伊南日中友好協会だより 

     10年ぶりの慰霊訪中団

  5年10年の区切りを記念して、伊南日中友好協会としての訪中団を贈るように努めてきたが、今回日中平和友好条約締結25周年に合わせ実施した。
 会員の高齢化が進む中で、10名の団編成での派遣となった。参加者の多くは、当時中国旧満州の地でえんこをなくされた人たちで、積年の思いがあった。
 北京は例年になく暖かく感じたが、ハルピンは予想していたとは言え、厳しい寒さに驚いた。新香坊での慰霊の時は、幸い風もなく晴れて、選考の煙が緩やかに立ち込める中でご冥福をお祈りした。
 10月下旬とは言え、今朝のハルピンはマイナス5度。厳しい寒さと上と病気で故郷を思いつつ無念のしを迎えなければならなかった犠牲者に、暫し思いを馳せた。


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