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NUpowr G3 for 2400って大丈夫なんですか?

ご注意:必ずお読みください。

    最近Newer Thechnology社製のPowerBook 2400c用G3アクセラレータボードNUpowr G3 for 2400を装着したマシンで「フリーズを繰り返す」「リスタートが出来なくなる」などの症状でNCRなどのサービスプロバイダに持ち込んだところ、CPUドーターカードの一部チップ部品の端子とPBのメッキを施したプラスチックフレームとが接触をして双方が焼けこげていたという報告を幾つか耳にしました。

    この結果CPUドーターボードが故障したり、PBの電源ユニットが故障したり、PBのメインロジックボード故障したりといった結果に陥っているようです。これらのパーツを交換することで修理は完了しますが、何故そのような接触・短絡が起きるのか、構造上の問題は無いのか?などの疑問と自分のマシンは大丈夫か?という不安があった為、オリジナルの報告者の方に詳しく状況をお聞きし、自分のマシンも解体して問題の箇所を詳しくチェックしてみました。

    その結果かなりきわどい構造上の問題があるとの判断に至りました。特殊な改造をほどしていない状態でも接触・短絡が起きる可能性があり、改造を施して有る場合その影響は未知数ではありますが、無視することは出来ない要因となっていると考えられる状態にあります。

    従って自分だけの情報としておかず全てを公開することが最良と考えまして、このWebページを作成しました。出来うる限り正確な情報・判りやすい写真を提供し、正しい判断の材料となるよう心がけていますが、想像の域を出ない確認の出来ていない事柄もすべて掲載していますので、きちんと読み分けられることを願います。

    また、緊急対策として自己のマシンに改造を施して対処しましたが、この方法に関しても全て公開しています。しかし、これは「こうしなくてはいけない」というものではありません。フレームを削ると言う行為はアップルコンピュータ社の全ての保証を放棄することを意味します。最悪の場合以後のいかなる修理も(有償・無償を問わず)拒否される可能性があります。ご自身のマシンに同様の処置をされる場合、十分な覚悟の上で臨んでください。(ページを分けました)

    このページ及び関連リンクで得られる情報は、個人改造者にとっては有用な情報となるでしょう。しかし一般のユーザーの方は「購入した販売店」又は最寄りの「サービスプロバイダ」に相談されることをお奨めします。現場レベルではすでに対応が取られているようです。

    また正規サービスプロバイダ以外での修理行為は「改造」とみなされる場合があるので、その作業内容および契約内容を事前に良く確認してから依頼することを強くお奨めします。これを機会に保証書・契約書を熟読されることもお奨めします。

    現時点(98.12.22 9:36 AM)でNewer TechnologyメディアビジョンNCRアップルコンピュータ、からは公式な見解は出ていません。したがって全ての対応は個別の対応となり個人個人で交渉するしかありません。(プレス発表と言う意味です。現場レベルで絶縁対策はメディアビジョンの出荷中の日本語版に絶縁テープが貼付、またNCRの各種作業に伴って行われているようです。(12/8追記))この件の現場での処置法はほぼ固まって来たと考えていいようですね。(12/15追記)

    BookMark及びSite Linkはご自由にどうぞ、なお構成が変更になる場合があるのでリンク先はこのページ(http://www.avis.ne.jp/~meteor/html/g3card.html)を指定してください。引用・転載等も一向に構いませんが内容を著しく要約される場合は、ご自身の言葉で書き直してくださいね。貴方がここで知り得た知識はもうすでに貴方の物ですから、その先まで私が介入はできません。それ故きちんと読んで正しく理解されることを望みます。(12/11追記)

    それではお待たせしました、本編をどうぞ・・


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