１９３１年 満州事変
１９３７年 盧溝橋事件・日中全面戦争
長野県としては満州開拓団３．３万人の送出、島兵団３千人が河北省南部駐屯、河北
省などから２千名あまりが強制連行(２４０名あまりが犠牲)
１９４５年 太平洋戦争・日中戦争が日本の全面降伏によって終結。
１９４９年 中華人民共和国成立
日中友好協会設立準備会発足
１９５０年 日中友好協会創立
日中戦争の反省にたって、日本の軍国主義的錯誤を改め日中不再戦・平和友好を理
念としてスタートした。（内山完造先生ら先覚者の努力）
第２次大戦の終結から、朝鮮戦争に向かう米ソ冷戦の厳しい冬の時代で あった。
１９５６年 長野県日中友好協会設立
強制連行殉難者の遺骨収集と慰霊・遺骨送還の取り組み、開拓団現地訪問への期
待。
日中国交正常化を目指して民間の幅広い努力・ＬＴ貿易や覚書貿易運動 の紆余曲折
はあったが友好協会はそのつど多くの国民・県民の共感を得て日中両国の架け橋とし
て細く険しい道を次第に拡げてきた。
１９７２年 日中共同声明・日中国交正常化
法的な戦争状態の終結、日中国交正常化の実現。
交流の流れが年毎に拡大、地方自治体の参加、協会としても各界と提携しての幅広い
態勢作りを目指す。
１９７４年 日中航空協定 (人的交流拡大の基礎ができる）
１９７７年 長野県日中友好県民の翼（西沢権一郎知事団長１３５名）北京・河北省など友好訪問。
１９７８年 日中平和友好条約締結、日中関係の基本を条約として確認。
この年中国は鄧小平の改革開放政策へと舵をきり、ここに日中関係の大発展の基礎が
出来上がった。
１９８１年 長野市と石家荘市が友好都市提携。
１９８３年 長野県と河北省が友好提携（吉村午良知事の訪中と張曙光省長の来県）
経済・農業・医学・スキー・学術・文化・青年交流など各分野の交流が幅広く展開。
＊地区日中友好協会の拡大
＊県・関係団体・日中友好協会が連携して実施委員会を構成し専門分野の交流を推
進（長野県方式）
＊友好都市提携の推進（長野県＝河北省、長野市＝石家荘市、須坂市＝四平市、伊
那市＝通州区、松本市＝廊坊市、上田市＝寧波市、他）
＊県内企業の中国進出（450社670件）
＊中国残留邦人の帰国と自立支援活動（４３００名県内在住）
＊留学生の拡大（信州大学や長野大学など５６０名）
１９８４年 日中青年友好交流で日本青年３０００人が訪中。
１９８９年 天安門事件
１９９２年 鄧小平の南巡講話
日中国交正常化２０周年、天皇・皇后両陛下訪中。
１９９８年 江沢民国家主席来日、「平和と発展のための友好協力ﾊﾟｰﾄﾅｰｼｯﾌﾟの構築に関する日
中共同宣言」を発表。
長野冬季オリンピックに２００人の中国友人を招く 希望小学校４校を河北省に寄贈
２０００年 日中友好協会創立５０周年
社団法人日中友好協会として新たなスタートをきる。協会の伝統を受け継ぎ発展させ民
と官が提携して友好協力を進めていく。県協会も加盟団体として協力。
日中緑化協力プロジェクト・河北省太行山平山県にてスタート
２００１年 日中友好協会･中日友好協会など日本と中国の１７の民間友好団体が北京で｢新世紀
における日中民間友好宣言」を発表。
小泉首相の靖国神社参拝で以後２００６年まで「政冷経熱」状態が続く。
２００５年 中国各地で反日デモ。
第１０回日中友好交流会議が長野市で開催、全国本部に協力して会議を主管。
２００６年 安倍晋三首相訪中、胡錦濤国家主席と会談、「日中共同プレス」発表。
２００７年 温家宝首相来日、福田康夫首相訪中。
長野県日中と中国国際放送局が「長野ラジオ孔子学堂」開設の協議書。
２００８年 胡錦濤国家主席来日、福田首相との間で「戦略的互恵関係の包括的推進に関する日
中共同声明」発表。
長野市で北京オリンピック聖火リレー「静かにあたたかく聖火リレーを迎えよう」と呼び
かける。四川大地震・義援金を送る。
村井仁知事・井出正一会長一行、河北省訪問２５周年記念式典出席。
北京オリンピック開催。
２００９年 胡春華・河北省長来県。
習近平副主席来日
２０１０年 尖閣沖漁船衝突事件起きる 日中関係悪化
２０１１年 ３．１１東日本大震災 中国が支援 日中関係徐々に好転
野田佳彦首相訪中
２０１２年 尖閣国有化と中国側の反発で日中関係悪化
日中国交正常化４０周年記念事業影響を受ける
２０１３年 阿部守一知事、友好提携３０周年を記念し河北省を訪問。
２０１４年 北京APECに際し、日中首脳会談
２０１５年 バンドン会議に際し、日中首脳会談
北京、日中友好交流大会の席上、習近平国家主席日中関係に前向きな講話
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