飯山日中友好協会だより
飯山日中友好協会

飯山市飯山7898
     (滝沢周一方)
TEL0269-62-0637
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長野県日中友好協会のホームページへようこそ
会長就任あいさつ

          飯山日中友好協会 会長 足立正則

 前上村力会長の後任として、飯山日中友好協会の会長の任につかせていただくこととなりました。この度は総会で、ご承認いただき誠にありがとうございました。

 私と中国との関わりは、2000年10月広東省深圳市を訪れたのがはじめてで、20年ほど前の事です。それまで中国の歴史や文化に興味はもっていましたが、実際に中国に行ったことはありませんでした。

 その後、深圳市の教育重点校である深圳外国語学校と飯山市の中学校との交流が始まり、2012年には、飯山市と深圳市福田区が友好交流提携を結ぶこととなりました。

 香港経由で中国の南方面から入りましたので、北の方面はほとんど行ったことがありません。数年前に大連市に長野県の観光交流促進事業の一環で、一度訪れたことがあります。

 現在は、新型コロナ等の関係で交流活動はなかなか進んでいない状況かと思いますが、中国は非常に奥深く、また長い歴史を持った国であり、日本とは、文化、経済をはじめ古より長きにわたり重要な関係にあって、そして今後もあり続ける国です。

 そうした意味からも、日中の友好交流活動は、大変意義のあることだと思いますが、交流の原点は、国家や組織ではなく、あくまで「人にあり」だと思います。

 飯山日中友好協会が、両国の将来にとって、良き交流の場の役割を果たせますよう務めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。 (2023.1.13)
 2023年年頭ごあいさつ

 謹んで年頭のごあいさつを申し上げます。

 昨年 7月、上村会長さんには恒例(92歳)を迎え、会長を退任されましたが、まだまだお元気でご活躍中です。

 新会長選出につきましては、すでにご案内してあります前飯山市長・足立正則さんにお願いしたく、現在臨時総会(書面決議)の議決を得る事務作業を進めており、間もなく議決をいただき新会長にご就任いただくことになります。(12月26日書面決議により足立正則氏を2代目会長に選出。)

 さて、日中友好活動はコロナ禍により、県・各地区の友好活動が停滞している現状ですが、先月開催された県日中理事会(37名出席)の席上、飯山日中の活動の一部「日中友好マレットゴルフ大会」の開催、日中国交正常化50周年を記念した「満蒙開拓慰霊碑・親子地蔵尊桜植樹」、飯山市教育委員会発刊の『ユートピアを目指して<丸山邦雄物語>』を市内全中学校に副読本として配布、中学生・一般市民の満蒙開拓平和記念館の視察等々を実施し平和学習の取り組みについて紹介し好評をいただきました。会員の皆様に配布しました『丸山邦雄物語』をもう一度ご覧いただき日中関係細部の歴史をご理解いただき、日中友好活動について再度ご理解とご協力をお願いいたします。

 今年は「日中平和友好条約45周年」「河北省との友好40周年」の記念の年となります。コロナ感染が早く収束し更なる日中友好活動を推進し、非戦平和と会員の皆様のご健勝をお祈り申し上げ理事を代表して新年のごあいさつとさせていただきます。理事長 宮崎常夫

 開拓団慰霊碑、平和の思いを桜に(8/1)  2022

 索倫河下水内郷開拓団の慰霊之碑と親子地蔵尊が、飯山盾の平にあります。下水内郷開拓団として旧満州に渡り帰国した方々が索倫会を創り、満州で犠牲になった家族等の慰霊のために建立したものです。関係者はすでに他界されており、会は20数年前に解散しています。慰霊之碑・地蔵尊は当時の顧問をされていた方の私有地にあり、遺族の方が除草や清掃を続けてこられましたが高齢となり管理が難しく、土地を飯山市に寄付することになったそうです。 平和学習のため中学生も訪れる場所でもあります、日中友好協会として平和を願い友好を進める立場から、地蔵尊の周辺に桜の木でも植えたら如何でしょうか?と、市長から提案がありました。

慰霊碑の土地寄付が完了したとの事で現地を見て来ました。飯山日中友好協会としても協力して行きたいと思います。
  (事務局長 滝沢周一)

  丸山邦雄氏の顕彰碑完成式典(7/10) 2021             

 敗戦後「満州」からの邦人引き上げに尽力され「NHKドラマ、どこにもない国」の主人公のモデルとなった丸山邦雄氏の顕彰碑完成記念式典が新型コロナのためちょうど1年遅れで7月10日開催されました。

