病室にて、両親と
環境が変わったことで、精神的には立ち直ってきたが、症状は悪くなる一方だった。精神的に良くなってきたことで、食欲も出て来たが、食べれる物が限られてきており、食いしん坊の徹にはつらいことだったろう。
家族もこの頃より、毎日誰かが病室に泊まり看病していました。足の裏をマッサージしたり、背中をさすってやったり、家族みんなが回復してくれることを願い必死でした。それでも、悪くなっていく徹をどうすることも出来ず、病室を離れ涙するとき、家族で治療法について口論するとき、悔しくて叫びたくなるとき、毎日が厳しい日々でした。
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