島温泉　島の湯旅館 （しまおんせん　しまのゆりょかん）

懐かしい香りのする温泉宿

昔は湯治のお客さんで賑わっていたという一軒宿。1997年の大雨災害の後に開通した国道148号バイパスと平行する旧国道沿いにあり、静かな佇まい。 玄関を入ると、正面にテレビの置いてある畳の部屋があって、普通の家にお邪魔したかのよう。 浴室は玄関から廊下をてくてく歩いた先にあるが、建物は年季が入っていて、建具などから昭和レトロな雰囲気が漂う。鄙びたという言葉がぴったりかも。

浴室は男女別の内湯のみ。浴槽は男性用の方が広いようだ。お湯そのものはクリアーだが、浴槽や床に赤茶色の成分がこびりついている。 ぬるければどうぞということで、加温されたお湯の出る蛇口の説明もされたが、源泉そのままのぬるめのお湯に浸かってみた。 湯上がりはさっぱりしていて、すっきりした気持ちで宿を後にした。懐かしい香りのするこの雰囲気は、今や貴重な存在だと思う。

Data

【所在地】　長野県北安曇郡小谷村北小谷 　【営業時間】　要確認 　【定休日】　要確認 　【料　金】　500円 　【駐車場】　約10台（無料） 　【源泉名】　島温泉 　【泉　質】　ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物温泉，ph6.3 　【泉　温】　37.4℃（気温21℃） 　【湧出量】　20L／分（分析書に手書きメモ） 　【加温】　あり（源泉温度が低いため） 　【加水】　なし 　【循環】　なし（源泉掛け流し・放流式） 　【入浴剤】　なし 　【殺菌剤】　なし 　【飲　泉】　不明 　【設　備】　内湯男女各１ 　【備　品】　シャンプー，ボディーソープ 　【最新入浴（訪問）日】　2006年10月 　【泉　質】　A 　【設　備】　B 　【情　緒】　Ａ 　【総　合】　A 　【付近の温泉】 　　豪快掛け流しと新そばを堪能　「来馬温泉・風吹荘」 　　目も癒されるブナ林の中の露天風呂　「小谷温泉・小谷温泉露天風呂」 　　屋上の豪快天望風呂　「姫川温泉・朝日荘」 　　テントを担いで登った日本第３位の高所温泉　「白馬鑓温泉」 　　白い白馬三山を眺めて肌もつるつる　「白馬八方温泉・みみずくの湯」 　　初夏の白馬でゆったり温泉　「白馬八方温泉・第一郷の湯」 　　白馬山中の野湯　「白馬八方温泉・小日向の湯（野湯）」 　　美人の湯の足湯で目指せ美脚　「白馬八方温泉・和の湯（足湯）」 　　地元密着型白馬の足湯　「白馬八方温泉・薬師の湯（足湯）」

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