2011/06/25
機動戦士ガンダム
THE ORIGINアニメ
勝手に第1話ラフ脚本その他
戻る
作:森宮照


・前書き
 「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」と言う漫画が有りまして、今度、アニメ化するらしいのです。「機動戦士ガンダムAGE」とか、確かに近年のガンダムはちょっと微妙なのが多く、これがあの傑作と一緒にされちゃあたまんねぇよと言う、元制作スタッフの一人、オリジン作者の安西氏その熱意とか意識とかも何となく解る訳で。個人的に「ガンダム定義」とかしちゃってる手前、「どんな物だろう?」と言うのは微妙に興味があるので。ちょっと考えて見る訳ですが。

 果たして東日本大震災の当時の映像を、一年に渡って見続ける事に意味は有るのかどうか、なんだかふと思ってしまったりはしました。創る場合は相応の決意が必要や知れませんと言うその主張は、果たして何処まで正しいやら、と言う。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN ストリード



■機動戦士ガンダムTHE ORIGINアニメ
OPテーマソングネタ
「陽炎の様な世界」
逃げ出して、走り続けて
やがて手を伸ばした先の。希望の様は、生きている証。
誰もが知っている、そんな、幻の様な世界。

羽ばたいていく、水鳥の様に。いつもいつも願っていた。
そんな世界は、夢の中だと。解っていても、絵本の中。
剣(つるぎ)を持ち、悪魔を倒し。姫君を助け、キスを受けても。
目を醒ませば、それは夜の幻。切なさは、自分の無力さか。

いつの間にか忘れていた。そんな日が来る時もある。
黙ってただ、机に座って。本の通りに、何かを書いていく。
何の為にそれは続けるのか。誰も知らない、誰も語らない。ただ毎日。

逃げ出して、走り続けて。
やがて手を伸ばした先には。希望の光はその時有るだろうか。
誰もが知っている、それはそんな、陽炎の様な世界。

陽炎の様な世界。

第一話「ガンダム、大地に立つ」
テーマ
表「これは悪夢です」肯定否定
 戦争勃発。平和なコロニーに敵の侵入!
裏「これが戦争です」否定肯定
ラフプロット
ジオンと連邦が戦争状態に突入、地球の人口の過半数が死に到るが。
しかし、中立を宣言してるコロニーの中は平和その物。だがコロニーの市長とかは、外でMS(モビルスーツ)の駆動試験をさせてる、とか聞くとびびる。入港してくるホワイトベース。外を飛んでいくガンダムのプロトタイプ。艦長とかが「アレは?」「確か、プロトタイプです。ガンキャノンじゃないですね」とか言う会話をしてて。市長は、危ない事は慎んでくれ、これがバレたらジオンが何をするか解らない!とか、表面上の平和と上の方のストレスと。
「だが、協力を申し出たのはあなた方だろう。どのみち停戦協定は決裂してる。ジオンがこのコロニーを接収にくるのは時間の問題だよ」、とかで。その外で、プロトタイプのパイロットがおや?とか気付いて。その後ザクマシンガンの連射を受け、大破(プロトタイプだから、装甲にガンダリウム合金使ってない)。で、通信で(近距離ならミノ粉の影響は低い)馬鹿野郎!とか怒られ。そのまま、急ぐぞ、とかでコロニーへ侵入していくザク部隊。
その頃アムロは、ハロに新しい回路を組み込もうとかしていて。模型弄りに余念がない。コロニー内。流石にプロトタイプ撃破は直ぐに軍上層部の知る所となり、コロニーに避難命令が出る。ザクは気付かれた事に気付き、強襲を選択。しかしのんびりしてる住人。フラウがアムロを迎えに来るが、これ組むまでちょっと待ってよ、とかでもたもた。ようやくハロの回路が組み終わる所で、突然の爆発音。ええ?とか思って外に出るとザクが歩いてくる。なんで?どうして!!とか思ってるが、ザクの攻撃は熾烈で、ともかく逃げ惑うしかない。ザク側。「先走るな!敵は」「先にブッ壊しちまえば良いんですよ!」とか。ちょっとMSの高い視点から、「手柄をとっちまえばこっちのモンだ・・・俺はな。今ザクに乗ってんだよ!」とかちょっと危ない表情でマシンガン乱射。その頃アムロらはフラウの母親を探しにザクの付近に来ていて、目の前でフラウの両親とかの居る場所がザクマシンガンに吹き飛ばされて行く。ふらふらになるフラウをなんとか逃がし、アムロは意を決して軍事施設の方へ。父親が軍事施設に居て何か手伝える事は無いか?と思ったが、その前でトレーラーがザクの砲撃を受け大破。目の前に落ちるV作戦のマニュアル。

