「音階の曲集」を使ってみて

戸谷教室のお母さんの感想

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私が「音階の曲集」を作ってしばらくした時期に、ちょうど知り合いの先生の生徒さん(小学校2年生から4年生までの3名)の指導を数ヶ月間の頼まれしました。以下の文は、その時レッスンを受けた生徒さんのお母さんが書かれた感想文です。
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調がすぐ言えたり音階をひけたりできるようになった
T.K.さんの感想文
……(省略)……それから、今回は先生の編集されたテキスト「音階の曲集」を中心にご指導いただいたのですが、レッスンが始まった当初は、こんなにたくさんの曲を練習できるとは思っていませんでした。このテキストの中の曲は、どれも1ページで書かれているので、娘にとっていやな重圧感がなく、すんなりと入り込んでいけたようです。1週間しっかり練習すれば、ちゃんと丸がいただけるという張り合いのようなものがあって、とても充実した気持ちを持てたのではないでしょうか。曲に題名がついている点も、自分の日常から情景が想像できて、曲のイメージをつかみやすかったように思います。

 バイエルで音階を習って、「音階の曲集」でその調の曲を集中的に練習することで、その調になれるようになり、あまり負担を感じずに次の曲に移っていけたと思います。また、新しい曲ごとに調名を書き込むスペースがあったり、「この曲は何調?」という先生の質問に答えたりするうちに、調がすぐ言えたり音階をひけたりできるようになりました。

 夏目先生のレッスンのすばらしいのは、今まで申し上げたようなことが、無理なく子どもがあまり負担を感じずに、気がついたら自然に身についていたというところだと思います。ピアノの前に座るのがいやだなと思わずに続けられるのは、とても大事なことのような気がします。……(省略)……


調を正確に覚えるようになった
I.M.さんの感想文
……(省略)……今まではバイエルを使っていましたが、今回は夏目先生の「音階の曲集」を使わせていただきました。この本のおかげで勉強が無理なくできたと思います。まず、バイエルは1曲を仕上げるのに時間がかかりましたが、この曲集は一つ一つの曲が比較的短いため、新しい曲に入ったときの負担が軽かったようです。また、同じ調の曲がいくつかあるということから、繰り返し学習ができ、曲のところに調名を自分で書くということも、正確に覚えるために役に立ったようでした。ですから、このテキストでいくつかの曲をひいた後は、少々難しいバイエルの曲も、抵抗なく入っていけたと思います。……(省略)……

今までよりスムーズに1曲1曲を弾き込むことができた
M.S.さんの感想文
……(省略)……黄色いバイエルも終わりに近づいてきましたが、指の力と動きが不安定で、何より譜読みにかなりの時間を必要とする娘にとっては、レベルが高すぎ、本人にも私にも、練習が負担でした。しかし、夏目先生のレッスンは、負担どころか、今までよりスムーズに1曲1曲を弾き込むことができ、心地よい練習をすることができました。

 それは、夏目先生が出版されたテキスト「音階の曲集」のおかげだったのです。今の娘の力にあった曲に出会えたからでしょう。必ず音階が含まれているので、指の運動にはとても効果的でした。また、何調の曲であるか無関心だったのですが、曲に入る前に必ず調名を確認し、その音階をひいた上でレッスンに入り、そしてそれを繰り返し行うことは、整理され頭に入り、身についていったようです。……(省略)……

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