守 一雄 先生
愛知教育大学の坂本美紀です。
先日は,KRをお送りいただき,ありがとうございました。
少し前から,ウェブが見られるようになりましたので,
そちらでも見せていただいています。
ご指摘いただきました内容に関しましては,私自身も頭を悩ませていた点であり,
思わず「そうなんですよね」とつぶやいてしまいました。
コメントを頂きました拙論は,
文章題の解決支援の前段階として,つまずきの診断を行おうとしたものですが,
それを踏まえて”指導”ということを試みますと,現在の”スキナー型”のソフトウェアでは,
ドリル&プラクティスの域を越えることができず,はなはだ心許ない結果しか
得られておりません。
何かもっと,子どもたちの認知構造を変えるような,子どもたちが行っている
パターン化された解決方略を壊すような,そういう働きかけを,
(コンピュータの特性を活かして,かどうかは別にしても)
試みていく必要があることを痛感しています。
何か突破口はないものでしょうか?