1999.1.10 新潟市民芸術文化会館コンサートホール
このページは、新年早々新潟県は新潟市にある『新潟市民芸術文化会館』において行われた、
とある、吹奏楽フェスティバルの、はなはだ個人的な参加レポートです。
『2000人の吹奏楽の祭典』、開催前日。
日本列島は寒波の影響の元、お約束通り雪が降る。
「明日って本当に新潟市に行けるの?」
「急遽中止になったりしない??」
「出場団体、雪のためたどり着けないかも>会場」
・・・とりあえず準備・・・
「ねぇ・・・マイクロバスってスタッドレス履いていたっけ?」
「チェーン持ってくから・・・」
「教官!チェーンの巻き方講習して!!」
・・・・・・
「私、明日JR乗っていこうかな?」
「それも止まったら、どうするの?」
「さぁ・・・」
明日の本番を前に、緊張が募る柏崎市吹。
でもホルマリンは相変わらずのー天気!?
一番緊張していたのは一般選抜合同演奏に、合わせ練習無しで参加するhorakaことホルマリンレッドでした。
実は前日の最終練習に参加する予定だったのですが、悪天候のため新潟市にたどり着けなかったのです。
うぅ〜〜
パープル〜〜おまえ余裕だなぁ〜〜〜!
いやぁ・・・当日は天気予報、見事にはずれて(?)まぁまぁな天気になりました。
でもとっても寒くって、厚着してったら、暖房が凄く良く効いていて、結局脱ぐ羽目になったよ(ババシャツ:爆)
新潟市民芸術文化会館は、以前プレコンサートを聴きに来たことがあって、来たのは2回目なのですが、構造がとっても複雑で、迷子者続出!私も2回迷いました。
えぇっと、今回の演奏会はコンサートホール使用ですが、他に劇場(オペラも可)と能舞台もあります。
新潟県の新しい文化発信基地ってところですかね。
〜テーマ/「はじまり」〜
【1st.Stage】
演奏順:団体名 | 演奏曲目 | 指揮者 |
1:新潟市民吹奏楽団 | フェスタ(P.スパーク作曲) 三日月に架かるヤコブのはしご(真島俊夫作曲) |
坂巻静雄 |
2:上越市民吹奏楽団 | 交響的序曲(J.バーンズ作曲) | 齊籐孝久 |
3:創価学会新潟県吹奏楽団 | セレブレーション(J.カーナウ作曲) | 小林美智夫 |
4:シンフォニック・アンサンブル・リルト | 組曲「序章」I・II・III(E.マッティ作曲) ブラジル(A.パローソ作曲 岩井直溥編曲) |
佐々木仁 |
5:柏崎市吹奏楽団 | バンドのための民話(J.A.コーディル作曲) 友愛のファンファーレと聖歌(J.ボコック作曲) |
若井一也 |
6:長岡市吹奏楽団 | オリンピカ(ヤンヴァン=デル ロースト作曲) | 浅井政尾 |
7:十日町市民吹奏楽団 | 消防信号吹奏ラッパ吹奏(国家消防本部監修) ど演歌エキスプレス(杉浦邦弘編曲) |
亀貝 隆 |
8:新井市吹奏楽団 | 山の物語〜シンフォニックバンドのための幻想曲〜 | 今井 量 |
9:三条市吹奏楽団 | 行進曲「威風堂々」(E.エドガー作曲) | 松崎 仁 |
10:新潟ウインドオーケストラ | 歌劇「ローエングリーン」より エルザの大聖堂への行列(R.ワーグナー作曲 小林 禎編曲) 歌劇「ウィリアム・テル」序曲(G.ロッシーニ作曲 小林 禎編曲) |
小林 禎 |
1stステージは、テーマである「はじまり」をモチーフにした選曲となってます。
新潟市民芸術文化会館が、昨年10月の末にオープンしたばかりなのもあり、まぁ、新年と言うこともあって、このようなテーマとなったようです。参加団体は、ハッキリ言って希望制でした・・・つまり、新年早々新潟市くんだりまで来る気力のある団体ということになるかな?柏崎市吹は暇ではなかったのですが(笑)「もう2度と芸文で吹く機会はないのでは無かろうか?だったら・・・」という根性で参加したのです。