 飯山駅前公園での顕彰像除幕式の前段で記念講演会が飯山市文化交流館「なちゅら」で行われ、どこにもない国の制作に携われた中村高志氏、満蒙開拓平和記念館の寺沢秀文氏の講演があり、過去の歴史を知り、未来に繋いでいく大切さを噛み締めました。

 会場はコロナ感染対策で入場制限がありましたが200名ほど参加があり、飯山日中の会員は20名も集まり1年以上ぶりの再会と変わりないことに感激しました。長野市日中からも3名の方がおいでくださいました。

 未だ新型コロナの収束は見込めない状況ですが、協会だよりで絆を保っていく所存です。飯山にお越しの際は、飯山駅前公園の丸山邦雄氏の銅像をご覧ください。(飯山日中友好協会事務局長 滝沢周一  

≪ 飯山日中だより・21新春≫2021
丸山邦雄氏の銅像設置  

 中国葫蘆島からの残留日本人105万人の引き揚げに尽力された丸山邦雄氏の銅像が昨年11月7日、飯山駅前の公園に設置されました。

この像の制作者は、飯山市出身の彫刻家、猪瀬清四朗氏で、設置にはご子息の信州大学准教授、猪瀬昌延氏、上村力・飯山日中会長、長瀬哲・市教育長、富倉地区の方、市関係者らが立ち会いました。

長瀬教育長は、「5年間かけてようやくここまでこぎ着けた。やる事はまだ沢山あるが、ここに設置出来て感無量です」とあいさつ。また、ご子息の猪瀬氏は、「父はこの銅像を楽しんで作成し建てさせて頂ける事は、様々な方々のお陰で飯山に戻ってきたと思っている。来年の除幕式には是非出席させていただきたい」と述べました。上村会長は、「顕彰検討委員長として、戦後75年経った今日ここに建立された事に感謝したい。これを起因に平和な素晴らしい世界が出現することを祈りたい」とあいさつしました。除幕式は、本年7月10日に行われる予定です。
( 飯山日中友好協会 事務協長 滝沢周一 )

<飯山日中友好協会だよりNo99、2020.9.1> 

 安倍首相の、持病による職務継続は困難と突然の辞意表明。国内外に於いてニュースとして取り上げられ、それぞれの立場でコメントされています。森友・加計学園・桜を見る会の問題等、国民の多数が疑問視することがありました。2012年9月、前政権による尖閣諸島国有化に伴い日中関係が最悪の状態にあるなか、安倍政権になり、中国との会談を重ね習近平国家主席を国賓として招く段階まで関係を改善させてきました。新型コロナウイルスの影響を受け延期状態になっている事が心配です。政権が代わっても日中関係の改善を望むものです。

事務局の日々・・・・                       

 活動中止が続いています、10月1日、県日中で計画していた高原明先生(東大大学院教授)による日中友好協会70周年記念講演も中止となったようです。コロナ禍で激変している中国・日本・アジア・世界についての講演予定でしたが残念です。

 7月30日の信濃毎日新聞に、「満州の体験伝えたい」の記事を見て翌日ギャラリー山幸洞を訪ねました。山幸洞のご主人久保田さんと、開拓団の話しや飯山日中の話しを1時間程度して、米持さんの書いた「遥かなる満州」の冊子を2部いただき1部を満蒙開拓平和記念館に送りました。代わりに記念館発行の「証言 それぞれの記憶」1部いただき、米持澄夫さんに渡していただくよう再度山幸洞を訪ねたところ偶然米持さんご本人がおいでになり、お渡しする事ができ、お話しすることもできました。特に印象に残った事は、現地で勤労動員された炭鉱で落盤に遭い、日本人の仲間が埋まってしまい恐れて尻込みしていたら、中国人採炭夫が危険を顧みず掘出して助けてくれたこと、「日本人は友達甲斐が無い、仲間が石炭の下敷きになっているのに手を出そうとしない」と言われたこと。戦争は絶対だめ、平和を若い人に伝えて行かなくてはいけないと言われたことです。

 8月15日会員の石澤さんから電話があり、コロナ禍で活動が停止している状況なので、顔を合わせて少し話しませんか?との連絡があり、飯山日中で中国の現状に詳しい大口理事を誘い3人で会食をしました。勿論ディスタンスに気をつけて。

