河野智美プロフィール
(ギター)


河野智美さん 

河野智美(こうの ともみ) PROFILE

東京都出身。4歳よりピアノ、7歳よりギターを始める。
クラシカルギターコンクールで優勝のほか、東京国際ギターコンクール、アジア国際ギターコンクールなど、国内外のコンクールで入賞。

2004年、原田健司氏とコラボレーションした、クラシックギター作品集『白い軌跡』、『DIECICENTESIMI』をリリース。作曲家と一緒に音作りをしていくという新たな試みで、クラシックの枠を越えて多くの支持を得る。

2009年より師である高田元太郎氏とともに、アルトフィールド・コンサート・シリーズを企画し、自身のコンサートの他、若手ギタリストの出演の場として、また世界的ギタリスト、パヴェル・シュタイドル氏を招いた東京公演など、年数回のコンサートはいずれも成功を収めている。

2011年、ギター製作家キム・ヒホン氏のプロデュースにより韓国にてDVD『Recollections』をリリース。韓国、中国でのリサイタルの他、ロシアのウラジオストク国際ギターフェスティバル、タイ国際ギターフェスティバルに招かれ、絶賛を博す。

2012年、イタリアのトリノ音楽祭で3回のリサイタルを行い、トリノ市民から高い評価を得た。さらにその時に見たイタリア各地での大聖堂に触発されたことは、アルバム『祈り〜Oracion』(2013年・レコード芸術特選盤)の選曲に大きな影響を与えている。

2015年、国際協力の一環として南米ボリビア・コチャバンバの音楽院を訪れ、技術指導や指導法のアドヴァイスを行う。そのときのコチャバンバ市民を招いたコンサートでは大きな成功を収めた。またその後再びタイにも招かれてリサイタルを行い絶賛を博した。また秋には「ジャズ・クラシック」をテーマとしたアルバム『リュクス』をリリースし、レコード芸術誌で特選盤の評価を得る。

2016年はオーストリアのルスト国際ギターフェスティバル、またロシアのモスクワとエカテリンブルクに招かれることが決定している。

これまで横尾幸弘、江間常夫、高田元太郎、福田進一の各氏に師事した他、R.ディアンス、E.フェルナンデス、S.テナント、M.E.グスマン、A.ピエルリなど国内外で多くのマスタークラスを受講し研鑽している。

日本女子大学人間社会学部現代社会学科卒、昭和音楽大学、アルトフィールド音楽教室にて後進の指導育成にもあたっている。

 




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