浅間温泉・目之湯 紫山楼 （あさまおんせん・めのゆ）

驚くべき湯量に大興奮

目之湯旅館の名を、数年前に日経新聞の記事で目にして以来、いつか行きたいと思い続けていたが、平日なら日帰り入浴可能と最近知り、ようやく訪問できた。 浅間温泉では、数少ない木造の宿。広告宣伝を積極的に行なっていないようなので、あまり知られていないが、創業200年を超える老舗旅館なのだ。 創業当時のままの玄関付近や、大正皇后が宿泊したという建物が今も客室として現役という話をご主人から聞き、その歴史のスケールの大きさに圧倒された。

内湯と露天風呂がそれぞれ2ヶ所あり、男女の割当ては日によって異なる。内湯は、桧の樹石を使った古代ひのき風呂，中庭に面した露天風呂は樽風呂。 ともに源泉がかけ流されているが、特に内湯の投入量は、浅間温泉においては驚くべきもの。豪快にオーバーフローする湯に身を沈めるのは、本当に幸せだ。 透明で白い湯の華が舞うお湯は、新鮮そのもの。浅間温泉にもこういう宿があったのか、という思いで、筆者にとっては、既成概念を覆す衝撃的な一湯だった。

Data

【所在地】　長野県松本市浅間温泉 　【営業時間】　平日15：00〜21：00 　【定休日】　不明 　【料　金】　600円 　【駐車場】　約40台（無料） 　【源泉名】　明記なし 　【泉　質】　明記なし，pH明記なし 　【泉　温】　明記なし 　【湧出量】　明記なし 　【加温】　明記なし 　【加水】　明記なし 　【循環】　明記なし 　【入浴剤】　明記なし 　【殺菌剤】　明記なし 　【飲　泉】　可 　【設　備】　内湯男女各1，露天風呂男女各1 　【備　品】　洗面器，シャンプー，ボディーソープ 　【最新入浴日】　2009年2月 　【泉　質】　Ｓ 　【設　備】　Ａ 　【情　緒】　Ｓ 　【総　合】　Ｓ 　【付近の温泉】 　　松本城主の湯に浸かる　「浅間温泉・湯々庵 枇杷の湯」 　　目立たない路地奥にある無人の共同浴場　「浅間温泉・北せんきの湯」 　　「白線流し」の撮影に使われた旅館の湯　「浅間温泉・尾上の湯旅館」 　　浅間温泉の秘湯的共同浴場　「浅間温泉・倉下の湯」 　　浅間温泉の湯を堪能できる共同浴場　「浅間温泉・港の湯」 　　白糸浴場の面影をたどる　「美ヶ原温泉・白糸の湯」 　　豊富なお湯を存分に堪能　「扉温泉・桧の湯」

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