 ウイルス発信地(武漢)など暗い話が続き会員の中にも嫌中感が出るのでは?・地域で働く中国実習生を訪ねて話を聞いてみたいとか、大口さんの貿易会社は4月以降仕事がとどこうっていることや、中国語でのインスタグラム・SNS()の情報など・・・。70年前の日中友好協会設立、国交正常化から48年、切っても切れない経済交流への変遷。日本・中国の国家の体制の違いはあるが民間の団体として友好交流は続ける、若者への参加呼びかけなど、話は尽きませんでした。

 8月24日西条女性委員長より電話があり、毎年実施しているタングラムインターン生との交流についてホテルと打合せしたところ、現在コロナ禍でインターン生が居ないため実施できない。また、学びのエリア秋まつりについては飯山市公民館に問い合わせたところ、飲食提供部門は行わないとのことで「手作り餃子販売」は出来なくなりましたとのことでした。

活動が停滞するなかにあっても、女性委員会の行動に感謝です。    (滝沢周一)

 <飯山日中友好協会だより №42   2015・12・1

山に雪が来ました、嫌々やっている雪囲いが中々終わりません、会員の皆様には越冬準備万全の事と思います。12月2日に県日中第2回理事会、14日には飯山日中第3回理事会が開催されます。本年度前半のまとめと、後半の計画が話し合われます。会員の皆様のご理解ご協力をお願いします。

★ 県日中女性委員会の研修バス旅行に参加しました
11月19日(木)、県日中女性委員会恒例の研修バスツアーに参加しました。ツアー先は新潟市にある中国駐新潟総領事館で、日中友好協会65周年記念事業として、8回目の研修となりました。以前は東京・横浜方面へと、飯山からの参加者は早朝に集合し最終に解散と大変でしたが、今回新潟方面とのことで飯山日中の参加者も12名と大勢でした。

行きの車中では、自己紹介や交流会用に歌う「海はふるさと」の練習をして過ごしました。司会者から中国語で歌うのでと、突然ふられ恥ずかしながら滝沢事務局が指導しました。昨年のバスツアーのおり孔子学堂の朱丹陽先生の厳しい発音指導のおかげで何とか恥をかかずに済みました。

 県日中の役員さんが総領事室を表敬している間、参加者は地階にある査証申請窓口を見学し、総領事館玄関で記念撮影しました。領事館招待の昼食交流会は、皆が入れるほどの大きさが無く、近くの「張園」という中国料理店でした。最初に何平総領事から歓迎のあいさつで、日中間で色々な事があるが、こういう時こそ日中友好協会の民間の力が必要と述べられ、また、島津女性委員長のあいさつでも、昔から「一衣帯水の隣国」と言われていることを実感した、長野県から流れる千曲川は新潟県に入り信濃川となり、そしてこの新潟市で海に注ぎ、その向こうは中国です。と友好の大切さを強調しました。美味しい中国料理が運ばれ、練習してきた「海はふるさと」や里の秋を皆で歌い、有意義な交流会となりました。

★ 中国大使館の方が飯山日中 塩崎さんの果樹園を見学に来ました 

 11月17日(火)、昨年飯山市を訪問された、中国大使館参事官 阮湘平氏と二等書記官で果樹の専門官の柏燕秋氏が、日本シルバーボランティアの仲介で塩崎農園を訪れました。塩崎さんから連絡を受け、飯山日中のP Rを兼ねリンゴ園で交流しました。仕事の合間を縫って島津副理事長も参加していただきました。阮氏は昨年12月市長を訪問のおり、降雪がありリンゴの収穫期も終了していたため、今回柏燕秋氏に同行して来ました。阮氏に「お久しぶりです」と言われ、交流継続の大切さを感じました。阮氏も飯山日中の活動を大いに評価し、民間友好の大切さを語られました。リンゴ園では専門的な事を塩崎さんから聞き、見事に付いたリンゴをカメラに納めていました。塩崎さんの個人的な交流を飯山日中につなげて頂き感謝です。

