パーゴラのあるパティオから和風ガーデンの踏み石の小道が始まります。フォーマルな感覚を排してどこまでも自然な趣が出るように、踏み石も自然石を使いリズムを持たせてランダムに置きました。地面をカバーするためにリュウノヒゲ、ヤブコウジ、フッキソウを植えましたが、まだ仕事が半ばの写真です。 画面上部に覆い被さるように伸びてきている枝は、ベニバナマンサク(マルバノキ)。この枝をくぐって出たところが和室の角に当たり、ここが和風庭園のメインステージ。枯山水の小さな池と橋を配置しました。 下の写真で水鉢のおいてあるところは、その後小さな岩をおきました。また、この写真の後もせっせとタマリュウを植えて、今ではずいぶんと違った雰囲気になっています。現在の様子はここをクリックしてご覧下さい。 |
和室の角の濡れ縁から、枯山水の池と橋を見たところです。橋の奥の木はザクロの木その右下にドウダンツツジを植えました。(秋になってドウダンツツジが真っ赤に燃える様は、左下の写真をご覧ください) このザクロだけが前からあった木です。庭師がこの木の枝ぶりは素晴らしく、これだけは残しておく価値があるといってくれたので、残すことにしました。あとの木はもったいないとは思いましたが、新しい庭の感性にあった木だけにそろえるということで、すべて妻のお友達に差し上げました。 |
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秋になってザクロの下のドウダンツツジが、真っ赤に燃える色に染まりました。写真ではその美しい色が再現できないのが残念です。ドウダンツツジの右に黄色く色づいている細めの木は、クロモジです。このクロモジの位置は、塀の外の駐車場からの視線が少し気になりましたので、紅葉が終わったところで手頃な大きさのソヨゴを入れていただき、クロモジは少し位置を動かしました。 | 枯山水のある和室の角を左に曲がると、和室沿いの小道にサルスベリ、シャクナゲ、山紅葉の木々が植えられています。昨年の秋は雨が多く、どこの山の紅葉もあまりいい色には染まりませんでしたが、私の家の山紅葉は長い期間にわたって、文字通り燃えるような赤い色に染まり、目を楽しませてくれました。 | |
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