年頭祝辞-祝中華人民共和国建国70周年、友好交流前進の年に

長野県日中友好協会会長 高波謙二

  新年明けましておめでとうございます。日ごろの日中友好事業へのご理解ご協力に厚く感謝申し上げます。

昨年は日中平和友好条約40周年・河北省との友好35周年に当たりました。日中関係は5月の李克強中国首相の来日、10月の安倍首相の訪中が実現し、大きく好転しました。2012年以来続いた厳しい冬の時代に終止符が打たれ、協力協調を確認した意義は大きなものがあります。

長野県日中友好協会はこの一年、県はじめ地区協会や関係団体のご協力のもと様々な活動に取り組みました。特に5月の許勤河北省長を迎えての友好県省35周年記念祝賀会、8月の河北省などから中学生卓球選手を招いての長野県日中友好都市中学生卓球交流大会、8~10月の中国ジャンプ訓練隊の受入れ、強制連行中国殉難烈士慰霊祭、大型人形劇「三国志」長野公演、中国を相手国とする東京五輪ホストタウンと北京冬季五輪支援事業などに取り組み成果を上げることができました。満蒙開拓平和記念館の入場者もすでに15万人を超え、セミナー棟建設に向け協力を呼び掛けています。9月井出正一先生は帰らぬ人となられましたが、私たちは先生の生前のご活躍に感謝し、遺志を継いで努力していきたいと思います。

本年は中華人民共和国建国70周年の年に当たります。巨大な変化を遂げている中国の現状に関心を寄せ、相互に等身大の理解をすすめていきたいと思います。協会は70周年を祝賀する有意義な行事を計画するとともに、友好の翼訪中団はじめ友好訪中団の派遣を計画していきたいと思います。ともに関係好転のチャンスを活かし新しい友好の仲間を増やし後継者を育てていきましょう。友好を望む両国の有為の人々と連携し交流の活性化を図り、相互信頼を回復していきましょう。引き続きご支援ご協力をお願い申し上げます。

 

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