山の食堂 するぎ農園 （やまのしょくどう するぎのうえん）
標高1,000メートルで味わう大鹿村のそば
大鹿村で地元の食材を使った料理を味わえる店。標高1,000メートルの場所にあり、国道152号線から、狭い山道を約10分走ってたどり着いた。 もともとは、村が地域おこしを目的に、体験農園とセットで作った施設で、営業休止期間を経て、現在はＩターンの若い夫婦が運営しているらしい。 店は、昔の民家風の造りでゆったりしている。座敷の席に案内された。大型連休中だったが、ざわざわしていないのは、縁側から見える景色のせいか。
そばは、地元食材を使ったメニューの一つという位置づけだが、地粉を石臼で挽いた本格派。細めでのどごしがよく、豊かな風味が印象的だった。 正直なところ、あまり期待しないでそばをオーダーしたのだが、老舗の有名店よりも、真剣さが伝わってくるようなそばだった。ちなみに、1人前の量は軽めだ。 食後に、店の周りをのんびりと散策した。視界に入るのは数軒の民家と畑、あとは山だけで、ゆっくりと時が流れているような感覚になった。
Data
【所在地】　長野県下伊那郡大鹿村鹿塩 　【営業時間】　9：30〜16：00（食事は11：00〜） 　【定休日】　4〜5月・9〜11月 水曜日・木曜日／7〜8月 水曜日 　　　　　　　　※6月は無休，12〜3月は冬季休業 　【メニュー】　手打ちそば700円 　　　　　　　　　パルマンティエサンド（自家栽培小麦のパンで鹿肉をサンド）1,000円　ほか 　【駐車場】　約10台（無料） 　【最新訪問日】　2008年5月 　【近くの温泉】 　　南アルプス山麓 塩湯の宿　「鹿塩温泉・湯元 山塩館」 　　遠山郷のスケールの大きな温泉　「遠山温泉郷・かぐらの湯」
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