★ 深圳市福田区 飯山市訪問団 に参加しました 

 11月3日から7日の間、広東省深圳市を飯山市長以下15名で訪問しました。今年4月に飯山市を訪問した、深圳福田区との友好交流の一環として行われたものです。団員は市議会・学校・体協・ゲートボール連盟関係者と飯山日中、大口理事と滝沢でした。深圳は1980年鄧小平による改革開放路線で経済特区に指定され急激に発展した市で、福田区の姉妹都市・提携都市は唯一日本長野県飯山市との友好交流提携のみです。(※ウィキペディア調べ) 初日は、各行政の窓口を統合したサービスセンター見学と小中一貫の外国語学校を参観し、2日目は学校関係とゲートボール組に分かれ行動し、我々はゲートボール交流試合の応援をしました。帰国後、飯山小学校校長の松木英文さんと、体育協会会長の石澤一芳さんが日中友好協会に加入して頂きました。

 <飯山日中友好協会だより №41  2015・11・1>

寒い日が続いています、戦後70年記念事業として開催した、映画「望郷の鐘」上映も会員の皆様のご協力により終了しました。残務整理が少し残っていますが、事務局として安堵しています。このたよりが届くころは、深圳市福田区飯山市訪問団の一員として大口理事と滝沢事務局は広東省深圳を訪問していると思います。次回のたよりで訪問の様子をお伝え出来ればと考えています。

 ★ 映画「望郷の鐘」上映会が開催されました 

 7月第1回理事会にて上映会決定をし、準備を進めてきました「望郷の鐘」が10月25日、飯山市民会館で催されました。上映開始前、上村会長が、映画「望郷の鐘」を観る会や4市村の首長始め各種団体の後援お礼と、戦後70年を迎え多くの犠牲と混乱の中から今日の豊かで平穏な日本を築くことができた中で、昨今の秘密保護法や安保関連法案が国会で成立するなど情勢は大きな曲がり角に来ている。この様な時期に「望郷の鐘」の観賞を通じて平和の尊さを次世代に受け継がれるよう期待する。とあいさつをして始まりました。入場者は417名、高校生以下の観賞者が極端に少なく残念でしたが、市民会館職員は映画での入場者数では最高の入りとの事でした。終了後、平和の大切さを嚙締めて帰られた方が多かった様でした。

◎「望郷の鐘」を観る会の皆さんが、映画の感想をアンケートとして取ってくれました。一部分紹介します。

◇素晴らしい映画を見せていただきありがとうございました。今回見られなかった方々にも見ていただきたいと思いました。(60代 男性)
◇祖父母の体験と同じです。子どもの頃から聞いていました。伝えていくことの大切さを感じました。(40代 男性)
◇一人のものにしないで、この事を近くの人に話していこうと思います。(60代)
◇苦しかったことのほんの一部が描かれていると思いますが。いとこが満州からの引き揚げだったので偲ばれました。山本さんの娘さんの帰国で感動が頂点でした。ありがとうございました。(70代 女性)
◇今日、この映画を見させていただきありがとうございました。戦争はあってはいけない、してはいけないとつくづく思い、子ども達にも伝えなくてはいけないと思いました。(60代女性)
◇とても感動しました。大勢見に来てくれてよかったですね。映画会を計画実行された皆さんご苦労様でした。(70代 女性)

<飯山日中友好協会だより№22  2014・4・1 >

 寒さも緩み、日増しに暖かさを増し北信州にも春が訪れました。新年度に入りましたが、皆様方には益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。
 日中友好活動の近況をお伝えし、ご理解とご協力をお願いいたします。

★第37回 日中友好スキー交流会が開催されました

 3月15・16日、1泊2日で志賀高原一の瀬ファミリースキー場で、37回目となる「日中友好スキー交流会」が開催されました。参加者は、東京・神奈川・松本・長野を中心に、留学生・帰国者・中国大使館・一般・家族も含め190名(前回木島平スキー場150名)の最多数の参加となり、運営されたスタッフの皆さんに大変ご努力をいただきました。飯山日中からは、男性5名・女性7名の参加をいただき、大活躍をいただきました。

 開会式では、主催者を代表し・長野県日中友好協会・女性委員長島津美智子さん(飯山日中)より、すばらしい中国語で歓迎・スキー交流会の意義・特に37年間にわたりスキー用具一式を提供いただいておるスワロースキーさんに感謝する旨の御礼のあいさつがありました。

 一の瀬ファミリースキー場は、高天ヶ原マンモススキー場と焼額山スキー場の中間にあり、両日とも大変好天に恵まれ、長野オリンピック・アルペン競技の開催地、焼額山スキー場のコースも目の前に見える初心者向けのゲレンデでした。参加者の内50名の初心者がおり、飯山日中・他経験者の指導をいただき2日目には全員リフトに乗ることができ、スキーの楽しさを会得いただき再会を誓い合いました。

