天体望遠鏡製作記 最終更新日:2005年4月26日
2001年1月のある日、私は小学校と保育園に通う子供達を迎えに家を出た。(ペンションから小学校、保育園は6km程離れていて車で送り迎えしています。)いつもなら時間に追われ、ドタバタと子供をひろってトットと帰るのだが、この日に限って、なぜか余裕がある。普段、子供の絵本やビデオばかり借りている村の図書館で少しばかり時間をつぶす事にした。旅行関係の雑誌に目を通した後、私は何気なく一冊の雑誌に手を延ばした。パラパラとページを捲るうちに、懐かしさと憧れ、それにしばらく忘れていた遊び心がムラムラと沸き上がってきた。本の名前は、「天文ガイド」。そこにはアンドロメダ大星雲やオリオン大星雲、木星や土星の写真が私を誘っていたのです。(と、勝手に思い込んでしまった?)望遠鏡が欲しい!それも出来れば大口径のが!(ペンションのお客様にも見てもらえるように)
早速、「天文ガイド」を一冊借りて調べてみるが、これが結構高い!ならば自分で作ってしまえば安く出来る!?と、これまた勝手に思い込んで、無謀にも望遠鏡を作る決意を固めてしまったのです。今まで近所の先輩からもらった4cm程の望遠鏡で月を見たり、高校生の頃に双眼鏡を買ってボンヤリとオリオン座あたりを眺めていた位で、本格的な天体観測をやった事も無く、ましてや望遠鏡を作った事など無いのにもかかわらず、です。果たしてまともな物が出来るかどうか、不安と期待のうちにこのコーナーをスタートする事となりました。どうなる事やら‥‥
パーツ集めと主鏡セル完成まで (2001年1月25日〜4月13日)スライディングルーフの観測室を作るぞ! (2001年7月1日〜8月2日)
いよいよ経緯台の製作開始 (2002年3月8日〜4月10日)
突然ですが、ほぼ完成!と思ったら‥‥ (2002年9月8日〜2004年8月21日)