小谷温泉・熱泉荘 （おたりおんせん・ねっせんそう）

ぬるぬる、つるつるの熱いお湯

熱泉荘という、いかにも熱いお湯がありそうな宿の名前は、前を通るたびに気になってはいたが、今回初めての訪問。紅葉狩りの帰りに立ち寄った。 県道から外れて宿へと向かう一本道は、急な上り坂で、幅が狭くガードレールもない。雪の多い地域なので、冬は大丈夫なのだろうかと心配になるほどだった。 山の中で携帯電話がうまくつながらず、電話確認できずに訪問したが、日帰り入浴OＫ。年季の入った建物で、薄暗い中、階下の浴室へ案内される。

脱衣所や浴室は、南側にあり、光が差し込んで、とても明るい。浴室の窓を開けると、秋の青空と、向かいの山々が美しく紅葉しているのを眺められた。 小谷温泉のお湯の色は、褐色だという認識があったが、こちらは独自源泉で、透明。熱いお湯が打たせ湯のように投入され、かけ流されている。 湯舟では、何とか浸かれる程度の温度になっていて、加水せず入浴。ぬるぬる、つるつる感がとても高いお湯は秀逸で、小谷温泉の新しい楽しみを見つけた。

Data

【所在地】　長野県北安曇郡小谷村中土 　【営業時間】　要確認 　【定休日】　要確認 　【料　金】　500円 　【駐車場】　約5台（無料） 　【源泉名】　あつ湯元 熱泉荘源泉 　【泉　質】　ナトリウム-炭酸水素塩泉，pH8.8 　【泉　温】　67.2℃（15℃） 　【湧出量】　83.1L／分 　【加温】　なし 　【加水】　あり（源泉温度が高いため浴槽で加水） 　【循環】　なし（源泉かけ流し） 　【入浴剤】　なし 　【殺菌剤】　なし 　【飲　泉】　可 　【設　備】　内湯男女各1 　【備　品】　洗面器，シャンプー，ボディーソープ 　【最新入浴日】　2009年10月 　【泉　質】　Ｓ 　【設　備】　B 　【情　緒】　B 　【総　合】　Ａ 　【付近の温泉】 　　文化財指定の建築と自然湧出の湯　「小谷温泉・山田旅館」 　　目も癒されるブナ林の中の露天風呂　「小谷温泉・小谷温泉露天風呂」 　　屋上の豪快天望風呂　「姫川温泉・朝日荘」 　　豪快掛け流しと新そばを堪能　「来馬温泉・風吹荘」 　　懐かしい香りのする温泉宿　「島温泉・島の湯旅館」 　　テントを担いで登った日本第３位の高所温泉　「白馬鑓温泉」 　　白い白馬三山を眺めて肌もつるつる　「白馬八方温泉・みみずくの湯」 　　初夏の白馬でゆったり温泉　「白馬八方温泉・第一郷の湯」 　　白馬山中の野湯　「白馬八方温泉・小日向の湯（野湯）」 　　白馬に新温泉誕生　「白馬龍神温泉・湯あそび処おぶや」 　　後立山連峰のダイナミックな眺め　「白馬姫川温泉・天神の湯」

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