 夕食懇親会では、恒例の飯山日中女性委員会の先導で、ハワイアンダンスの余興やら、各グループの出し物で盛り上がり、二次会も盛況に開催されました。

 閉会式での代表者の感想は、国と国の交流は今厳しいが、スキー交流会を通じ、これからも日中友好活動を推進されることが確認されました。中国大使館関係者9名の同席をいただいたことも、意義深い交流会となりました。

★ 手作り餃子の作り方講習会が開催されました

3月30日、飯山市公民館で、飯山日中女性委員会主催で一般の方を対象に、本場中国の水餃子の作り方講習会を開催しました。講師には深堀国夫さんアシスタントに深堀ちえこ・長津しずかさんをお願いし、会員一般あわせて24名の参加で作り、出来上がった熱々の餃子で楽しい講習会となりました。また、一般参加者の方から感想をいただきました。

★ 県日中友好協会定期大会が5月21日(水)長野市で開催されます。

飯山雪祭り・かまくら祭り友好交流会(2/9)2014 

飯山日中友好協会は2月9日(日)合併以来第2回目となる、雪まつり・かまくら祭り日中友好交流会を中国帰国者・永住者・実習生を招き開催しました。

当日は小雪まじりの曇天でしたが、マイクロバスで野沢から飯山・常盤経由で会員・招待者を乗せ、外様のかまくら祭り会場へ到着。その後、新幹線飯山駅前の雪像見学して城北グランド飯山雪まつり会場へ。見学終了後、なかまち食堂で懇親交流会を行ないました。

かまくら祭り会場では、宮澤ご夫妻に準備していただいた古代米入りのもち米を、実習生・会員合同で餅をつきました。出来上がったお餅は、かまくら祭り女性スタッフのお手伝いで、きな粉餅にして美味しく頂きました、キノコ汁のふるまいもあり、一般のお客様も混じって好評の餅つきでした。

実習生は飯山駅前の、大きなお城や滑り台に大喜びで、子供用のそりで何度も滑っていました。中国東北部では雪はこんなにたくさん降らないそうです。城北グランドの雪像を見学し、交流会場へむかいました。実習生の皆さんはこの様な交流は日常に無く、喜んでいました。今回は特別に、中国実習生にアンケートを実施しました。

吉林省などから来ている皆さんは、「とても楽しかった。雪がものすごい。初めてこんな大雪を見た。雪がとっても美しい」などと感想を語っていました。

<飯山日中友好協会だより №17  2013・11・1>

菊香る今日このごろ、朝夕はひときわ冷え込むころとなりました。会員の皆様方にはお元気でご活躍のこととお慶び申し上げます。日中友好活動の近況をお伝えし、ご理解とご協力をお願いいたします。

★ 日 中 平 和 友 好 条 約 35 周 年 記 念

 講演とパネルディスカッション開催  11月12日

今年は日中平和友好条約35周年の記念の年となりますが、日中関係は、尖閣問題などの危機を打開し得ないまま一年余りを経過しております。地政学的に引越しのできない間柄にある日本と中国の現状を見つめ、日中両国と国民が今後の相互信頼を深め平和と繁栄に貢献して行くにはどうしたらよいかなどを考える講演と記念の集いが開催されます。講演は、 村 山 富 市 元 総 理 大 臣 です。

★   中国本場の手作り餃子販売 
 10月6日 飯山市公民館で「飯山市総合学習センターフェステバル」が10月6日に開催され、飯山日中女性委員会が中心となり、中国帰国者・永住者による本場の手作り餃子の販売をしました。

 公民館玄関前に設置されたブースでは、本場の水餃子を買う方・その場で食べる方・大勢ご来場いただきました。販売所横には、日中友好協会の年間の諸行事の写真をパネルで紹介し、来場された皆さんに活動状況をご覧いただき、今後の加入促進の一助になりました。


★   女性委員会主催 親睦交流会  開催 10月26日 野沢温泉で

合併を記念して、去年木島平スキー場で開催した「親睦交流会」を今年は野沢温泉で開催しました。参加者は、上村会長ほか男性会員有志と女性委員会役員の20名の参加でした。特に、野沢温泉村長の歓迎あいさつをいただき、地元野沢温泉村の男性会員3名のご参加をいただきました。

