ピティナとは？

　ピティナ（ＰＴＮＡ）とは、社団法人全日本ピアノ指導者協会（The Piano Teachers' National Association of Japan, Incorporated by the Japanese Government）の略称で、110年の歴史を持つアメリカのＭＴＮＡ（The Music Teachers' National Association of U.S.A.）、及び1979年に創立されたヨーロッパのＥＰＴＡ（European Piano Teachers' Association）と姉妹提携を結び、国際的に認められた全国組織を持つ日本で唯一の文部省所管の公益法人であるピアノ指導者団体です。

　この協会は、次に掲げる設立趣旨のもとに創立されました。

　「最近、ことに都市部においてピアノ指導者が、過剰な状態にあるにもかかわらず、必ずしも実質がともなっているとは限らず、また地域によるレベルの格差及び数のばらつきが、一段と顕著になってきております。また以前より望まれていたピアノ指導者選択時の基準を求める声が、より大きく上がってきたのです。
　故に当協会は、今後一層全国各地に亘って、ピアノ指導者の生涯を通じて研鑽し得る場の充実をはかり、加えて、ピアノ学習者の要望に応えられるよう、社会において優れたピアノ指導者の養成と組織化が急務であると痛感するに至りました。
　公的性格を持った社団法人全日本ピアノ指導者協会として社会的信用を得、国際的視野に立って我が国、民間社会のピアノ指導者の資質向上を推進することで、社会的要請に応えたいと願うものです。」

（設立趣意書より）

そして、この協会が目指す目的は次のようなことです。

　「社会におけるピアノ指導者の生涯を通じた、ピアノの指導法、演奏法の研究を推進し、豊かな人間性の育成を基盤とする音楽教育の進行に努めるとともに、その目的をともにする内外の団体と交流を行い、広く文化の発展に寄与することを目的としています。」

（定款第４条より）

　なお、詳しくは下記の協会本部までお問い合わせくださるか、同協会のホームページ：Piano Homepageにアクセスしてください。

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