登山口ー斑尾高原スキー場内 レストランチロル横登山口
(ここより斑尾山頂へ、山頂より信越トレイルの起点となります。)
・下山口ー赤池駐車場

斑尾山登山口

斑尾山へと出発

斑尾山頂付近のブナの森

紅葉の斑尾山頂

万坂峠道標 袴岳へ

袴岳山頂より妙高山望む

赤池への林道

紅葉の赤池

Section-2 赤池〜沼の原湿原〜希望湖〜毛無山〜涌井 歩行距離10.7km 歩行時間約6時間
第2セクションは赤池を出発し、なだらかなブナの林を歩き、沼の原湿原へと行きます。沼の原湿原を通過して湿原の入口へと着きます。入口には駐車場とトイレが完備されております。

(沼の原湿原は春雪解けと共に、ミズバショウやリュウキンカが咲きはじめ多くの人達が訪れます。湿原はミツガシワ、サギスゲ,カキツバタ、ニッコウキスゲと季節を追って花の群生が楽しめます。)

沼の原湿原入口付近から希望湖への侵入トレイルに入り、希望湖へ向かいます、なだらかな登りをしばらく行くと「いのちの森」へと着きます。「いのちの森」展望台からは斑尾山や袴岳、妙高山や日本海も望めます。なだらかな下りを、希望湖のボート小屋へと向かいます。

希望湖からは正面に斑尾山が見え、湖畔での休憩タイムを楽しめます。湖畔を少し歩きますと毛無山登山口へと着きます。(時間があれば湖畔を一周は50分位です)希望湖から毛無山頂まではなだらかな登りが続きます。山頂からは飯山盆地の展望が広がります。

毛無山から涌井新池まではカラマツの森を下り、涌井新池からは農道を歩きます。農道から舗装された道路に出、左折して500mほど更に下ると国道292号線に出ます。

・登山口ー赤池
・下山口ー涌井新池から国道292号線へ出る

赤池ブナ林

沼の原湿原水芭蕉群

沼の原湿原木道 6月下旬

いのちの森より妙高山望む

希望湖より斑尾山望む

希望湖より大平峰毛無山登山口道標

大平峰 毛無山頂より飯山盆地方面

涌井新池

Section-3 涌井〜富倉峠〜黒岩山〜桂池〜仏ヶ峰登山口 歩行距離12.7km 歩行時間約6時間
国道292号線涌井地区より道路を横断して第3セクショントレイルに入ります。途中から林道に合流し、杉の人工林の間を歩いてゆきます。途中には富倉峠と呼ばれる所があり、かつては信濃と越後の交易が盛んな場所であったことを偲ばせます。

さらに先には大将陣と呼ばれる史跡があり、ここは上杉謙信が見張り台として陣を張った場所として知られております。ここからは飯山盆地や北峠の集落が望めます。黒岩山までは林道が続きますが、ソブの池と呼ばれる貯水池があり、池畔には祠が祭られております。

黒岩山はギフチョウとヒメギフチョウが混生し、モリアオガエルが生息する貴重な場所として、山自体が国の天然記念物に指定されております。美しいブナ林が広がり、東屋がある休憩場所からは飯山盆地が一望できます。(戦国時代はのろし台として使用されておりました)桂池の周辺では、雪解け後にミズバショウが咲き、太郎清水という湧水があります。

黒岩山から下山してくると舗装された峠道にぶつかります、峠道を東方向(右手登り方向)に進むと桂池に出ます。
桂池の左岸を通り、再びトレイルに入り、北古池、北古池湿原とすすみ、少し開けた場所に出て、信越トレイルの案内板があります。そこから先は国有林内となり、仏ヶ峰登山口まではスギの林やブナの森が続きます。

仏ヶ峰登山口でもある戸狩スキー場へ出ると眺望が開ける。仏ヶ峰登山口から砂利道を下だると、とん平ゲレンデ駐車場にでます。

・登山口ー国道292号線涌井地区
・下山口ー戸狩スキー場とん平駐車場

桂池

涌井地区よりの登山口付近

林道を行く

富倉峠より飯山盆地を望む

富倉峠にて休憩

黒岩山山頂附近より(のろし台)

黒岩山山麓ブナの森

国有林の杉のトレイルを行く

戸狩スキー場にて

Section-4 仏ヶ峰登山口〜小沢峠〜鍋倉山〜関田峠 歩行距離8.2km 歩行時間約6時間
第4セクションは仏ヶ峰登山口からゲレンデ内に広がるブナ林を通過しながら、最上部の尾根に出ます。そこからは鍋倉山の眺望がのぞめます。トレイルは尾根づたいに続き、ブナの美しい林や飯山盆地を眺みながら歩き、小沢峠へ着きます。

