東京五輪ホストタウンNAGANO中国オンライン応援イベント(8/2)
感動を共有東京五輪、準備すすむ北京冬季五輪

 東京五輪ホストタウン長野県実行委員会(高波謙二会長、長野県&長野・須坂・上田・飯山市、山ノ内・下諏訪町、県日中友好協会、県立大・長野大などで構成)は、コロナ禍にあっても、東京五輪に出場する中国選手団を応援し、大会の感動を共有できる場としてオンライン交流サイトを開設し、8月2日、卓球の競技中継時間に合わせてオンラインで中国選手に声援を送ることとし、300名をめどに参加者を募集しました。

 当日は9:00~13:00、応募者の皆さんがそれぞれ自宅から卓球男女団体1回戦を観戦しながら選手への声援、応援メッセージを送りました。卓球王国中国選手のさすがの活躍、そして日本選手の活躍もひかり、大いに盛り上がりました。最終的に女子団体では、中国が金メダル、日本が銀メダルを獲得し、今大会を通じて、深く印象に残るものとなりました。

 引き続いて、13:00~15:00は交流イベント中継が行われました。ホストタウン長野県実行委員会を代表して高波謙二会長(県日中友好協会会長)が、「本日のオンライン交流を通じて、中国に対する理解を深め、日本選手の活躍も応援しつつ、中国選手を応援し、その熱気が来年2月の北京冬季五輪に引き継がれるようお祈りしたい」とあいさつしました。

 続いて「卓球をはじめ中国チームの躍進について」をテーマにトークセッションが行われました。

 西堀正司副会長から中国選手団の活躍や長野県と中国との卓球やスキーを通じての交流の状況が紹介されました。また駐日中国大使館政治部(友好交流)二等書記官の付博さんが「長野県が中国のホストタウンとして阿部守一知事はじめ様々な応援をしていただいたことに感謝したい。東京五輪の成果を引き継ぎ明年2月の北京冬季五輪の成功を目指していきたい」などとあいさつしました。

 長野市卓球協会の小林健一理事長は中国卓球の強さの背景にジュニア育成のシステム化が為されている事情を紹介するとともに日本も若手の育成が進み、今大会では混合ダブルスで初の金メダルを勝ち取ったこと等を解説しました。続いて大学生サポーターの根橋佑奈さんと大工原初さんが今回のイベントに先立ちサポータ養成講座に参加し中国や中国との交流について関心を高めたこと等を話しました。実行委員会事務局長の小林一洋・県国際交流課長は実行委員会としての今までの取り組みを紹介しました。また中国チームの皆さんが日本に来る飛行機の中で見ていただいた応援メッセージ動画(阿部知事も出演)も紹介されました。

 続いて、ホストタウン実行委員会に参加している、4市2町、並びに長野県の担当者から中国との交流が紹介されました。また大使館から特別に提供いただいた北京冬季五輪のプロモーションVTRを鑑賞しました。

 付博さんは今回の催しが成功裏に行われたことに祝意を表したうえで「長野県は河北省と友好県省の関係をもち交流を発展させてきたが、23年には40周年を迎える。来年は日中国交正常化50周年、アフターコロナに向けともに協力して日中間の交流を盛り上げていきたい」と述べました。

 閉会のあいさつで、西堀副会長は「中国はウインタースポーツ人口3億人を目指し、来年の北京冬季五輪の準備が着々と進んでいる。今回のイベントを通じて次代をを担う若者が是非中国を訪れ交流していきたいと思っていただければ幸いです」と述べました。


長野県と中国とのスキー交流の歩み(2021.8.30)
 ①長野県と中国スキー界、交流と協力の歴史--長野県日中友好協会 西堀正司
 ②長野県と中国とのスキー交流関係史年表長野県日中友好協会  布施正幸


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