当日は、小雨模様で霧の深い天候でしたが、野沢温泉スキー場の見晴台まで行き、雄大なゲレンデと紅葉を堪能しました。全国に一つしかない「日本スキー博物館」 をゆっくりと見学し、昼食を兼ねた親睦懇親会は話題の尽きない楽しい交流会となりました。

★   長野県日中女性委員会・バスツアー(研修旅行)のお誘い)

第6回目となるバスツアーは、11月21日 日帰り 東京方面に参ります。訪問地は、「江戸東京博物館と松本桜」の見学と小坂文乃様のお話を聞きます。県日中女性委員長は、飯山日中の「島津美智子」さんです。飯山日中から大勢のご参加をお誘いします。

第36回日中友好スキー交流会in木島平(2/23~24)2013

 長野県日中友好協会青年委員会(島崎公明委員長)と同女性委員会(島津美智子委員長)の主催により、2月23、24日の両日、木島平村のパノラマランド木島平スキー場において、第36回日中スキー交流会が開かれました。交流会には中国留学生・帰国者・中国大使館の皆さんをはじめ150人が参加し盛大で有意義な交流となりました。

 開会式では島津委員長と西堀正司県日中理事長、上村力飯山日中会長が、「大勢の参加者が心を通わせ、日中友好の楽しいスキー交流会にしましょう」とあいさつしました。その後、8班に分かれて青年委員会などの指導員のリードのもと、スキー教室がおこなわれました。初心者の方もだんだんとコツをつかみ直滑降からボーゲンへと進み、リフトに乗れるようになっていきました。スキーは2度目3度目でかなりの腕前の方もいました。留学生の要望に応えてスノーボードの班も開設されました。

 夜の交流会では、島崎青年委員長が留学生や帰国者、大使館の皆さんをはじめ150名の参加を得て盛大にスキー交流会を開催できたことに感謝し、「日中関係は現在困難な中にあるが、ゆらぐことなく民間同士の友好交流を進めていきたい。参加の皆さんにはスキー交流の楽しい思い出と友人を作り、日中の架け橋となっていただきたい」と述べました。木島平村の芳川修二村長や飯山日中友好協会の柳沢万寿夫副会長、中国大使館の孫美嬌参事官から祝辞をいただきました。孫参事官は3度目となる参加で、「日中の政府関係が厳しい中辛い思いをお互いにしていますが、両国は互いに切っても切れない間柄で、留学生や帰国者は日本の皆さんと仲良く付き合っていて、まさに親戚のような関係です。長い目で見て両国は必ず友好関係を築いて行くことが出来ると確信しています」とあいさつし大きな拍手をあびました。

 スキー用具を提供していただいたスワロースキーの中島勝弘専務が丸山哲三会長の代理で乾杯の音頭をとり、懇親会に入りました。杯を交わし交流しながら、和太鼓の歓迎演奏や、ビンゴ・ゲーム、女性委員会の優雅なフラダンスなどもあり、大いに盛り上がりました。木島平子供太鼓は小学2年生から中学生までの編成で全国大会3度優勝のハイレベルの迫力ある演奏で、感動しました。

 2日目はあいにくの大雪でスキー教室は安全を優先して行われました。豪雪地帯の豪快な雪の降り方には留学生の皆さんもびっくりしていました。昼は女性委員会の皆さんが心を込めて準備してくれたおにぎりと豚汁をおいしくいただきました。

 閉会式では、裏方をつとめた女性委員会メンバーが登壇し参加者から感謝の拍手が送られました。留学生の代表と大使館の呂新峰さんが「楽しいスキー交流でした。友人の皆さんの友好の熱意を必ず友人知人に伝えたいと思います」と述べました。帰国者の池田充さん、姜秀樹さん、金田友幸さんも家族連れで参加し「楽しい2日間でした。次回も参加したいです」と喜んでいました。

 王昌勝県華僑総会会長、池上一巳上田日中友好協会会長、湯本秀司木島平観光社長らも参加し、参加者を激励しました。
広域の飯山日中友好協会が誕生(5/19)2012

 飯山市日中と岳北日中2協会の合併設立総会が5月19日、飯山市で開催され飯山日中友好協会が誕生しました。両日中の会員ら34人が参加し、役員や活動方針などを審議決定しました。千曲川を挟んで、飯山市日中(89人)・岳北日中(木島平村と野沢温泉村27人)が約40年間にわたり、それぞれの活動を推進してきましたが、会員の高齢化と会員の減少などの事態に対応するため、昨年から合併準備会で協議し準備をすすめて来ました。

