最終更新日:2011年4月26日
 オーディオ システム
Yahoo! オークションでオーディオ関係の出品を見ていたら、『タンノイ DC-386』の文字!

サラリーマン時代に会社の先輩のお宅で初めて聞いた『タンノイサウンド』が突然よみがえって来たのでした。
モデル名は忘れてしまったのですが、バランスのとれた音、と一言で言ってしまうのが勿体ない様な上品かつ艶やかな音でした。
あの音色を自分の物にしたい!と夏も近付いているのに思い立ってしまいました。

幸い7月中(2004年)になんとか音が出始め、少しずつまともな音になってきました。私自身それほどのオーディオマニアでもありませんし、かけられるレコードもあまり多くはないですが、お好きな方は是非お楽しみ下さい。

レコードの持ち込みもOKですから、もしも押し入れの奥に懐かしいレコードが有りましたら、どうぞ、お持ち下さい。


スピーカーシステム

『Yahoo! オークション』でゲット(2本で10万円)した『タンノイ DC-386』を、自作バスレフエンクロージャーに収めました。

置き場所の都合で(ピアノの左右に置きたかったので)横幅を狭くし、奥行きと高さで200リットルの内容量をかせいでいます。
(W : 475mm、D : 630mm、H : 940mm)
構造用合板を2枚重ねて(厚さ25mm)作りました。ダクト面積はコーンの25%、ダクトの共振周波数は25Hzです。
エンクロージャーを作るのは20数年振り、しかもこれまでの最大は16cm用で、38cm用のエンクロージャーは初めて!でしたが、自分で言うのもナンですが、ナカナカの音です!
(中のユニットがいいだけ、かもしれませんけど。きっとそうです‥‥)

もう少しチューニングすれば、ムフフフフ‥‥


レコードプレーヤー

20年程前の『DENON DP-3750』です。
これも『Yahoo! オークション』でゲット(3万円)。上部が大理石なのが売り!です。
(そういえば友人も同じ物を使っていたような気がする‥‥)

古いプレーヤーのアームベース部を流用して、ロングアームを作ってみました。(写真の左部分)
デノンのDL-103を付けてみましたが、結構いけてます。

カートリッジ

ピカリング XUV:プレーヤーのオマケで、どんな物かよく分かりませんが、結構まともに鳴っています!(全体的なバランスはV15よりも良い位です)どなたかスペックを御存知の方いませんか?
(2009年12月10日)
 久々にWebで検索してみましたら、見つけました!1977年頃の発売で、『フラットで繊細な特性』と結構評価は高かったようです。
ちなみに当時の価格はなんと53,000円! シュアー V15 type lllよりずっと高かったみたいでビックリです。
プレイヤーのおまけでゲットできたのはラッキーでした。ただ本体の価格に比例して針も高い!です。

シュアー V15 type lll:かつて一世を風靡したMMカートリッジです。昔は高くて手が出ませんでした‥‥。今でもかなりの人気があるようで驚きです。
オークションでもよく見かけます。

デノン DL-103:MCのスタンダードと言われるほど、ポピュラーなカートリッジです。でも30年前はMCを使っている友人はいませんでした(私を含めて)。
レコード毎、ジャンル毎の得意、不得意が少なくて、とても使い易いカートリッジです。特に高針圧のためか、古いレコードだと他のカートリッジよりもノイズが少なくて、とても聞き易いという印象です。


CD/SACD プレーヤー

『DENON DCD-SA500』です。
SACDを聞きたいけれど、お金はかけたくないので選びました。
CDプレーヤーの音はあまり聞いた事が無いのですが、結構良く鳴っていると思います。
カバーやシャーシ内部に合板や鉛を入れて、共振を減らすように細工しています。(さほど効果があるとも思えませんが。)

(2009年11月?日)
クロック発振回路の電源部分にコンデンサを追加、デジタル部の電源の整流用ダイオードをショットキーバリアに交換、
どちらの改良もあまり期待していなかったのですが、ノイズが減ってとてもクリアな音質になりました。

(2010年12月?日)
ピックアップ周り、電源周りに制振合金M2052を取り付けました。霧が晴れるように全域で一段とクリアになりました。
詳しくはパワーアンプの項で。