さらにメイントレイルを進むと、途中に樹齢100年前後のブナが整然と並んだブナ美林が続き、美しいブナの原生林を見る事が出来ます。ここでの休憩は楽しみ。
鍋倉山まではヤセ尾根が連続し足元には気を付ける必要があります。鍋倉山頂へはアップダウンがつづきますが登りきると、山頂からは妙高、火打山や飯山盆地を悠然と流れる千曲川を見渡すことができます。

その後、黒倉山を経由してら関田峠まで下ります。(黒倉山からは日本海が望めます)関田峠には駐車可能なスペースがあります。関田峠からほど近くには茶屋池があり、池畔にはトイレや茶屋池ハウスにて休息が出来ます。

・登山口ー仏ヶ峰登山口
・下山口ー関田峠

茶屋池の紅葉 10月中旬頃

仏ヶ峰登山口より

鍋倉山を望む

仏ヶ峰トレイルを行く

ブナ美林にて

ヤセ尾根を行く

鍋倉山頂

関田峠への道標

関田峠記念碑

Section-5 関田峠〜牧峠〜宇津ノ俣峠〜幻の池〜伏野峠 歩行距離12.4km 歩行時間約6時間
第5セクションはコース全般を通して大きなアップダウンが少なく、のんびり歩きたいコースです。ブナの原生林や、途中には貴重なナベクラザゼンソウが自生しております。

牧峠からは天気が良いと日本海、遠くは佐渡島まで見渡すことができます。この牧峠は渡り鳥の通り道で、渡りの季節には多くの鳥愛好家がカメラを構えています。

花立山からの長野県側の眺めもよく。宇津ノ俣峠を過ぎしばらく歩くと「幻の池」に辿り着きます。
「幻の池」はブナの広大な天然林に囲まれた周囲300mの池で、6月下旬頃にはモリアオガエルとクロサンショウウオの卵塊を見る事が出来ます。
紅葉時にはブナやかえでの紅葉が池に映り美しい光景を見る事が出来ます。

伏野峠が近づくと、新潟県側の象徴である菱ヶ岳の山容が見えてきます。

・登山口ー関田峠
・下山口ー伏野峠

幻の池

関田峠 出発地点

牧峠道標 宇津ノ俣峠へ

花立山を望む

花立山道標 宇津ノ俣峠へ

樹林帯を行く

幻の池道標 伏野峠

菱ヶ岳を望む

伏野峠道標 到着地点

Section-6 伏野峠〜須川峠〜野々海峠〜深坂峠〜天水山 歩行距離12.8km 歩行時間約6時間
第6セクションは信越トレイルの北の起点となる天水山(あまみずやま)を目指すコースで80kmの最後の区間となります。

終始ブナ林の中を歩きますが、この区間は所々新潟側の眺望が開けていて一息入れて眺望を楽しむのも良いでしょう。

野々海峠手前1km付近では貴重な湿原性植物が生育する大きな「西マド湿原」の近くを通りますが、植生保護のため立ち入ることは出来ません。

野々海峠からは県道に沿って進み、途中に長野県最北端を通り、深坂峠へ至ります。
別ルートとして林道を辿り、大きな野々海池、野々海キャンプ場を経由して深坂峠に至ることもできます。深坂峠は眺望も良く休憩適地です。

深沢峠から舗装された道を50m程行くと天水山へ行く道標があります。ここから天水山へは、急で細い登りが続きますので注意が必要です。

天水山頂上付近手前からは、ブナの原生林も美しい光景を見せ、天水山からは津南町方向の景色が望め、全区間踏破の感動に浸りながらの下山口への下りとなります。

・登山口ー伏野峠
・下山口ー天水山下山口へ(松之山口、津南口、栄村森宮ノ原駅口があります)
(天水山が北からの起点となります)

菱ヶ岳山麓のブナの森


伏野峠道標 須川峠へ

菱ヶ岳を望む

ブナ林を行く

野々海峠道標 野々海キャンプ場へ

深坂峠 石碑

天水山付近のブナ林を行く

天水山頂 道標の前で

ブナ林の天水山を下る


信越トレイルの詳しいトレッキングマップ
・信越トレイルマップ1(斑尾山〜涌井エリア)500円
・信越トレイルマップ2(涌井〜牧峠エリア)500円
・信越トレイルマップ3(牧峠〜天水山エリア)500円

信越トレイルの詳細、迷いやすい分岐ルートの確認も必要ですのでお持ちの上お出かけ下さい。
信越トレイルの歴史や動植物の紹介も載っていますので
ぜひご活用ください。
斑尾高原観光協会、信越トレイルクラブにて販売しております。


信越トレイルのメイントレイル全線を踏破されたハイカーに「信越トレイル全線踏破証」を発行しています。
チャレンジしてみませんか。

ご宿泊の方へ、当宿ではお客様の信越トレイルの行程プランに沿って、
送迎を無料で致しております。 (要予約)

宿泊料金 空室状況
ご希望によりおにぎり(飲み物付)は600円、前もっての予約にてご用意いたします。



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