 役員選出では会長に上村力・元飯山市日中会長が、副会長に柳澤万寿雄・元岳北日中会長および服部一郎・元飯山市日中副会長が選出されました。上村会長はあいさつで、「日中友好活動は新しい時代に対応するため、近隣の村にも協会加盟を呼びかけて地域を一体化し組織を活性化していきましょう」と述べました。

 議事終了後、西堀正司・県日中友好協会理事長が「最近の日中関係・今後の友好運動」をテーマに記念講演。最後に設立祝賀会が行われました。
東北3県の日中友好協会と栄村に義援金を贈る(6/10) 2011

 長野県日中友好協会では、大震災を受けて義援金に取り組みました。迅速さをモットーに、取り組んだところ、1ヶ月半余の間に160万円あまりが集約されました。328人、18団体からご協力をいただきました。早速5月31日岩手・宮城・福島の各県日中友好協会に各30万円送金しました。

 6月10日には栄村に出向き島田茂樹村長に県日中、飯山・岳北日中役員が直接義援金50万円を手渡しました。3県協会と栄村から大変感謝され礼状をいただきました。今後とも長い目で被災地の皆さんにエールを送っていきたいと思います。引き続きご協力のほどお願いします。なお、協力者氏名等詳細は追って県協会会報にてご報告させていただきますが、この中には、中国連雲港市の万聯能源集団から海を越えて寄せられた50万円も含まれています。(直富商事の木下社長に架け橋となっていただきました。ありがとうございました。)

≪宮城県日中友好協会からの礼状≫
 東北の山々も日増しに緑が色濃くなり、仙台市内も”杜の都”の名のとおり風薫る景観になってまいりました。木々も花々も震災の惨さに屈しない強さを見せて、私たちに「東北がんばれ!」とエールを送っているようです。震災の復興は予想以上に捗らず、今後何年かかるか予測できない状態です。いまだ仙台市内でさえブルーシートが目立っています。
 先日はお心づくしのお見舞いをいただき本当にありがとうございました。この震災では多くの方々の篤いご支援ありがたく身にしみて感じております。まだまだ立ち直るには日にちがかかることと思いますがどうぞ見守っていってくださいますようお願いいたします。
 地元紙「河北新報」が大震災記録の写真グラフを発行しました。工場の被災で紙の供給も不足し印刷がなかなかできない中での発行でした。今回の震災は千年に1度の災害とか・・・記録としてとめおかれますようお送りいたします。
 私ども宮城県日中友好協会会員にも犠牲になった方がありました。(気仙沼市本吉国際交流協会=本吉町日中友好協会3名)慰霊のためにも会員一同力を合わせて復興に邁進してまいります。
 視察にお出でになる予定もおありと伺いましたが、その節にはどうぞお声掛けください。ご案内させていただきます。
 お見舞いに深く感謝いたしますとともに、貴協会の益々のご発展と皆様方のご健康を祈念いたします。
  (6月7日 宮城県日中友好協会 会長/江幡武  理事長/蘇武多四郎  事務局長/本郷祐子)

≪福島県日中友好協会からの礼状≫
 3月11日の東日本大震災により、福島県内は地震、津波に加え、原発問題が大きく乗りかかり、さらにそれによる風評被害と未曾有の大被害となりました。当協会では、家を失い、家財を失い、仕事を失い大きな被害を受けた会員も多く、地区協会及び県協会の今後の活動に大きな影響を受けております。
 このたび長野県日中友好協会におかれましては、この大被害につき支援活動をおこされ、多くの皆様のご協力のもと、福島県日中友好協会に対し多大な義援金をお送りいただきました。ここに深甚なる御礼を申し上げます。
 お送りいただきました義援金は、当協会及び地区協会の今後の活動の大きな礎として活用させていただきます。
 長野県日中友好協会の皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
  (6月7日 福島県日中友好協会 会長/高木厚保)
HOT.HOT探検2008に参加 (10/5.2008) 

 10月5日(日)HOT.HOT探検2008に女性委員会が参加しました。
 今年も中国からの帰国者や結婚による飯山市在住者等の皆さんの協力を頂き本場中国の手作り餃子を作り販売しました、また飯山市日中友好協会の活動状況のパネルを展示しました。
                                                                

