Kitaooji's Letter #7

北大路書房からの返答要請状

  
●小社の返答要請状1●書留内容証明郵便●12月17日

                                    1997年12月17日

599 堺市大美野127−18
黒人差別をなくす会会長
有田 喜美子 様

                                603 京都市北区紫野十二坊町12−8
                                    株式会社 北大路書房
                                    代表取締役社長 丸山 一夫

拝復

 貴会におかれましては,ご清祥のことと拝察申し上げます。

 さて,貴会よりご郵送の「平成9年12月13日付第176−38−54416−2 号書留内容証明郵便物」ですが,12月15日に確かに受け取りましたので,お知らせ 申し上げます。

 今回いただきました「貴会の5通めのお手紙」(12月13日付)で,貴会はまたし ても小社絵本の「改善」をご提言になっておられます。現在のところ,小社として「改 善」すべき内容は「特にありません」と,お答えを繰り返させていただくしかございま せん。

 さて,貴会におかれましては,小社のお送りした「11月17日付−−小社の 1通めの返答書」の内容にさかのぼられ,その手紙の内容(返答など)について貴会の 小社に対する具体的なご指摘・ご批判をお示しくださることが筋であると考えます。

 貴会がお答えになるべき内容につきましては,「小社の1通めの返答書」(11月1 7日付)で,その期日を12月8日でお願いいたしておりましたが,その後,「貴会の 3通めのお手紙」(11月22日付),「貴会の4通めのお手紙」(12月6日付)で もそのお答えはなく,期日を12月16日で設定させていただき,再度お願いいたして おりました。今回の「貴会の5通めのお手紙」(12月13日付)にもそのお答えはな く,昨日12月16日時点でもそのお答えをいただいておりません。

 今後これまでのお手紙のように,貴会が小社に対し具体的な返答をされず,同様のこ とを繰り返されるなら,貴会の姿勢や体質そのものを問われることになるのは,第三者 をして明らかです。すでに貴会と小社の内容は公開されており,貴会の恣意的な判断だ けで一方的にやりとりをうちきることはできない状況になっておりますことをご承知お きください。

 小社といたしましては,今後期日の指定はいたしませんが,貴会が誠意をもってご返 答くださいますよう,心よりお願い申し上げます。

                      敬具

追伸 小社は,小社の出版物・商品および小社の営業を宣伝するインターネット・ホー ムページを所有しておりません。改作者(森まりもさん)のご好意により,それ を通じて公開を行なっておりますので,ご認識おきください。


やりとり一覧へ戻る
守一雄ホームページへ戻る