Kuroiwa Go Class for Children

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Dr. Martin Luther King Jr.


The King Center
参照: I have a dream. (Stanford大学版)
I've been to the mountaintop. (AFSCME版)
I've been to the mountaintop. (Stanford大学版)

  三十数年前、私はKing牧師の名を知っていました。

しかし、めちゃくちゃな国アメリカの、一党派のリーダーくらいにしか思っていませんでした。

でも、ひょっとしたら大統領になってしまうのではないかとも。

そして、共和党にも、民主党にも、全ての白人に恐れられる存在、
世界の均衡が変わることを恐れる全ての人に怖がられる人であると、漠然と思っていました。

 しかし、当時私は、彼が何を言い、何を行い、歴史に何を与えたのかを知ろうとしませんでした。

 最近、還暦近い身に成って、偶々或る若いアメリカ人(Hello! Adam.)が与えて呉れたきっかけから、
King牧師のスピーチを二つ読むことになりました。

 浅学の為、私にとって英文を読む事は大変な難行です。

 しかし、その難行の中で、私は、King牧師の演説に大変な感動を受けました。

 私の人生にただ一度だけ人の役に立つことをするという意味で、
彼の二つの演説−
I have a dream. (拙訳)  と  I've been to the mountaintop. (拙訳) −を、
King 牧師の知的遺産の管理者である
The King Center の許可(Record Reference Code #KR030022)の下に、ここに掲載します。





追記  2009年1月21日

昨日、Barack Hussein Obama, Jr.が、第44代アメリカ合衆国大統領に就任しました。

オバマの長い選挙戦の間、当選から就任式までの間、私は、彼が本当に無事大統領府にたどり着くことができるかどうか危ぶんでいました。

しかし、テレビで 就任演説するオバマを見て、8年前の "I've been to the mountaintop"を泣きながら訳していた時の感動が甦ってきました。

この出来事は、本当に人類は進歩することができるのかもしれないという希望を与えてくれます。

例え、同じアフリカ系のCondoleezza Rice が、権力を握れば 人道の敵 Bush の走狗に過ぎなかった という苦い思いがあったとしても。




追記  2017年3月14日

昨年末、得体のしれぬトランプが、第45代アメリカ合衆国大統領に当選しました。

長い選挙戦の間、「もうひとつの事実」なる嘘と罵詈雑言と敵意をまき散らしました。

挙句の果て、8月9日には民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官が銃規制強化を主張していることに触れ、
「銃所持者には(規制強化を)止める手段があるかもしれない」と語った。

銃所持者にクリントン氏らへの何らかの「行動」を促した脅迫的な発言と受け止め(この項毎日新聞)られた。

私にはトランプが、King牧師やオバマ大統領と同じアメリカ人だとは思えない。

トランプは可及的速やかに退場させられるべきだ。




追記  2024年9月14日

私は。40年近く前、故糸川博士肝入りの視察団に混じってイスラエルに行ったことが在る。

新しい国作り、いにしえのユダヤ王国の再建、などユートピア話を沢山聞かされ、完全に乗せられてしまいました。

その時は、街角に立つイスラエル兵の銃には弾が入っておらず、2民族共存の方向性は明確に思えました。が、

極右のシャロンに続き、チンピラネタニヤフの台頭を許し、パレスチナ迫害、占領地の暴力的拡大は余りの惨禍です。

今現在もガザやパレスチナ自治区でネタニヤフとイスラエル軍が、パレスチナ人絶滅を目指して軍事攻撃を続けています。

「ユダヤ人に逆らう者はテロリストだから何をしても良い」という屁理屈はありえません。

このままでは、イスラエルは世界中の憎しみを集めることになるでしょう。

ネタニヤフを可及的速やかに牢屋に閉じ込め、裁判を受けさせるべきです。



文責:  黒岩 巌

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最終更新日2024年9月14日