第30回ピアノサロンへ向けての音風景(2)

第30回ピアノサロンは、たくさんのお客さんの盛大な拍手のもとに、無事終わることができました。コンサート当日のステージでは生徒たちは皆、ここでお聴きいただける演奏にさらに磨きをかけて、素晴らしい演奏を披露することができました。

ここでお聴きいただける演奏は、サロンへ向けての準備途上の演奏であることを、予めお断りしておきます。

「第30回ピアノ・サロン」では、小さなお生徒たちは他にもたくさんの曲をひきます。このページでは、それらの曲を聴くことができます。

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小林葉月:寺尾小学校2年(長野市)

葉月ちゃんは私の教室で習い始めて5ヶ月ほど。バイエル82番が終わったところですが、こんな曲が上手にひけるようになりましたよ。まだ指が転んだりするところもありますが、サロン当日までにはしっかり直してくれるものと思います。葉月さんは、グルリットの曲を4曲ひきます。
グルリット:あきらめ(3/24録音)
グルリット:スケルツォ(3/24録音)
新川真理さん:朝陽小学校2年(長野市)

真理ちゃんは私のところに来て8ヶ月ほど。指が細いので伸びのある強い音を出すのが苦手。でも、あえて中田喜直の難しい練習曲2曲と、それより力が必要な「山の子ども」を選びました。見込みがありそうなら、時にそんなチャレンジをさせることで、苦手を克服することが出来るからです。
中田喜直:山の子ども(3/9録音)
鶴田奈子さん:吉田小学校2年生(長野市)

奈子ちゃんは昨年のピティナで全国決勝まで進むことができました。今回のサロンではギロックの「叙情小曲集」から次の2曲と「魔女の猫」「ハチドリ」を演奏します。
ギロック:セレナーデ(2/14録音)
ギロック:冬の風景(2/14録音)
永山結子さん:朝陽小学校3年生(長野市)

力強い演奏が得意な結子ちゃんは、湯山昭の「友だち」と「ジャズ」をひきますが、今回は軟らかいひき方が要求される「水たまりに映った世界」と「あくび」にも挑戦します。
湯山 昭:ジャズ(3/9録音)
湯山 昭:あくび(3/9録音)
池田錦君:吉田小学校3年生(長野市)

豊かで迫力のある音を出すことができる錦君の面目躍如の第3楽章です。といっても中間のメロディーを歌うところから、3:4のリズムのあたりは、まだこれから。もうちょっとで素晴らしい演奏になるから、練習がんばろうね。
湯山 昭:木曜日のソナチネ 第3楽章(3/22録音)
宮原みさきさん:山王小学校6年生(長野市)

ピアノの大好きなみさきちゃんは、昨年のピティナ・ピアノコンペティションC級の全国決勝でベスト16に入賞しました。今度のピアノサロンではラヴェルの「クープランの墓」から2曲演奏しますが、この他にも地元のプロの演奏家と、ハイドンのピアノ三重奏を共演します。
ラヴェル:「クープランの墓」より〈リゴードン〉(3/3日録音)

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