Critical Comments against Reviewers

反論を添えての再投稿


平成6年3月28日
『教育心理学研究』編集委員会
委員長 高橋恵子先生

信州大学教育学部
守 一雄

 1994年3月の常任編集委員会での審議結果についてのお手紙受け取りました。ご審議下さいましてありがとうございました。

 お手紙によりますと、
「常任編集委員会としては、「不採択」の理由が委員会側の事実誤認に基づくか否かを審議致しました。
その結果、「不採択」の根拠は、研究方法、並びに、結果の不十分さによるものとの判断が3審査者で一致しているとの結論を再確認いたしました。」
とのことで、「不採択」という結果は変わらないとのことでした。

 私も、3人の委員の先生方が揃って「不採択」という判断をなさったことは、承知しております。そこで、最終的な「不採択」の決定が、「委員側の事実誤認に」よるとは考えておりません。私が、異議を申し立てたのは、「審査にあたった委員が重大な事実誤認をしていたり、学会誌の審査委員の権限を逸脱する判断をしていたり、した」ことに対してであります。私としては、可能ならば、編集委員会にではなく、個々の審査委員の先生に異議を申し立てたいところです。しかし、どなたが審査委員であるかは投稿者にはわかりませんので、貴委員会を通じて異議を申し立てた次第です。「2.各審査委員のコメントへの反論」を各審査委員の先生方に読んでいただきたかった(そして、望むらくは、ご自分の審査結果を見直していただきたかった)わけです。

 通常の審査のプロセスでは、審査結果への反論は、同じ審査委員に届きますので、前回お送りした私の「反論」は当然、審査委員の先生方に届いているものと思っていました。ところが、「再投稿」ではなく「異議申し立て」としたために、投稿者からの反論がそのまま審査委員に転送はされなかったようです。

 そこで、『教育心理学研究』に再投稿することにしました。再投稿論文を、前回の審査委員のコメントへの反論とともに同封しました。どうぞよろしくお願いいたします。


反論部分省略
異議申し立て参照
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