飯山北高校同級会


高校時代の同級生

仲の良かった友達と

 

転院してすぐに高校の同級会が開かれる。徹が頼んで開いて貰ったそうだが、転院前はとても精神的に行ける状態ではなかった。徹にとって最初で最後の同級会となったが、精神的には立ち直って、楽しそうにしている様子がわかる。15分ぐらいで帰る予定が、1時間以上友達と話したりしていた。

同級生には、オリンピック期待していたと思うけど残念ながら出れなかったことを謝り、今自分がガンという病気と闘っていることを告白した。本人は帰ってきて、「同級生に逆告知してやった」と言っていたが、ほとんど誰にも言えずに、友達にも会わずに苦しい日々を過ごしていたのだろう、帰ってきたときは嬉しそうだった。

その後、たくさんの同級生がお見舞いに来てくれました。人気者の徹のその時の状態に、友達も信じられなかった事でしょう。体調がその後悪くなる一方で、お見舞いに来てくれても、話すら出来ない時が多かったですが、それでも病院に来てくれた友達たちに感謝していました。

 

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