アイキャッチ。
 外ではかなり遠方で、戦艦の中に居るシャア。「突入部隊より入電。我、戦闘状態に入る、以上」「認めたくない物だな、自らの、若さ故の過ちと言う物は」「他にパイロットがおりません。止むを得ないでしょう」「…止むをえんな。コロニー外壁へ向け砲撃!外部戦力をこちらへ引き付けろ。私も出る、MS用意!」とかで。
 戦艦から、コロニーの外壁をゆする砲撃。遠距離なので威力その物は外壁一枚程度だが、それにより軍隊は総崩れと言うか、揺れる。「感謝します少佐!」とか、ザクのパイロットが破壊の限りを尽くしている中で。ガンダムに乗り込むアムロ。「こいつ・・・動くぞ?」とかで、マニュアルを頼りにぱちぱちと起動。ジェネレーター圧力その他が機動可能出力まで上がる中で、マニュアルを急いで読んでいるアムロ。そこにザクが近づき気付く。「はは、連邦のMSか、まだあったのか?!」とかで、寝てるガンダムにザクマシンガン乱射。視点では直撃し、濛々とした煙に覆われ爆発大破?とか見えるが。その中で、アムロが何かうおお!とか叫んでレバーを押す。大地に腕を付き、煙の中をゆっくりと立ち上がるガンダム。外見上、破損が見えない。「なんだ?!直撃した筈だぞ!!」とかで、再びザクマシンガン乱射。避けるアムロ、機敏に交わすガンダム。武器は?!で頭部のバルカン発見、発射。それが敵のザクに直撃し、ボコボコと穴が開いていって、やがてコクピットを貫通したらしくて崩れ落ちるザク。他のザクが「頭部にバルカンだと?!」とか言ってザクマシンガンを向ける。間に合わない、のでアムロがガンダムを前進させザクに近接、口を掴む。相手が「うわあ!」に「倒れろ!」とか言ってスティックを操作。そのまま振り廻し、動力パイプがちぎれる。「動力パイプを引きちぎった!?」とかで、倒れたザクはそのまま中破(まあ一応人間だって転ぶだけでかなりダメージ受けるし)。もう一機がそれで脱出を試み、逃げるので。ビームサーベルを見つけて後ろからバッサリ。それで、ザクが大爆発を起こして。コロニーの外壁に穴が開いてしまう。放出されてしまう研究者(お父さん)とか資料とか。このままじゃ、コロニーの空気が無くなってしまう?!とかで、次回。

と言うのを、前半は住人の意識と現実の危機が迫る描写、後半はMSの戦闘がどれだけ被害を及ぼすか?の描写で描く。

エンディングテーマ案
「TVの中と」
昨日見たTVの中で、笑顔で笑ったその人は。
今日はもう帰らない人に。戦いの中で死んでいく。
誰だって笑って居る時に、一人浮かない顔の誰か。
人は何時か死ぬと解っていても。それは何かの絵のように。

誰も有り得ないと言う事が、本当だった頃もある。
そんな記憶の向こうと今と。時々重なる事もある。

起こらない事を描くのが、アニメだって誰かが言う時に。
死んでいく人を見る誰かは、昨日誰かを亡くしている。

起こらない事を描くのが、アニメだって誰かが言う時に。
生きている人を見る誰かは、昨日誰かを亡くしている。

人が、死んでいく話。


この後
と言うのを、52週に渡り、ガンダムのエピソードを現代にも理解出来る感覚で再認識する感じで、これでもかと。

終わり