■各話のあらすじ



各話タイトル一覧

第1クール
第2クール
第1話「ワイバーン、出撃」
第2話「黒き翼」
第3話「拠点要塞ヴァレリウス」
第4話「ライバル?」
第5話「仲間」
第6話「故郷」
第7話「仲間外れ」
第8話「父親」
第9話「気になる感じ、知らない感じ」
第10話「新たなる翼達」
第11話「狂気は十字架と共に」
第12話「星が落ちる日」
第13話「復讐」
第14話「運命と言う名の殺意」
第15話「プロジェクト・ワイバーン」
第16話「悪夢」
第17話「偽るものと」
第18話「ザイオン」
第19話「決意」
第20話「グリフィス」
第21話「散りゆく憎悪」
第22話「赤い星の記憶」
第23話「静かなる前夜」
第24話「ゼカリア、死をもたらすもの」
第25話「地獄の果てで」
第26話「目覚め」(最終回)


第1話「ワイバーン、出撃」
 補給基地グリーンオアシスへと、補給のために出向くスティールライナー艦隊。しかしそこには思いもかけない贈り物が用意されていた。最新鋭戦闘・攻撃機「ワイバーン」が彼らの艦隊に配備される。そのパイロットに指名された青年、フィルツ。コックピットに現れるAIヘレンに戸惑う中、そこに襲来する敵の艦隊。襲いかかる敵戦艦に苦戦する中、ワイバーンが出撃する。
 ワイバーンなど、主要キャラクタの登場。

第2話「黒き翼」
 襲いかかる敵戦艦を、ワイバーンはたった一撃で葬ってしまう。戦況が逆転し、逃げ始める敵艦隊に対して上官より追撃の命令。しかし敵船団に接近した所で、先行したヴァイン達が全滅させられる。誰にやられたのか解らないうちに、再び打ち落とされるヴァイン達。ワイバーンを完全に制御しきれないヘレンとフィルツの前に、黒い戦闘機が姿を現す。圧倒的な性能を持つその戦闘機の前で、彼らは苦戦を強いられる。
 敵のライバルキャラ・ライルとの戦闘。

第3話「拠点要塞ヴァレリウス」
 敵船団をなんとか撃退したスティール・ライナー艦隊は、その働きの結果、ワイバーンを搭載して前線へと配属される事になる。やってきたアスフォデルの拠点要塞「ヴァレリウス」。ゼカリア軍との小競り合いが頻発する地域を統括する、司令官ガゼス・フィッシャー少将は、スティールライナー艦隊を敵の矢面に立たせようとする。
 軍内部で行われている、権力争いの構図など。

第4話「ライバル?」
 敵との戦闘の後、久しぶりに休暇を取るフィルツ。そこに絡んでくるエースパイロット、ラグ。やたらと腕前を自慢する彼のペースに乗せられて、フィルツは彼と模擬戦をするはめになってしまう。しかしそこに襲い掛かってくる敵戦闘機。意地の張り合いで連携のまるでなってない二人は、必然的に窮地に追い込まれてしまう。
 ラグやマリーなど、味方のキャラクタの登場と交流。

第5話「仲間」
 窮地に追い込まれたフィルツとラグだったが、駆けつけた他のパイロット達の働きで、何とか危機を脱する事が出来た。しかし軍規違反により、二人は独房にそれぞれ入れられてしまう。壁越しに語りあう事になる二人。そして再び襲いかかる敵が、二人を再び戦場へと向かわせる。
 キャラクタ同士の交流と、その顛末。

第6話「故郷」
 アスフォデルからの連絡船がヴァレリウスにやってくる。届けられる書簡や贈り物。両親が居るジュリアと、いないフィルツとの間に起こる、ヘレンを挟んだあつれき。
 フィルツ達の、アスフォデルへの思い。そして敵、ライルの感情など。

第7話「仲間外れ」
 フィルツがジュリアに対して、だんだんと恋愛感情を抱き始める。その心理が分からないヘレンはフィルツに聞くが、彼は濁したまま答えようとしない。疑問を持ったまま、やがて始まるワイバーン量産計画。そのための調査を受けている最中に、ヘレンはフィルツの態度を皆にばらしてしまう。彼女はフィルツが怒る理由が良く分からない。
 フィルツとジュリアの恋愛劇と、ヘレンの疑問から来る笑劇。