ちなみに柏崎市吹が演奏した「バンドのための民話」は、柏崎市吹第1回定期演奏会での演奏曲だったという理由で。「友愛のファンファーレと聖歌」は、「これを機会に県内のバンドと友好を深めたい」という理由で演奏となってます(只単に、手元に楽譜があったから・・・かもしれない)コンサートホールはとっても綺麗で、音響も良く・・・良すぎて(自爆)自分の鳴らした音があまりにストレートに会場へ伝わってしまい・・・つまりミスももろに聞こえるという・・・まぁ、とにかく一度でも吹けて幸せでした。
そうそう、新潟ウインドオーケストラの演奏では(地元団体ということもあり)パイプオルガンが競演しました。「エルザ」をパイプオルガンと一緒に吹けるなんて・・・いいよなぁ・・・はぁ。
【2nd.Stage】 合同演奏
演奏順:団体名 | 演奏曲目 | 指揮者 |
1:中学校選抜バンド (合唱:東新潟中学校合唱部) |
マナティーリリック序曲(R.シェルドン作曲) コルテージュ(J.ハーデルマン作曲) 翼をください(山上蕗夫作詞/村井邦彦作曲 宮川あきら編曲) |
羽深 博 中村正之 星憲二郎 |
2:一般選抜バンド 新潟市民芸術文化会館専属オルガニスト 吉田 恵 |
ツァラトゥストラはかく語りき(R・シュトラウス作曲) 【オルガンソロ演奏】 前奏曲とフーガハ長調BWV547(J.S.バッハ作曲) G線上のアリア(木管アンサンブル)(J.S.バッハ作曲 M.H.ハインズレイ編曲) 序曲「バラの謝肉祭」(J.オリヴァドーティ作曲) クラウン インペリアル(W.ウォルトン作曲) |
浅井政尾 坂巻静雄 |
全体演奏 【2000人の吹奏楽の祭典】 |
アントワープ賛歌(ヤン ヴァン=デル ロースト作曲) サヨナラ(蛍の光)(ヤン ヴァン=デル ロースト編曲) |
浅井政尾 坂巻静雄 |
大げさではなく、一介の吹奏楽人がここ新潟市民芸術文化会館で演奏するっていうのは、結構夢なことだと思う。
いい年扱いた大人でもそうなんだから、中学生がここで演奏できるってのは、凄く幸せなこと。
本当は新潟県中の吹奏楽をやってる学生達が、ここで演奏したいと思ってるのだろうけど、まぁ、そう簡単には行かないよね。
これからも年に一回は、こういうイベントがあると良いですね。今回は大人達がいい思いしちゃったので(笑)次回は学生が中心かな?
それにしても・・・マナティリリック・・・懐かしい!!!(う〜〜ん、余談)
一般選抜演奏の中に、パイプオルガンのソロ演奏が入っていたのですが、このオルガン、もしかして客席にいるより、ステージの上が特等席なのかもしれません。っというのは・・・ソロの間私は只目を閉じて座っていただけなのですが、オルガンの音が頭上から降ってくる感じでとても気持ちが良かったのです。以前客席で聴いたときは、どうも遠くで鳴ってる感じしかしなかったのですが・・・。
パイプオルガンのいい音を聴くには、ステージ上で演奏者として聴くのが、一番なのかもしれませんね(幸せ幸せ)
さてさて、ページ作成者のhorakaは、一般選抜バンドに参加していたため、写真撮影は不可能!故に、「ハンス持ってるけどナゼかペット吹きYOSHITAKE君」に協力してもらって、今回の写真を撮ってもらいました。そしたら、彼、最後に会場の係員に、「場内での撮影は・・・」とおしかりを食らってしまったのでした。ごめんなさいね。でもさぁ・・・フラッシュ焚いて撮ってる人他にも大勢居たんだよ。ウチはデジカメで、フラッシュも焚かずに頑張ってもらったんだけどね・・・彼に嫌な思いをさせてしまい、反省しきりのhorakaでした。
だけど意地でもこのページにアップしてしまうあたり、反省が足りないのかしら?>私
ってなこともあり、このページについては、皆様、あんまり宣伝しないように(爆)よろしくどうぞ。
以上!とっても偏った参加レポートでした。ご意見・苦情はhorakaまで。
また、このページにアップしてる写真の、無断使用はご遠慮くださいね。