安代温泉・安代大湯 （あんだいおんせん・あんだいおおゆ）

熱いお湯に悶絶寸前

安代温泉は、渋温泉に隣接（湯田中駅側）する小さな温泉。渋温泉と同じく石畳の道が続き、境ははっきりしないが、渋温泉よりもさらに落ち着いた感じがする。 温泉街に2ヶ所ある共同浴場は、いずれも地元の方と宿泊客専用。今回は、期間限定のイベントに参加し、指定された旅館の方に鍵を開けてもらった。 大湯は、緩やかな坂の途中に位置し、風格ある旅館が建ち並ぶ周辺の風景に違和感なく溶け込みながらも、存在感のあるたたずまい。

浴室は、モザイクタイルがレトロな雰囲気を醸し出し、高い位置にある窓から光が差し込んで明るい。先客がおらず、浴槽には、かなり熱いお湯があふれていた。 給湯口から離れた場所で、何とかお湯に浸かったが、それでも10秒が精一杯。においもほとんどない透明のお湯だが、強烈な熱さに自然界のパワーを再認識。 気合いで入浴したが、備品の長いパイプを給湯口に接続し、熱いお湯を浴槽外に逃がして浴槽内のお湯の温度を上げ過ぎない方法があることを、後で知った。

Data

【所在地】　長野県下高井郡山ノ内町安代 　【営業時間】　不明 　【定休日】　不明 　【料　金】　無料（ただし、地元の方と安代温泉宿泊者専用） 　【駐車場】　なし 　【源泉名】　共益会11号ボーリング 　【泉質】　含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉，pH8.3 　【泉　温】　93.0℃（気温27℃） 　【湧出量】　明記なし 　【加温】　明記なし 　【加水】　あり（高温のため） 　【循環】　かけ流し 　【入浴剤】　明記なし 　【殺菌剤】　明記なし 　【飲　泉】　不明 　【設　備】　内湯男女各1 　【備　品】　なし 　【最新入浴日】　2007年10月 　【泉　質】　Ａ 　【設　備】　Ａ 　【情　緒】　Ｓ 　【総　合】　Ａ 　【付近の温泉】 　　人通りの多い場所にある外湯　「渋温泉・一番湯　初湯」 　　「豊田屋」の前の笹の湯　「渋温泉・二番湯　笹の湯」 　　美しい木造の湯屋建築　「渋温泉・三番湯　綿の湯」 　　渋温泉を初体験　「渋温泉・四番湯　竹の湯」 　　外湯めぐり完結の湯　「渋温泉・五番湯　松の湯」 　　明るい印象の共同浴場　「渋温泉・七番湯　七繰の湯」 　　コンパクトな外湯　「渋温泉・八番湯　神明滝の湯」 　　渋温泉を代表する外湯　「渋温泉・九番湯　大湯」 　　念願の穂波温泉に初入浴「穂波温泉・元湯」 　　駅に隣接する新しい日帰り入浴施設　「湯田中温泉・楓の湯」 　　1300年の歴史の重みが感じられるお湯　「湯田中温泉・大湯」

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