第8話「父親」
 ワイバーン量産計画のために、やってきたグリフィス研究所の所長、マルク。父に近いマルクに、他の人々の「不可解な態度」の事を話すヘレンは、その対話の中で、次第に戦争への疑問を持ち始める。その時に蘇ってくる、2万年前の記憶。彼女は無理に、その記憶を忘れようとする。その結果なのか、ヘレンは次第に大人びてくる。
 ヘレンの内面的な葛藤と、ゼカリア軍で進行するPOCM計画の示唆。

第9話「気になる感じ、知らない感じ」
 戦闘の続く拠点ヴァレリウス、その合間に行われるワイバーンの解析。ヘレンの事を心配するフィルツに対し、彼女は今まで感じていなかった思いを抱き始める。浮かんでくるジュリアへのかるい嫉妬や、フィルツへの不思議な思いに戸惑うヘレン。組み立てが始まるワイバーンの簡略機、ヴァイン・ツー。そこへ搭載される予定の「自分の」幼いコピー達を教育しながら、ヘレンはその説明できない思いに悩む。
 ヘレンのお話と、キャラクタ達のドラマ。

第10話「新たなる翼達」
 敵の一大船団が拠点の脇をすり抜け、アスフォデルへのワープポイントに向かっている事をキャッチするアスフォデル軍。討伐に向けられたワイバーン達スティールライナー艦隊だが、それは敵の罠だった。ワイバーンが居なくなった拠点に向けて襲いかかる、敵の大戦力。飛び立つヴァイン・ツー。
 ヴァイン・ツーの活躍。

第11話「狂気は十字架と共に」
 動きのないゼカリア軍に油断していたアスフォデルだが、ある時敵の不穏な動きをキャッチする。調査に向かったスティールライナー艦隊は、動き始める小惑星の姿を目の当たりにする。襲いかかる敵兵力の前に苦戦を強いられるスティールライナー各艦。敵の兵力の前に、ついにエリュシオンが落とされる。
 POCMの発動と、敵との戦闘。

第12話「星が落ちる日」
 アスフォデルへ向けて落下を続ける小惑星。その回りで行われる激しい戦闘。ワイバーンは宿敵ライルとの戦いで釘付けにされ、ヴァイン・ツー達も敵の強力な戦闘機達の前に苦戦を強いられる。かつてない敵の大艦隊の前に、アスフォデル軍は星を止める事が出来ない。彼らの目の前で、星がアスフォデルに落ちる。
 アスフォデルへの、致命的なダメージ。

第13話「復讐」
 撤退して行く敵艦隊に、怒気とともに猛然と襲いかかるワイバーン達。だが宿敵ライルは彼らを押しとどめる。しかしワイバーンはライルの乗った敵機にダメージを与える事に成功し、ライルは残骸の中に身を隠す。追ったフィルツの所に入る通信。ライルが、フィルツを呼んでいた。
 ライルとフィルツとの戦い。

第14話「運命と言う名の殺意」
 残骸の中で、機体を降りてスペーススーツのまま銃撃戦を行うフィルツとライル。そこでフィルツに語られるライルの正体。ライルは過去、フィルツを助けたヴァインパイロットだった。憤りとともに、しかしライルは逃げていく。苦悩するフィルツ。
 ライルとの過去の因縁。

第15話「プロジェクト・ワイバーン」
 隕石落下により致命的なダメージを受けたアスフォデルに対し、ゼカリアから無条件降伏を要求する通信が入る。ゼカリアの支配者ゼトが、かつて自分達が追いやった男である事に危機感を感じた上層部は、その申し出を却下し、無茶な総力戦を仕掛けようとする。それに反対するガトラー。密かに調査を進めていたガトラーにより提唱される、POCM破壊作戦。グリフィスユニットが、ついにスティールライナー艦隊に運び込まれる。
 プロジェクト・ワイバーンの発動と、グリフィスユニットの登場。

第16話「悪夢」
 POCMを破壊するために旅立ったスティールライナー艦隊。そのエリュシオンの中で、レオはワイバーンをグリフィスユニットに接続させようとする。ヘレンがグリフィスユニットに意識を繋いだとき、彼女の目に映ったのは、見知らぬ世界の風景だった。
 グリフィスユニットの危険性の示唆。ヘレンとフィルツ、ジュリアの関係など。

