東京五輪ホストタウンと北京冬季五輪協力     

長野県、長野市、上田市、須坂市、飯山市、山ノ内町、下諏訪町などが中国を対象にした東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンに登録されています。中国理解を深めるために講演会、料理講習会、留学生や帰国者との交流イベントが県レベル地区レベルで実施されてきました。99日には長野市柳原交流センターで県日中女性委員会主催の「漢字文化と薬膳料理の会」が開かれました。本年はいよいよ本番を迎えます。ホストタウン事業としては事前訓練のための選手団の受け入れや応援団の派遣、コミュニティーライブサイトやパブリックビューイング開催が予定されており、協会はこれに協力していきます。

一方、22年の北京冬季オリンピック(スキー競技は河北省張家口市で開催)に向けて、長野冬季五輪のノウハウを活かした支援交流が行われています。県日中スキー交流委員会の受け入れで中国コンバインドスキー訓練隊(7~10月白馬・飯山のサマージャンプ台)、吉林省通化市青少年ジャンプ訓練隊(9/911月初旬飯山)などが訓練しました。723日には中国国家体育総局の苟仲文局長(中国オリンピック委員会主席)一行10名が白馬村を訪れ、長野県や白馬村、県スキー連盟、県日中友好協会ら関係者の歓迎を受けました。河北省冬季オリンピック弁公室訪日団一行6名が112729日来県。白馬を視察しスキー競技大会運営やスキー場管理の人材を養成するための研修視察などについて意見交換しました。長野県からは第37次県スキー交流訪中団が6月1520日中国スキー協会の招きで北京・張家口・長春を訪問、スキー関係者と交流しました。また長野県ジュニアクロスカントリー訓練隊一行12名が11月中旬、吉林省の吉林北山四季クロスカントリースキー場で河北省の選手と合同訓練をおこないました。本年も更に交流が深まっていくものと期待されます。
(2020.1.1)

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