私たちのガーデンの全面改造は、昨年(1998年)の5月に始まりました。このホームページで報告している洋風ガーデン、和風ガーデン、バックガーデンの地面を約1メートルの深さに掘って、土の総入れ替えをするところから始まった作業でしたので、一区切りつくまでに一ヶ月あまりも要しました。その後もできた様子を見ながら、新たに欲しい木を入れたり、すでに植えた木を移し替えたり、小さな岩を追加したり、テラスに自然石の乱張りをしたり、色々と改良を加えてきました。そのたびに庭の味わいが深まっていくのを見ることは、とても楽しいことです。このページでは、このようなその後の改良のいくつかを載せてみたいと思います。
和風ガーデンその後の改良
「石灯籠のある風情」へはここをクリック
和風の小道の脇に小さな岩をおくことで、いっそう自然の感じが出るのではないかと考えました。下草に植えたヤブコウジやリュウノヒゲも、平らな地面の上に生えているだけでなく、石の脇に寄り添うように生えているのを見るのも、いっそう趣があるように思いました。

そこで、庭師さんの庭石が山と積まれている場所を訪れ、気に入ったものはないかと探しました。庭石のような大きな石はとにかく重いので、探し出すのがたいへん。また、私たちの狭い庭におく石ですし、奥の池の石との調和も考えなければいけません。いろいろ探したあげくご覧の三つの石を選び出しました。一つは天竜峡の岩を思わせるような背の高い石(といっても小さな石ですが)、もう一つはそれに沿わせておいた背の低い石、それに背の高い石のちょうど後ろに写っている石です。この写真では見にくいですが、これは三日月状に弓なりの形をした逆三角形の石で、とてもモダンな感じがして面白いと思いました。

この改造前の写真はここをクリック

この写真の後もせっせとタマリュウを植えて、今ではずいぶんと違った雰囲気になっています。ここをクリックしてご覧下さい。
和室の角を回り込んでバックガーデンに続く小道です。昨年の5月に庭の大改造を一気に行ったときは、左の写真のような飛び石の配置になっていました。そのときは、裏に続く道だしこんなものでいいかなと思っていましたが、まっすぐに並んだ石の配置が、何の変哲もなくつまらない感じがしてきました。そこで、和室の角のところに沓脱石をおき、それを回り込むように飛び石の配置を変えてみました。ちょっとしたことだけれどずいぶん雰囲気が変わって、よかったと思います。
この場所も現在ではだいぶ姿が変わってしまいました。ここをクリックしてご覧下さい。

「和風ガーデンその後の改良(2)」へ進む


感想等メールはこちらへ: natsume@avis.ne.jp