第17話「偽るものと」
 POCMへの密かな接近を試みるスティール・ライナー艦隊。乗組員にすら目的地が告げられぬ中で、密かに潜入していた敵のスパイ。艦内で起こる追跡劇の果てで、スパイは目的を達成する。やがて襲いかかる敵の討伐部隊。スティール・ライナー艦隊の接近がばれた事で、ゼカリアのゼトは、再びPOCMの稼動を宣言する。
 敵との戦闘。動き出すPOCM。

第18話「ザイオン」
 POCMの前にワープしたスティールライナー艦隊の前に居たのは、敵の大船団だった。POCMのシールドを盾にしつつ、ガトラーはワイバーンに、POCMへの進入とシールド破壊を命ずる。だがその時に現れる敵の巨大兵器、ザイオン。突入しようとしたワイバーンは、ザイオンのレーザーに打ち落とされる。
 ザイオンの登場。ワイバーンの撃墜。

第19話「決意」
 打ち落とされたワイバーンは辛くもまだ生きていた。回収作業の始まるエリュシオン−2。そしてそこに到着するアスフォデルの大艦隊。始まる大艦隊戦の中で、ラグがPOCMのシールド破壊に成功する。突入するストレイタム。エリュシオンの中で交換作業の始まるワイバーンの中で、ヘレンはグリフィスへの接続を了承する。
 ゼカリアとアスフォデルとの、大艦隊戦。

第20話「グリフィス」
 グリフィスとして再生されるワイバーンは、一撃で数百機の敵戦闘機を葬り去り、圧倒的なパワーを見せる。しかしそのとたんダウンしてしまうヘレン。通常兵器しか使えないグリフィスに襲いかかる敵、ライル。フィルツの目の前で、ジュリアの乗ったヴァイン・ツーがライルに打ち落とされる。吠えるフィルツ。目覚めるヘレン。
 マサクの幽かな発現と、それに取り込まれそうになるヘレンの葛藤。

第21話「散りゆく憎悪」
 目覚めたヘレンによって、グリフィスは本来のパワーを発揮する。ザイオンに向けて襲いかかるグリフィスと、それを止めようとするライルの戦い。しかしグリフィスのパワーは圧倒的だった。グリフィスによって爆発するザイオン、そしてストレイタムによって奪い取られたPOCM。敗北を前に、ライルはグリフィスに挑む。
 ライルの死。

第22話「赤い星の記憶」
 戦闘終了後、ヘレンは深い眠りについてしまう。思い出される過去の記憶と、そこに流れる知らない声の主。彼女は自分の中に居る、巨大な悪夢の存在に気がつく。
 ヘレンの回想と、戦争終了後の人々の様子。

第23話「静かなる前夜」
 POCMはアスフォデル軍の手に落ち、舞い上がったアスフォデルではPOCMを用いて、ゼカリアへの直接攻撃の作戦が立てられる。空しさを感じるガトラーの前で、旅立っていくアスフォデルの大艦隊。そして彼らにも、作戦への参加の指示が来る。傷を負い、アスフォデルへと帰って行くジュリア。フィルツは生き残る決意を、初めて感じる。
 アスフォデル政府の愚かさと、それに従わされる人々の悲哀。

第24話「ゼカリア、死をもたらすもの」
 ゼカリアへ向けたアスフォデルの大艦隊は、ゼカリアから放たれた謎のエネルギーによって壊滅させられてしまう。パニックを起こすアスフォデル政府の元に、再びゼカリアから進行を示唆する通信が入る。残った戦力はガトラーの艦隊ほか、わずかだった。上層部から提示される、ゼカリア制圧作戦。ガトラーは電撃強襲作戦を敢行する。
 起動するゼカリアと、突入するスティールライナー艦隊。

第25話「地獄の果てで」
 ゼカリアへと突入したグリフィス、そしてストレイタムの前で、変形を始めるゼカリアのEベース。だがそれは、始まる悪夢へのプロローグに過ぎなかった。やがて動き始めるゼカリアそのもの。ヘレンが悲しげな顔を見せたとき、ゼカリアへの封印は解かれた。ゼカリア内部に突入するグリフィスとヴァイン達。そこに襲いかかる最後の敵、911。
 ゼカリアの正体と、散って行く戦友達。

第26話「目覚め」
 911との戦闘の中で、戦友達が散って行く。やがて目覚める真なる狂気、マサク。グリフィスの中で眠っていた彼が目覚めた時、すべての物は、無へと帰って行く。
 エンディング。
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