最終更新日:2006年6月28日 |
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ホイットコム ガソリン機関車 八ヶ岳森林軌道バージョンつ〜事で、数少ない八ヶ岳での写真と、後は木曽森林鉄道や北海道の湧別の資料なんかをこねくり回し、何とか形にしたのが、下の写真ちゅう訳。
バルサと工作用紙を主な材料にして、製作時間130時間以上の超大作!(と言っても、素人細工ゆえ、模型としてのレベルは初級クラスかな〜。)
「これがズバリ八ヶ岳森林軌道の模型だ!」、なんて事は決して言いません。
ただ、こいつを見てもらって、『ここは、こ〜だ。』『あっちは、あ〜だ。』と年寄りの記憶を引き出せれば、万々歳。資料、写真など些細な物でもお持ちの方、ご連絡いただければ幸いです!
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八ヶ岳森林軌道には、ホイットコム2台とプリマウス1台が配備されていたそうですが、白山から上は主にホイットコムが使われていたとの事なので、こちらを形にしてみました。
ホイットコムは、日本で初めて使われたガソリン機関車で、歴史的な車両とも言えますが、現在では群馬県沼田市の林業機械化センターに一台、保存されているのみで、しかも細部は八ヶ岳の物とは異なる点が多い。チルト式の前面ガラスやラジエターガードは、状態の良い写真があったので、ほぼ完璧に再現できたと思われます。
写真からの採寸ミスや工作ミスなどで目立つ点としては、連結器は開口部がやや広すぎ。ラジエターステーはもう少し幅広で、その分ラジエターも少し細身のようだ。また後部と左側面は資料に乏しく、このあたりは、ほとんどオーナーの勝手な推測による。主な仕様(推測を含む)は下記のとおりです。
軌間:762mm(2フィート6インチ)
全長:2948mm(9フィート8インチ)
全高:2288mm(7フィート6インチ)(屋根上部までは2034mm(6フィート8インチ))
全幅:1423mm(4フィート8インチ)(台枠幅は1220mm(4フィート))
重量:3トンちなみに機関車、トロッコ共に縮尺は、12.7分の1(1インチ=2mm)です。
トロッコ 八ヶ岳森林鉄道バージョン
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トロッコも詳細な資料や写真は無く、小さな写真を透かしてみたり、斜めから見たりして想像力をたくましくさせるしか方法がなかった。
構造はオーナーの勝手な推測で、関係者からのコメントに期待したい。主な仕様(推測)は下記のとおりです。(材木、人は除く)
軌間:762mm(2フィート6インチ)
全長:1779mm(5フィート10インチ)、材木の長さは約4m相当。
全高:508mm(1フィート8インチ)
全幅:1220mm(4フィート)
レール
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残っている写真から、15kgレールくらいが使われていた様子。
この模型では、合板などの接続用アルミ金具を削って作りました。(レール1本だけで製作時間は約1時間半)
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