Mr.K's Letter #5

K氏からのお手紙(その5)

  
 守 一雄 様
               1998年5月29日

                    K


 5月25日付けの手紙をいただきました。はぐらかしているという風にとられたことは大変残念に思います。

 こちらの質問がくり返されていることに気づいていただけるならば、まずは、改作者である先生のご意見をお聞きしたいという姿勢であることを理解していただきたいと思います。また、私は自分のできる範囲ですべてお応えしていますが、要旨をまとめさせていただくことで、理解していただきたいと思います。

●質問1の答えの要旨● 「サンボ」という差別語について議論した後で、他の差別問題についても議論を深めましょう。

●質問2の答えの要旨● ちびくろサンボの問題についてのとらえ方が、先生と私は違っています。ちびくろサンボの問題は日本で起きている黒人差別の実態をとらえる必要があります。先生はその差別問題について何ら理解しないままちびくろサンボを出されているのでしょうか?

●質問3の答えの要旨● 私は、日本人の黒人観が黒人の差別体験がよくまとめられていると思います。それを元に、黒人差別の実態という言葉を使っています。

●質問4の答えの要旨● サンボと呼びかけられて嫌な思いをしている黒人がいますが、先生はサンボと因果関係がないと思って、あらためて質問されているのですか。

 ということが、私の言いたい要旨です。どうも先生の要旨のまとめ方は乱暴で、こちらの発言要旨や質問意図を無視した内容がいつも返ってきますので、再度、はじめから手紙を読み直していただきたいと思います。(守註:原文は下線)

 私の質問に何ら答えていただけず、原告側が主導権をとってという発言は不適切です。

 再度、先の手紙のご返答をいただけますように、お待ちしております。

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