2008第9回日中友好交流マレットゴルフ大会開催(8/31.2008)

 8月31日(日)第9回日中友好交流マレットゴルフ大会を長峰運動公園マレットゴルフ場で開催しました。

 本年は中国からの帰国者・永住者、会員等21名の他7月から飯山市で合宿中の吉林省サマージャンプ訓練隊 張 桂珍団長、朴 雪峰コーチ他コンバインド選手3名とスペシャルジャンプ女子の選手6名の皆さん、飯山市スキークラブの佐藤会長他役員2名も参加いただき楽しく競技ができました。

 大会終了後は競技の表彰式を行い、中国からの帰国者等との交流、吉林省サマージャンプ訓練隊激励と今後の活躍を祈念して焼き肉パーティを盛大に行いました。
  

第18次中国留学生ホームスティ歓迎交流会開催(7/24.2008)

 本年度は飯山日中事務局長丸山勝三氏宅で中国留学生を2名受け入れていただきました。
 7月24日(水)飯山駅前びっくわんで歓迎交流会を開催しました。

 留学生は 何 穀 さん(四川省 東洋大学) 何 健さん(天津市 慶応大学)です。

第8回飯山市日中女性委員会総会開催(6/15.2008)

 6月15日(日)女性委員会の第8回定期総会が飯山駅前「びっくわん」で開催されました。

 総会では2007年度事業報告・決算報告が承認され、中国からの帰国・永住女性との交流・支援、会員相互の親睦・研修等の活動を行い協会の一員として協会発展のため、女性の立場でよりきめ細かな活動を進めるとする活動方針を決定しました。

第23回飯山市日中友好協会定期総会開催(5/31.2008) 

 5月31日(土)第23回飯山市日中友好協会定期総会を開催しました。総会は2007年度事業報告・決算報告が承認され、2008年度活動方針・予算が原案どおり決定し、新役員が選出されました。活動方針では、日中平和友好条約30周年と長野県・河北省友好提携25周年記念事業への積極的協力、訪中団の派遣、中国からの帰国・永住者の支援と交流(日中友好マレットゴルフ大会の開催等)等の取り組みを決定しました。

 選出された新役員は名誉会長 丸山哲三・清水重右エ門、会長 上村 力、副会長 服部一郎、理事長北條一義、副理事長山崎正孝・島津美智子、女性委員長西条智子、会計理事宮澤邦彦、事務局長丸山勝三、事務局次長滝澤周一、監査高山 功・高主精一の各氏です(任期2年)。また、当日は、5月12日に発生した中国四川大地震の被災者支援のため募金箱を設けたところ出席会員等大勢の協力があり早速「長野県日中友好協会中国四川大地震支援募金」へ送金しました。
                                                 

河南省山門峡市果樹園芸技術者視察団飯山市を訪問(11/21.2007)

  11月21日(水)に河南省山門峡市果樹園芸技術者視察団が飯山市を訪れ、飯山市長を表敬訪問されました。

  

HOT HOT探検2007(NPOまつり)に参加(10/14.2007)

 10月14日(日)HOT HOT探検2007が飯山市図書館前駐車場で開催され女性委員会が参加しました。当日は中国からの帰国者等の協力による手作り餃子の販売と飯山市日中友好協会活動状況のパネル展示を行いました。 (飯山市日中友好協会活動状況パネル展示)

     

第8回日中友好交流マレットゴルフ大会開催(8/26.2007)

 8月26日(日)に第8回日中友好交流マレットゴルフ大会を長峰運動公園マレットゴルフ場で開催しました。中国帰国者等が6名、一般・会員15名の参加がありました。競技終了後は恒例の焼き肉パーティで交流しました。

開会式

女性委員会第7回定期総会開催(6/17.2007)

  6月17日(日)女性委員会の第7回定期総会が飯山駅前「びっくわん」で開催しました。総会では2006年度事業報告・決算報告が承認され、中国からの帰国・永住女性との交流・支援、会員相互の親睦・研修等の活動方針を決定しました。
第22回定期総会開催(5/19.2007)

 5月19日(土)第22回定期総会開催が飯山駅前びっくわんで開催されました。
総会の前に県日中友好協会理事長西堀正司先生から日中友好の現状と将来についてご講演いただきました。
総会では2006年度事業報告・決算報告が承認され、2007年度活動方針・予算原案どおり決定しました。
(左) 総会前の記念講演 (右) 総会議長 清水会長