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庭の入り口から始まるレンガの小道の両側に、ふっくらと膨らんだ土の部分を作って、狭い土地を少しは広がりを感じるようにしました。そして、入り口から入って左側にはコハウチワカエデ、右側にはヤマボウシをシンボルツリーとして入れました。また、ヤマボウシの左脇にヤマツツジ、右側にマンサク、ツリバナ等小さめの木々を植えました。

今年は(1999年)庭の入り口(左の写真、黒い門扉のあるところ)に、トレリスつきのアーチを建てました。
入り口から入って左側のコハウチワカエデ 入り口から入って右側のヤマボウシ

左の写真は、居間の中からサンルームを通してパーゴラの方を見た景色です。狭い庭のことですので、実はこれが我が家で一番広い庭の場所です。

このように狭い庭のことですから、できるだけ狭さを感じさせない庭にすること。部屋の中から庭を見ても、外の庭から家の方を見ても、絵になるようなデザインにすること。それにより、狭さより庭のデザインの方を楽しめるような庭にすること。それが今回の改造のメインテーマでした。

そんな考えから、居間、サンルーム、パーゴラのあるテラスが一体になるようなデザインにしました。居間とサンルームを仕切るサッシも、2メートルの高さのサッシに変えて開口部を大きくしたことで、庭までの空間がいっそう広く感られるようになりました。

(このサンルーム、冬の間は寒さに弱い植物の越冬地に早変わり)

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