エマオ会の由来

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 社会福祉法人エマオ会 法人名の由来BL
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互いに愛し合いなさい
 当法人の設立者である、故小山景子氏と施設長小山順子が、日本キリスト教団(プロテスタント)松代教会の教会員であり、クリスチャンであることから、キリスト教主義に則った運営を目指し、聖書に出てくる地名からこの名前が付けられています。
 今から約2000年前に、この世にイエス・キリストという方がこられ、何の罪もなかったにもかかわらず、私たちの罪をかわりに背負い、十字架上で亡くなりました。しかしそれで終わらず、その3日後に甦られて、イスラエルからエマオという村に向かって歩いているふたりの お弟子さんたちに現れ、聖書の話をされながら共に歩かれました。
 その時は、ふたりのお弟子さんたちの心の目がふさがれていて、イエス・キリストであったと気がつかなかったのですが、あとになって振り返って、「そういえば道すがら聖書の話をされた時、互いの心が燃えるようではなかったか」という記述が聖書ルカによる福音書第24章にあります。


エマオへの途

 聖画「エマオへの途」にも描かれている有名な箇所です。
当法人は宗教法人ではなく、あくまでも、社会福祉法人ですので、入居される方の宗教によって差別するとか、入居者に改宗をせまるというようなことは一切ありません。
 しかし、法人の基本理念は「互いに愛し合いなさい」という「人間を大切にする」という、キリスト教の教えです。そしてこの中で生活してゆく内に、イエス・キリスト、キリスト教というものにふれて、出会っていただきたいと思い、法人名を「エマオ会」といたしました。
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