- 神成理(かんなり とおる) PROFILE
 
	
     
	
	
	北海道函館市に生まれる。ギターを手塚健旨、故北村謙、大沢一仁各氏に師事。 
	
	 19才のときスペインへ留学。巨匠、故 ホセ・ルイス・ゴンザレス氏に師事。 
	
	 アリカンテ上級音楽院にてギター教授ディプロマを取得。アリカンテ夏期講習会ではホセ・トマスならびにホセ・ルイス・ロドリーゴにもアドバイスを受ける。 
	
	 1976年、マドリードで行われたスペイン政府文部省主催「マドリード国際ギター・コンクール」第1位。スペイン国営放送テレビ、ラジオにて演奏。77年および79年、スペインのベニカシムで行われた「フランシスコ・ターレガ 
	国際ギター・コンクール」第3位。 
	
	 1978年、スペイン音楽をテーマに山崎繁氏とギター2重奏をマドリードにて日本人として初めてレコーディング、現在もCDとしてスペイン、ディアール・レコードより発売中。またこの年より一年間、スペイン政府「招待留学生」としてスペインへ招かれる。 
	
	 1980年、スペイン、アルコイ市のオーケストラ”Orquesta Sinfonica 
	Alcoyana”と”アランフエス協奏曲”を演奏。1990年、定期公演にて再び同曲のソリストを依頼され好評を博す。マドリード・バルセロナ・コルドバ・バレンシア・グゥアダラハラ・パリ・ローアン(ノルマンディー)などスペイン、フランス主要都市にて演奏会を行う。 
	
	 日本へも1978年より4年おきに一時帰国コンサート・ツアーを日本各地で行い好評を博す。 
	
	 また、フランス「ICFGフランスギター協会」「カナリア・ギターフェスティバル」「ブルゴス・レヒーノ・S・デ・ラ・マーサ 
	ギターフェスティバル」「リナーレスA・セゴヴィアギターフェスティバル」などフランスやスペイン各地で講習会にて後進の指導、ならびにそのコンクール審査員を勤める。 
	
	 1978年より北スペイン、ビルバオ市近郊、市立ゲッチョ音楽院ギター科主任教授に就任し現在に至る。(スペイン国内、日本人として初めて) 
	
	 1999年、アメリカ・フロリダ州でコンサートツアーを行い、好評を博す。タラハーシ市ではフロリダ国立大学にて演奏。 
	
	バスク政府文化部の依頼を受け、ビルバオ大学にて「音楽教師養成講座」にてギターの授業を担当した。   2013年にはビルバオ市にて 
	ラ・フォール・ジュルネ「Musica Musika」にて 
	J.ロドリーゴのアンダルシア協奏曲の4名のソリストの一員としてジャン・ジャック・カンタロフ指揮、バルソビア・オーケストラとパラシオ・デ・エウスカルドウナにて共演、好評を博す。 
	
	 
	
	 これまで、スペイン・ディアール・レコードラベルでCDを5枚リリースし、現在好評発売中。 
	
	 現在コンサート活動の他、スペイン各地での講習会へ招待され、後進の指導にあたっている。
  
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