編集委員長からの返事(その2)


                   平成6年5月21日(土)

守 一雄様

再度の異議申し立てのお手紙拝見しました。
本日の常任編集委員会で、審議いたしましたので、結果をご報告いたします。
委員会では、3月の常任編集委員会の結論を再確認し、「不採択」との結果はかわるこ とがないとの結論に達しましたことをご報告いたします。

「委員の事実誤認」ということで異議を申し立てておられますが、審議の最終結果は、 三人の審査者の審査結果にもとづいて、「委員会」が決めることになっております。した がって先生のご異議は当編集委員会への異議として受けとめ、慎重審議し、事実誤認がな かったことを再確認いたしました。
また、一度「不採択」になった論文をそのまま再投稿はできないことをご承知おき下さ い。

なお、論文の手続きについて、ご理解いただくために審査方法を申し添えたいと存じま す。
まず、3人の査読者の選択は、投稿者と特別な関係がないこと、常任委員(編集委員会 で査読結果を紹介し、結果についての審議に参加する義務がある)を一人以上含むこと、 投稿論文の領域についての専門家であることなどを基準になされております。この査読者 につきましては、投稿者には明らかにはいたしません。常任編集委員会に査読結果が持ち 寄られ、査読内容について慎重に審議し、「委員会」として最終の結論を出しております。 さらに、審査結果として、「不採択」とする場合は、特に慎重に時間をかけて審議してお ります。このような手続きをへて、「常任編集委員会」の名のもとに、結果を投稿者にご 報告することになっております。

                                 常任編集委員会
                               委員長 高橋恵子

   


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