質問:大学によって楽典の問題に傾向ってあるのですか

【回答】

 これは一応あるといってよいでしょう。しかし、だからといって、その傾向の問題だけを選んで勉強をするというのはどうでしょうか。たとえ傾向というものがあるとしても、楽典の問題は、個々の内容を理路整然と理解して勉強していれば、大抵はどこの大学の問題にも答えられるものです。大学にもよりますが、音楽大学の入学試験に出てくる程度の問題なら、月に2回の講義を受けて勉強していれば、およそ1年間の勉強で何とか間に合うでしょう。もちろん、それより早めに準備を始めていれば、もっと余裕を持って勉強できると思いますが。
 ですから、大学別の勉強なんて了見の狭い勉強の仕方でなく、総合的な力をつけるように勉強しましょう。どちらにしても、その方があなたの音楽の知識を、幅広く確実につけてくれるわけですから。


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