蓮華温泉 (れんげおんせん) |
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山歩きしながら野天風呂めぐり | |||||
息子と二人で蓮華温泉に出かけた。蓮華温泉は、北アルプス・後立山連峰の登山口の一つで、長野県の小谷村より、狭い山道を車で1時間弱。 山の中にある絶景温泉として、全国的に有名。ロッジ内の内湯のほか、歩いて(登って)1周30分程度の範囲の山の中に4ヶ所の野天風呂が点在する。 もともと高天原温泉へ出かける計画だったが、天気が悪いので蓮華温泉に変更、キャンプをしながら周辺散策し、文字通り温泉三昧の2泊3日を過ごした。 |
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最初は、仙気の湯へ。晴れていれば、正面に朝日岳や雪倉岳などの雄大な景色を眺められる野天風呂だが、残念ながらガスの中で展望なし。 以前、夜中に入浴した時は、月明かりに照らされる峰々が間近に迫り、感動したものだが、残念なことに今回の滞在中、ガスが完全に消えることはなかった。 お湯は白濁していて、パイプから新しいお湯が投入されている。硫化水素臭も強く、入浴感もあり、絶景は見られなくとも、満足できるお湯だった。 |
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薬師湯は、仙気の湯から急なガレ場を5分ほど登った位置にある。仙気の湯に比べると、湯舟は小ぶりだが、お湯の投入量は多く、鮮度が高い感じがする。 すぐ近くのガレ場からは、もうもうと噴煙が上がっていて、少しスリリングだが、大地の恵みを感じられ、まさに「天然温泉」という称号がふさわしい。 湯に浸かっていると、自分より若い女性がやって来た。下の薬師湯で服を脱ぎ、バスタオルを身体に巻いて登ってきた猛者で、温泉話で盛り上がり、楽しかった。 |
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黄金湯は、樹林帯の中にあり、眺望はないが、緑に囲まれた入浴となる。登山道のすぐ脇にあり、丸見えで、歩いている人から声をかけられる。 浴槽は、木で組まれていて、びっしりついたコケのせいで、お湯は深緑色にも見えるが、透明だ。臭いは、酸っぱいような何とも表現できない独特なもの。 湯温は適温になっていて、長湯できた。仙気の湯や薬師湯に比べると、特徴は少ないかもしれないが、逆に空いていて、落ち着ける温泉だ。 |
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三国一の湯も、登山道のすぐ脇にある。4ヶ所の野天風呂の中では、最も小さい。湯温が低く、雨も降ってきたので、見学だけして、通過した。 いずれの野天風呂も開放感は抜群。女性にとっては脱衣所があるとありがたいだろうが、余計なものができると、景観が台無しになるので、今のままがよい。 テントを撤収した後、ロッジに立ち寄り、仕上げに内湯にも入浴した。温泉入浴の合間に出かけた兵馬の平のお花畑も花盛りで美しく、充実の3日間となった。 |
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Data | |||||
【所在地】 新潟県糸魚川市蓮華温泉 【営業時間】 10:00〜16:00 【定休日】 不明 ※冬期(10月20日〜3月中旬)閉鎖 【料 金】 800円(内湯・野天風呂両方入浴可能) ※内湯のみ800円,野天風呂のみ500円 【駐車場】 約70台(無料) 【源泉名】 @仙気の湯 A薬師湯 B黄金湯 C三国一の湯 D総湯(内湯) 【泉 質】 @単純酸性泉,pH2.8 A酸性-硫酸塩泉,pH2.1 Bマグネシウム炭酸水素塩泉,pH7.2 C酸性-アルミニウム-硫酸塩泉,pH2.6 D酸性硫化水素型含硫黄温泉,pH2.6 【泉 温】 @79℃ A53.8℃ B44.3℃ C36.8℃ D62℃ 【湧出量】 @4.9L/分 A12L/分 B47L/分 C11L/分 D90L/分 【加温】 明記なし 【加水】 明記なし 【循環】 明記なし 【入浴剤】 明記なし 【殺菌剤】 明記なし 【飲 泉】 不明 【設 備】 内湯男女各1,露天風呂混浴4 【備 品】 内湯:洗面器,シャンプー,ボディソープ 野天風呂:なし 【最新入浴日】 2009年7月 【泉 質】 S 【設 備】 S 【情 緒】 S 【総 合】 S 【付近の温泉】 肌が溶けるような強烈なお湯 「笹倉温泉・龍雲荘(千寿の湯)」 屋上の豪快天望風呂 「姫川温泉・朝日荘」 豪快掛け流しと新そばを堪能 「来馬温泉・風吹荘」 懐かしい香りのする温泉宿 「島温泉・島の湯旅館」 目も癒されるブナ林の中の露天風呂 「小谷温泉・小谷温泉露天風呂」 |
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