Phono アンプ&セレクター

昔使っていたYAMAHAのプリメインアンプ(モデル名は忘れました)のイコライザー部(残念ながらトランジスタ式で、真空管ではありません)を、別のアンプの箱に入れて作りました。
MCカートリッジ用のヘッドアンプも内臓していますが、入力がMM用とは別になっているので、アームが2本必要になってしまいます。

実はLUX KITのプリアンプ『A3300』を『Yahoo! オークション』でゲットしたのですが、色々手を入れても音が悪く、とりあえずこちらを使う事にしました。

(2009年12月10日)
トーンアームが不調だったのでそちらを修理したついでに(?)、電源の整流用ダイオードをショットキーバリアに交換、
さらについでに(?)フォノイコライザーとMC用アンプを作り替えました。
ナショナルセミコンダクタのLME49720という低歪オペアンプを、片チャンネル3個ずつ使ったもので、
同社のアプリケーションノートに載っていた回路そのままで作ってみましたが、とてもクリアになりました。


パワーアンプ

これまた『Yahoo! オークション』でゲットしたLUX KITの『A3600』です。
このアンプのオリジナルは出力管が8045Gですが、GE6550に変更されてます。ところが、作り方はメチャクチャ!しかも出力管の1本がイカレテました!
いくら『古い物につきノークレイム、ノーリターン』とは言っても、『さすがはLUX。いい音出します!』とコメントに書いておいて『コレハナイヨ!』です。
結局、Electro-harmonix(ロシア製)の6550を4本購入、出力段のバイアス回路を作り直して、やっと音が出ました。

販売当時(1975年頃)、さほどの高級機ではなかったので、真空管らしい音が出れば、と考えていたのですが、結構めりはりのある音が出るではありませんか!!レトロな寝ぼけた音を予想していただけに、これは嬉しい誤算でした!!

(2009年2月10日)
ずっと気付かなかったのですが、ボンネットの鳴きを発見!
ボンネットをはずしてみると、高音がやけに寂しくなってしまいました。(恥ずかしながら、ボンネットの鳴きもシンバルなどの金物の音の一部と勘違いしていたようです。)
NFBの時定数を変えて高域のカットオフ周波数を高めた所、いい具合になりました。

(2009年11月?日)
B電源の整流用ダイオードをショットキーバリアに交換、とてもクリアになりました。
特にベースはメロディーと捉えられるようになって感激です。

(2010年12月?日)
制振合金M2052をトランス周り、真空管などに取り付けました。霧が晴れるように全域で一段とクリアになりました。
この手の物は昔から多々あったのですが、マユツバ物ばかりでした。M2052もいつもの友人が薦めるので、半分だまされたつもりで使ってみました。
ところが、効果は絶大!これは絶対、お薦めです。制振合金M2052については、こちらから。



アンプのおまけ

食堂でBGM用に使っていたアンプが壊れてしまい、この際とばかりに真空管アンプにしてしまいました。
6L6WGBシングルで、4W程度の出力ですが、JBLのL26をやさしく鳴らすのには十分なパワーです。
ところが、鳴らす相手のL26はエッジがボロボロ‥‥
こちらも修理しなくてはならないハメに陥ってしまいました。
とりあえず、VICTORのミニコンポについていた30cmの3ウェイを鳴らしています。

(2007年?月?日)
L26のエッジを(古いせいか接着剤の乗りが悪く苦労したものの)、なんとか交換!
やっぱりミニコンポのスピーカとは抜けが違います!


プレーヤーのおまけ

(2009年2月14日)
2007年に諏訪の大工さんが廃業される時、道具置き場の片づけを手伝ったのですが、
その際にボロボロのケースに入った古いSP盤レコードを30枚程発見!
オークションで売ってしまおうかとも思いましたが、折角ですので当時の音を楽しめればと
蓄音機を買ってみました。

日本コロンビア製で戦後の物だとは思うのですが、銘板がなくなっていて型番が分かりません。
ギアの一部がかなり磨耗していて、時々ひっかかってしまいますが、なんとか動いています。
興味のある方は壊れないうちに見に来て下さい。


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