和風ガーデンその後の改良(2)
洋風ガーデンから和風ガーデンに入った最初の小道。こちらもタマリュウを敷き詰めましたが、その濃い緑が飛び石をくっきりと浮かび上がらせています。この写真のすぐ右側は大きな駐車場に面した塀。ご覧のようにとても狭い庭ですが、正に一つ塀を隔ててまったくの別世界。 この頃はこれで満足していましたが、次第に何かが足りないような感じがしてきました。そのうちに石灯籠のような象徴的な造形物ないので、景色にもう一つ締りがないというか、和風ガーデンとしての味わいが足りないのではないかと思うようになり、気に入った石灯籠を探し始めました。 |
和風ガーデンの角を回ってバックガーデンへと続く小道。もともと直線に並んでいた飛び石を、少し軟らかいカーブを描くように配置しなおして、タマリュウをいっぱいに敷き詰めました。タマリュウの右側にはフッキソウを植えましたが、今年(平成11年)は残念ながら花らしい花をつけませんでした。 左側の土が出ているところは、いかにも奥に何かがありそうな小道に見えることに気がつきました。いずれ錆び砂利か何かを敷きつめて、道の雰囲気をいっそう引き出そうかと思案中です |
下の二つの写真が粗いのは、ハンディカムの静止画機能を使って試しに撮影したもののため。変わり行く庭の姿を比較する資料として、ご覧いただければと思います。デジカメは、まだ35万画素が一般的だったころ、NECの世界最小と謳っていたものを発売と同時に購入。当時5万円以上もしましたが、これがおもちゃといっていい代物。ほとんど使わないまま中古ショップにタダ同然で処分。以来そのときの無駄金使いを反省、新しいデジカメの購入は我慢してきましたが、この春(平成12年)ついにオリンパスの212万画素のC2020Zを購入。故に平成12年4月以降の写真は、全てこのデジカメで取った写真です。デジカメの性能の驚異的進歩を、身を持って体験しました。 | |
![]() (平成11年8月撮影) |
![]() (平成11年8月撮影) |
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![]() (平成12年7月28日撮影) |
![]() (平成12年7月12日撮影) |
そうして見つけたのがこの大小二つの灯籠。狭い庭ですが一段と味わいが深まったように思います。小道の右脇に植えたヤブコウジも今年は濃い緑色が瑞々しく映えて、とても立派に成長しました。 「改良」「改良」と、いかにも私たちの手で改良しているようなタイトルで書いていますが、実は自然の成長そのものが、自らを改良している部分がけっこう多いのですね。そんなことは当たり前のことでしょうが、ガーデニングの新参者としては、言わずもがなのこんなことにも、改めてずいぶんと感動させられているのです。 石灯籠に関しては次の「石灯籠のある風情」でも詳しく説明しています。 |
左側の土がむき出しになっていたところに、明るい色合いの砂利を敷きました。道の筋道がくっきりと浮かんで、奥には何があるのか興味を掻き立てます(実際はすぐに行き止まり(-_-;)。 右側のフッキソウは植えてから一年以上経って、今年は瑞々しい黄緑色の葉に成長しました。 手前の濃い紫色はアジュガ |